木版画あすなろう会

木版画を見てあんなのがつくれるといいなあ~と思う人

美術館

2010-05-01 20:42:45 | Weblog
今日は版画教室でした。

教室が終わってから、都合のつく人だけで、近代美術館へ行ってきました。
『池田満寿夫版画展』を行っているからです。
行ってから気づいたのですが、9日の日だと、奥さん(結婚はしてなかったようです。同棲だけ)のバイオリンが、入場料だけで、聴けたのだそうです。

池田満寿夫の版画は、ご存知のように、銅版画、ドライポイントによる線描作品、リトグラフです。
ベネツイア。ビエンナーレ展で国際大賞をもらわれた作品も展示されていました。
奥さんも、2度結婚され、離婚され、山本陽子さんとは、結婚されていなかったようです。
外国にいるときの作品は、エロチックな作品が多く・・・・
これが、芸術(?)なのかなあ~と思うのも沢山ありました。

でも、色彩や、形、など・・・・勉強になるものがありました。

二階は、常設展になっており、美術館が所蔵している作品を展示していました。
”なぐりつけ作品”というのがあって、白いキャンバスに、色々な色を付けた筆をもって
色を付ける(絵の具だけ投げてつける)やりかたの作品がありました。
うちの孫でも、面白がって作れるような・・・そんな作品です。

ガラスに水っぽい絵の具を載せ、その上に紙を載せて、その紙を剥がす作品。
これは、「版画」だそうです。
同じ作品は、二度と作れないのですが、「版から写す」から、「版画」だそうです。
抽象ぽい作品ばかりです。

学芸員の話

『具象の作品は、景色なら”景色か”と想うだけ・・・・まあ~綺麗だな、美しいな・・・と想うだけ!でも、抽象は、わから無いから、考える、あ~かな、こう~かな?と
また、角度を変えてみたら、また違ったように見える。・・・だから、抽象作品は、飽きさせない!』

と。