月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

まつばうんらん

2012-05-05 18:28:53 | 植物
ここ10年くらいで勢力を急拡大させた感のある帰化植物、マツバウンラン。

栄養のかけらもなさそうな乾いた裸地に生えてきて、かなり貧相な姿で冬を生き延び、4月の終わりごろになると不釣り合いなくらい高く伸びて(40センチほど)花を咲かせる。花咲くまでの下積み時代に姿が目立たないのが功を奏してか、除草剤攻撃もうまくかわして、着々と勢力を広げている。実は昨日アップしたリナリアとはかなり近い親戚筋(ゴマノハグサ科ウンラン属)にあたる。そういや花の形がそっくりだもんな。

うじゃうじゃ生えてるから撮るの簡単、なんて思ってたら、これがなぜだかいっこうにうまく撮れないので、わびさびの精神でもって一本に絞ってみたんだけど。いくらなんでもこりゃ寂しいな。