手打ちそば ながお （東広島市黒瀬町）

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年末にかけて、さて今年はどこの蕎麦を食べようかと考えるようになります。
だいたい30日か31日に食べるのですが、それより先に友達が週末に実家に帰ってきたので蕎麦屋へ行ってきました。

行った先は、東広島市黒瀬町です。



国道375号線を右手に（野呂山の方へ）細い道をまだ釜高と登っていくと、一番上にあります。

途中に工場などあるので、この道であっているのか？と思ってしまいます。

一般の家を店に改装した「手打ちそば　ながお」へ到着です。



どうぞ、お好きな席へと通されて一番奥の床の間の前の席につきました。
注文を済ませて、飾ってある陶器を見てみました。
これがなかなかいいのですよ。



手に取った感触、大きさ、色、なんかとても馴染むのです。
こういうのほしいなぁと茶わんから湯呑、マグカップなどを見て、いつか買おうと思ったのです。
僕がいつか買おうというのは、もう手に入ったようなもので。
買うチャンスがいつか来るのです。



ちょうどいい副収入があるとかそんな感じの。
この店で出てくる器もこれです。
まずはお茶が出てきて、いいなぁこの器と思うのと、その部屋に飾ってあるのとで、なるほどねぇ。
九州のものなんですね。



この茶碗と皿。おいしい米に漬物は広島菜で、
カレーたくあんでもいいし。シンプルにおいしいものをいい器で食べたいです。お茶漬けにもいいですね。



さあ、出来上がりましたよ。
友達は、僕より小食なので天ざるにしました。
僕は、ミニ天丼とセットにしました。ごはんぶん多めということです。



天ぷらは、カラッとよくあがっていますよ。
天ぷらのおいしい店はいくつかありますが、どこの店も大量につくるのではなく、食べる注文に合わせてわずかにつくる。
それが油がいい状態が続くのですかね。



蕎麦は豊平の蕎麦の打ち方です。
少し白っぽくてこしがあります。次から次へ、すすっとはいっていきます。
このすっと口の中にはいっていくのは、水の切り加減かもしれません。



僕が選んだミニ天丼。
天ぷらにだしがかかっています。ご飯にはほとんどかかっていません。
天ぷら、ごはん、蕎麦、それぞれが単品で味わったような素材が生きた感じがします。
天丼のたれが多すぎないのがいいんですね。



隣の席に座った女性はおろし蕎麦を注文して、食べ終わるとすぐに追加注文をしました。
確かにこの店だと二枚目を注文したくなります。
僕もまねて二枚目をいただきました。ちょっと食べすぎですが、せっかくなのでまあいいか。

ここの蕎麦が少ないというわけではなく、のど越しがいいからついもう少しほしいなぁと思ってしまうのでした。

ざるそばは800円。追加の1枚は500円です。

近いのに、山の上まできてちょっとした小旅行気分で蕎麦を味わえます。

おいしかったです。また行こう。



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