昨日の日曜日、1年間の浪人生活をしていた次男にようやく吉報が届きました。それはそれで大変嬉しいことで、親としてはとにかく胸をなで下ろしたというか、ひとまず安心しました。年子の三男と共にこの4月から大学生です。2人には大学生活を大いに意味あるものにして欲しいと思っています。
さて問題はここからです。普通の人ならばこういうシビアなことはブログなんかには書かないだろうと思うのですが、今、大学生を抱えるお金持ちを除く多くの家庭にとってはかなり深刻な共通することではないかと思い、せっかくの機会?なので書いちゃいます(笑)。
というのは、2人とも私立大学に行くので、とにかく学費が大変なのです。文科系だからまだマシと言えるのでしょうが、それでも2人で初年度支払いが260万以上になります。2年生からは少しは下がるのかも知れませんが、まあ余り感覚としては変わらないでしょう。おまけに我が家の場合は長男が専門学校に通っていてそれがあと1年、この学費が150万円です。(彼には早く返済してもらうようバイトに精を出してもらっています)合計すると410万以上の学費をこの春に支払うことになります(前期・後期の分納というのもありですが、それにしても…)(泣)。まあ、まだ自宅通学圏内なので助かりますが、これが東京なんかでマンションにでも住もうものなら、どうすればいいんでしょうか?
とりあえず今年は払わないといけませんが、でも来年以降が続くかどうか…。当面の対策として2人には奨学金を受けてもらう予定です。でも昔みたいに無利子のものは条件的に受けられないようで、有利子奨学金になります。大学卒業と同時に高額の借金を抱えたまま人生がスタートすることになり、それはそれで辛いものがあります。
だいたいこのご時世です。その時に、果たしてそういう借金を返せるだけの収入がある仕事に就けるかどうかという問題が、先にありますからね。まあ、子どもたちには申し訳ないけど、そういう社会に今はなってるんですから。ホントに若者たちの未来が見えない国になっています。
コチラのサイトに拠ると“高校や大学の学費無料をめざす”という国際人権規約の条項を承認していないのは、157カ国のうち、日本、ルワンダ、マダガスカルの3カ国だけ。ほとんどの国が、若者がお金の心配なく学べるように努力しているそうです。鳩山政権もぜひそういう方向でがんばってもらいたいのですがね。
ということで、我が家の経済状態はこれから数年間、いや、もし何かあったら永久に、極めて厳しい状況に晒され続けることになります。「ホームレス中学生」のお父さんのように「これにて解散!」となることだけは避けないと!
うーん、ここはしっかり本を売らんとけませんなあ!