今日の午後は近くの居酒屋で自治会教養委員会の新年会へ出席。ちゃんこ鍋をつつきビールと差し入れでもらった能勢の吟醸酒をいただきながら諸々の話が延々と4時間近くに及びました。
うーん、内容的になかなかここには書き記すことはできないのですが、まあ最後は、新年度もお互いによりよき地域づくりのためにそれぞれ能力を発揮しようではないかということでまとまりました。ハイ!
さて隣の席に座っていたご婦人のT居さん、いろいろ話を聞いていると実に多才な人であることが判明しました。外見はごく普通のおばちゃん(おっと失礼)なのですが、水墨画歴30年、陶芸歴も30年をはじめとして木彫り、ステンドグラス、和裁、洋裁、着付、料理などまあ何でもできるというか、こんな人がいてはるんやと驚きました。
水墨画は各地の展覧会にも出品、いろんな受賞歴もあり、現在は天王寺美術館への出品作品を製作中です。いくつかの専門家筋からの引きもあったそうですが、あくまでも趣味としてやっていることなのですべて断っているそうで、吹田市内のいくつかの公民館では陶芸と水墨画の講座の講師を務めてもいます。
新年会終了後、作品を見せてもらいに自宅にお邪魔しました。1階がアトリエスペースです。玄関を入るなり正面には中国の下町の路地を描いた水墨画がドーンと壁にあり、奥の部屋には富士山の50号水墨画と同じくスイスの岸壁を流れる滝の水墨画がありました。スケッチ旅行で訪れた国は数知れずで、隣の部屋の100号の現在制作中の作品も見せていただきました。
約1時間ぐらい話を聞いていたでしょうか、いろいろ話を聞くうちに、なるほどなるほどと、水墨画の面白さのようなものも伝わってきました。別れしな、ほとんどすべての食器を自分で焼いているというT居さんですが、お土産にナントカカントカという処理を施したというなかなか素敵なグラスをいただきました。
さっそく明日からはこれでビールをいただくことにしましょう!