月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

おおうすむらさきふうせんたけ

2015-09-29 23:34:27 | キノコ
新ポイントは、ヤマイグチがやたら生えている他、シロヌメリイグチやハナイグチ、ショウゲンジなどがちらほら。

そんな時、離れたところを探していたトクさんが私を呼ぶ声が!もしや!?

あわてて駆けつけて、トクさんの指さす場所を見てみると、なんとそこにはMタケが……生えていた跡があった!!

ごめんなさい、正確にはMタケだかどうだかもわからないんだけど、何か大きめのキノコが根元から抜き取られてできたと思しき穴だったから、これはもうMタケに違いないと(^_^;)

その後、朽ち果てたホウキタケやハナビラタケなどを見つけたが、ついぞ大本命への足がかりはつかめないまま。

そうこうしているうち、どうもトクさんの状態がおかしいことに気付いた。午前中の積極的に歩き回ってキノコを探していたテンションはどこへやら、キノコ探しはそこそこに、口数も少なくとぼとぼと歩いている。

最初は機材が重くて疲れたのかなと思っていたが……さては私が何か重大な粗相をして機嫌を損ねたのかもしれない……などと頭の片隅では思いつつも、ついキノコ探しに夢中になってしまう悲しいサガよ(苦笑)

帰りの間際に、ひときわ巨大なフウセンタケを見つけた。傘の直径が15センチもある!こんな大きいフウセンタケ見たことないぞ!

食えるヤツかな・・・?そう思ってニオイをかいでみたら……っっ!くさい!これは、午前中に見つけたオオウスムラサキフウセンタケと同じ、「アセチレン臭」と言われてるニオイだ!

そっかー、最初あんなにきれいな薄紫色なのに、大きくなると茶色っぽくなるんかー。こんなん判別不能だわ。


若い菌。ちなみにオオウスムラサキフウセンタケは胃腸系の毒キノコ。