どうしようもない政治のおかげで私たちはとても生きづらい思いをしながら毎日を過ごしています。その生き辛さは特に弱い立場の人たちには絶望的な苦しみを伴って押し寄せているように思うのです。暮らし、医療、福祉、教育などそのどれをとっても決して安穏とはしておられない状況が全国に広がっています。まさにどうすることもできないといっても言い過ぎではありません。
でもこの国には憲法9条があり、25条があります。これがある限り、いくらどんなに政治が酷くても、最低限のことは守られている、そう思いたい、あるいはそこに希望を見出して生きていきたいと強く思います。
大阪社会保障推進協議会がこのほど発行した『暮らしといのちと笑顔を守る相談活動ハンドブック2009年版』(A5判36ページ)にはなにかそんな思いが込められているんじゃないかと読んでいて思いました。
この『ハンドブック』には、実は私たちが普段あまり知っていない、あるいは正確には知らされていないと表現したほうがいいかもしれないような、生きるための手立てがさまざまな制度として具体的に、今すぐに役立つように書かれています。これを利用しない手はありません。こんなことがあったんだ! こんなことができるんだ! もっと早くに知っておけばよかったのに…と思うようなことがいっぱい紹介されています。
『ハンドブック』の前文にはこうあります。
この1冊で救える命があるかもしれません。
この1冊で守れる笑顔があるかもしれません。
まさに救世主と表現してもいいでしょう。その内容は宝です。しかし使わなければ、利用しなければ宝の持ち腐れになります。お役所はこうしたことは自らはほとんど知らせてはくれません。だからまず何ができるのか制度を知る、そして申請する、さらにより良いものに運動の力で変えていくことが普段から必要なのですね。
まずあなた自身を、あなたの大切な家族を、あなたの友人・知人を、そして日本中の苦しむ人たちを救うためにぜひ活用してください。
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