連日の大雪で、うちの会社の従業員と旦那は、不眠不休で除雪にあたっている。
毎日、夜の11時ごろに出かけて行って、6時~7時までに戻ってきて、朝食を食べてから、8時頃まで少し体を横にして
休んでいます。
8時になったら、事務所に行き、再び、除雪作業です。夕方の4時~5時まで終えて、夕食を食べに帰ってきて、食事の後
炬燵に足を突っ込んで、ごろ寝です。気象予報とにらめっこです。
熟睡はできません、卒中、除雪関係の会社やら役所から電話が入り、そのたびに、応対しています。
雪模様を見ながら、再び9時ごろか、10時ごろには出かけていきます。
除雪も大変です、いつも自分で家の周りをスコップで綺麗に除雪なさっている人の家の前に、大きな雪の塊を置いていくこともしばしば・・・・
それで、苦情・・・
また、路地の雪を重機で集めてきて、それを捨てるのも、大抵、空き地か田んぼに捨てるのだが、あとで、
「ここに捨てないでくれ」と苦情の電話が入ります。
中には、捨てた雪をどこか他へ持って行ってくれ、とまで言うってきます。
空き地や田んぼが無い場合、その雪をずーっと押して、次の空き地がある場所まで持って行かなければならないから時間がかかります。
また、雪を捨てる場合、重機の車体が半回転するので、狭い路地など家の塀にぶつけないように気を付けなければなりません。
バックする時も、人間がいないか確認してバックしなければなりません。
人は、運転手が気づいていると思うのか・・・・重機のすぐそばまで歩いてきます。重機のそばに来たら車体の影になって見えないから
危険なのです。
以前、ほかの業者の方で、高校生が積雪があるにも関わらず、自転車を引いて重機に近づいて、引かれて障害者になって、今も施設に
はいっています。そうなると、本人はもちろんだが家族も悲しい思いをするし、業者も、労災事故を起こすと、5年間公共事業の指名入札に
入れてもらえず、小さい会社は倒産になります。
富山の雪は、水を含んだ重い雪で、新雪だけ(上っ面)をさらって除雪するのは、簡単なのだが、うちはアスファルトまで出すようにしています。
寒入りしてると、水ぽいところが凍結して、朝、大変なことになるからです。
重機のバケツで上手に雪を捨てれない場合は、同じ道路上を向い合せになってお互い雪を集めてきて、バケツ同士をそーっとぶつけて、お互いの
バケツの中に、雪を入れて、バックし、回転して捨てます。
ただ、重機を運転できるから・・・・と簡単にできないのです。技術がいるのです。
わたしも、運転したことが無いからよくわからないけど・・・・見ていると、ギアが2本あって、タイヤを動かすのとアームを動かすのとあって、
アームを動かしながら、バケツを動かしたりと・・・・頭の回転が良くないと(十分体験すればできることなのかもしれないが)できないのです。
従業員の中に、ほかにも免許を取らせた人も数名いますが、やはり、実際に運転させると”ちょろい(下手でもたもたしている)”ので、時間がかかって
仕方がないし、見ておれない。そのうち、事故でも起こしたら、元も子もないので、同じ従業員に出てもらっています。
ま、わが社の従業員は、30代の若者が多いので、その点助かっています。
今日と明日は、雪も小康状態らしい。
二日間、ゆっくり寝てもらって、十分体を休めて、来週に備えてもらいたい。
来週から、また寒波が来るみたいだから・・・・・
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