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「政治とカネ」考える本、企画中です。

2009年10月01日 | 編集・営業ふらふら雑記

 政治の話です。昨日、2008年政治資金報告書と政党助成金報告書が公表されたのに関連して、『毎日』が民主党のあきれるばかりの恥ずかしいお金の使い方の実態の一部をスクープしました。はあ? 何これ?といった印象で、民主党政権の行く末を案じてしまいます。

 その調査によると、要職に就いた民主党議員のうち5人の政治団体が「キャバクラ」などへの支払いを政治資金収支報告書に「政治活動費」として計上していたそうで、2003~07年のその合計額は500万円超とのこと。

 詳しいことは上脇教授ブログを見ていただければいいのですが、やはり政党助成金などという全く努力することなく空から降ってくるお金をタダでもらい続けていると、おかしくなるのでしょうね。

 それって国民の税金です。血税です。こういうあり得ん話が、あり得る日本ってやっぱりおかしいので、そこんとこ、特に民主党にはまず自ら率先してはっきりしてほしいでね。

 でも収入源の約84%が政党助成金(自民党は約51%)からなる民主党がそこをはっきりさせることってできるんかなあ…とも思いますが。

 記事によれば、政治家本人は「行っていない」「答えられない」ということのようではっきりしませんが、参議院議長の政治団体が〈女性従業員が下着の上にワイシャツだけ着た姿で接客したり、看護師姿やチャイナドレス姿で接客する〉キャバクラに行って接待したり、こともあろうに文部科学大臣の政治団体が〈ニューハーフショーパブや京都・祇園の舞妓(まいこ)姿の女性が接客するスナック〉で飲食していたそうです。

 まあ、せめて自分の財布で支払うならともかく、その支払いに国民の税金の一部が使われていたということになるわけで、しかも文部科学大臣(まあ、その後になって就任したのでしょうが)ともあろうお方が…! 子どもたちに会わせる顔がないでしょう……。

 ということで、政権交代したとはいえども、まだまだ「政治とカネ」問題はいろいろこれからも出てきそうですし、関連して政党助成金問題は絶対にメスを入れるべき問題だと思います。

 なので、ただ今そういったことを考える本を企画中です。著者は神戸学院大学教授の上脇博之さんです。若い人にも大いに政治に関心を持っもらえる、そんな内容にしようと相談しています。

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