『子育てがおもしろくなる話』(土佐いく子・著)のその後編の発行を目指して、ただいま原稿入力作業中です。
『子育てが~』の初版は1994年でした。現在13刷でわが機関紙出版のロングセラーの一つになっています。決して派手な本ではありませんが、ほぼ毎年のようにコツコツと重版を掛けてきました。
正直申し上げて、なかなか書店店頭では動きません。ほとんどは著者である土佐いく子先生の手売り、あるいは講演会や講座、集会などでの販売です。なので絶対に、堺市南区方面には足を向けては寝られないのです! 現在も売れています。
発行から16年、土佐先生はついに昨年定年退職されました。先生の教え子たち、最も古い教え子世代は既に46~47歳ぐらいになり、中には子育てが一段落した方達もいることでしょう。ということは、教え子たちが子育て世代となり、この本を読んでくれているということも十分に考えられます。
おお~っ、なんと素晴らしいことではないでしょうか。もしそういう事実があるならば、親子2世代にわたって読み継がれる本ということになります。有名な児童書ならばたくさんそのような本はあるでしょうが、この種の本では、少なくともウチの本では初めてのことになります。
なぜこの本はこんなに長く、今も読まれているのだろうか? そんなことも、今の作業をしながら考えてみたいと思います。ハイ!