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コジキジゲン

前頁からのツヅキ・・・壱百四拾五段

2013-09-27 23:56:33 | 古事記字源
 前頁からのツヅキ・・・
ーーーーー
 枕草子
 (一四五段)・・・百四十五段・壱佰四拾五段・壱四五段・陌肆足伍段
          1+4+5=10=十=拾=足
          1×4×5=20=二十=弐拾=念
 なほ(猶)・・・なほ・名捕・拿保
         尚・直・奈央・奈緒
 世に・・・・・「与・代・予・預
         豫・輿・余・夜・譽」爾
 めで・・・・・・目出・眼で・芽出・愛で
 たき・・・・・・多紀・瀧・滝・多岐・多気・多伎
         炊き・焚き
         他記・多紀
 もの・・・
 臨時の・・・・・臨字之
         綸旨(リンジ)
         ↓
         蔵人が天皇の意を受けて発給する命令文書
        「綸言の旨」の略
         天皇の口宣を元にして蔵人が作成
         発給した公文書の要素を持った奉書
        「りんし」とも
         天子などの命令・また、その内容
         綸命
         料紙は
         薄墨色の宿紙(シュクシ)を用いた
         礼記(ライキ)に
        〈王言如糸,其出如綸,王言如綸,其出如綍〉
         に由来・天子の言葉を綸言という
         平安時代中期以後は天皇の口宣を元にして
         蔵人が作成・発給した公文書
         その内容を綸命(リンメイ)という
        「宣旨」より手続きが簡略
        「天皇の命の主旨」を書いて蔵人がの名義で発行
         宣旨・院宣・令旨
ーー↓
 祭の・・・・・・まつりの・真通理之
 御前・・・・・・おんまえ・音真得・ゴゼン・語膳・語全
 ばかりの・・・・秤之
 事は、・・・・・言葉
 何事・・・・・・何字
 にか・・・・・・似化
 あらん。・・・
 試樂も・・・・・シヤクも・詞訳摸・史訳模
 いと・・・・・・意図
 をかし。・・・・可笑し・おかし・犯し
         御菓子
         音可視・音歌詞
         冒し・犯し
 春は空のけしきのどかにて、
 (ハルはアキの景色、ノドカ→長閑→咽喉禍)
 うらうらとあるに、
 (裏、裏、賭、有る爾)
 清涼殿の御前の庭に、
 (声量伝之、音全之、似話、爾)
 掃部司のたたみ(畳)どもを敷きて、
ーー↓
 「かもんりょう(掃部寮)」、
 「掃司(ソウシ) 」に同じ
  内掃部司
  ↓
 律令制で、
 宮内省に属し、
 宮中の→みやなか→天文学の十二宮
     視や名化
     キュウチュウ
     旧中・・・・旧事記→クジキ→挫き
     九中・・・・九州の中
     句注(註)・日本書記の注
     九柱・・・・柱は子供の数
 ↓
 五音音階の宮
 ↓
 宮(きゅう)=ド(Do)
 商(しょう)=レ(Re)
 角(かく)=ミ(Mi)
   中国伝統音楽には
  「ファ」に相当する音がない
 徴(ち)=ソ(Sol)
 羽(う)=ラ(La)
 ↓
 後に変宮(宮の低半音)と
 変徴(徴の低半音)が加えられ、
 七声または七音とされた
 ↓
 音階、音声の象徴的身分
 宮=君主
 商=臣下
 角=民
 徴=事
 羽=物
 ↓
 実際の中国音楽
 音高は十二律によって確定され
 理論上、各十二律で、
 五声の各音すべてを確定可能
 五声では六十宮調
 七声では八十四宮調
 宮を主音とする
 調式を「宮」
 その他の各音を主音とする
 調式を「調」と呼んだ
 八十四調式は十二宮七十二調、
 合わせて
 八十四宮調
 ↓
 燕楽では七宮二十一調
 北曲では六宮十一調
 南曲では五宮八調のみが使われた
ーー↓
 掃部司は 
 調度品の
 調達、
 管理の役所
 弘仁十一年(820)
 大蔵省掃部司(かもんづかさ)と
合併し
 掃部寮(かもんりょう)となった
 ↓
 「うちのかにもりのつかさ」
 伴部の掃部が付属して
 清掃・設営にあたった
 官司に配属される
 駆使丁が
 80人が配属され実務
 大蔵省掃部司と
 宮内省内掃部司が
 統合されて成立
 掃部司(ソウブシ・かにもりのつかさ)
 職掌朝廷行事の
 設営業務、清掃業務をおこなった
 内掃部司
 (ナイソウブシ・うちのかにもりのつかさ)
 職掌宮中行事の設営業務と清掃業務を担当
 調度品の調達・管理をつかさどった役所
ーー↓
 使は北おもてに、
 (北=背)
 舞人は御前のかたに、
 (トウジン→唐人・問う事務・問う寺務
  まいびと→毎人・真意備賭)
 これらは僻事にもあらん。
      ↓
 (僻事=間違い・誤り・過ち
 「ひがこと」・・・道理や事実に合わないこと・
  道理にはずれたこと・よこしまなこと・ひがごと)
 衝重どもとりて前ごとに居ゑわたし、
 (衝=ショウ・つく・・・衝突・衝撃
  ↓
 「opposition」は、
 位置天文学や
 占星術において、
 ある観測点(地球)から太陽系天体を見た時に、
 その天体が太陽と正反対の位置にある状態
 地球から見たその天体と太陽の黄経の差が
 180度となる瞬間点
 要所・重要な立場
 必ず通る道や地点・要所
 大事な任務
 惑星,小惑星,すい星,月が,
 地球から見て太陽と正反対の方向に見えるとき
 太陽とそれらの天体の
 視黄経の差が
 180゜になった瞬間で
 内惑星には衝は存在しない
 重=ジュウ・チョウ・かさななる・え・おもい)
ーー↓
 陪從もその日は御前に出で入るぞかし。
 (陪從=バイジュウ・ベイジュウ・みとものかみ)
 公卿殿上人は、
 (「苦行・公暁・九行」、伝承比渡葉)
 かはるがはる盃とりて、
 (変わる、臥割る、葉意採りて)
 はて・・・葉出
 には・・・爾葉
 やく・・・訳
 が・・・・臥・画・賀
 ひと・・・比渡
 いふ・・・意附
 物、・・・モノ
 男などのせんだにうたてあるを、
 (おとこ→音故
  等之
  せんだに→撰拿似
  うたて=失望する・嫌だ・情けない・気にくわない)
 御前に女ぞ出でて取りける、
 (音潜・音名)
 思ひかけず人やあらんとも知らぬに、
 (重意懸けず、比渡)
 火燒屋よりさし出でて、
 (「歌唱・仮称・寡少・嘉承・迦葉」也)
 多く取らんと騒ぐものは、
 (太句・緒補句・於保句)
 なかなかうちこぼしてあつかふ程に、
 (名化・納掛)
 かろらかにふと取り出でぬるものには遲れて、
 (化賂等掛爾、附賭→太)
 かしこき納殿に、
 (納殿→納伝→能生伝)
 火燒屋をして、
 (「歌唱・仮称・寡少・嘉承・迦葉」也)
 取り入るるこそ
 をかしけれ。
 (オカシけれ)
 掃部司のものども、
 (創部詞・双節・想武史)
 たたみとるやおそきと、
 (多々見取る也、遅き→晩き・於蘇記)
 主殿司の官人ども、
 (主伝史)
 手ごとに箒とり、
 (出言爾、箒→「放棄・法規・蜂起」賭理)
 すなごならす。
 (素名語納等諏・砂子鳴らす)
 承香殿の前のほどに、
 笛を吹きたて、
 拍子うちて遊ぶを、
 疾く出でこなんと待つに、
 有度濱うたひて、
 竹のませのもとに歩み出でて、
 御琴うちたる程など、
 いかにせんとぞ覺ゆるや。
 一の舞のいとうるはしく袖をあはせて、
 二人はしり出でて、
 西に向ひて立ちぬ。
 つぎつぎ出づるに、
 足踏を拍子に合せては、
 半臂の緒つくろひ、
 冠袍の領などつくろひて、
 あやもなきこま山などうたひて舞ひ立ちたるは、
 すべていみじくめでたし。
 大比禮など舞ふは、
 日一日見るとも飽くまじきを、
 終てぬるこそいと口惜しけれど、
 又あるべしと思ふはたのもしきに、
 御琴かきかへして、
 このたびやがて竹の後から舞ひ出でて、
 ぬぎ垂れつるさまどものなまめかしさは、
 いみじくこそあれ。
 掻練の下襲など亂れあひて、
 こなたかなたにわたりなどしたる、
 いで更にいへば世の常なり。
 このたびは又もあるまじければにや、
 いみじくこそ終てなん事は口惜しけれ。
 上達部なども、
 つづきて出で給ひぬれば、
 いとさうざうしう口をしきに、
 賀茂の臨時の祭は、
 還立の御神樂などにこそなぐさめらるれ。
 庭燎の烟の細うのぼりたるに、
 神樂の笛のおもしろうわななき、
 ほそう吹きすましたるに、
 歌の聲もいとあはれに、
 いみじくおもしろく、
 寒くさえ氷りて、
 うちたるきぬもいとつめたう、
 扇もたる手のひゆるもおぼえず。
 才の男ども召して飛びきたるも、
 人長の心よげさなどこそいみじけれ。
 里なる時は、
 唯渡るを見るに、
 飽かねば、
 御社まで行きて見るをりもあり。
 大なる木のもとに車たてたれば、
 松の烟たなびきて、
 火のかげに半臂の緒、
 きぬのつやも、
 晝よりはこよなく勝りて見ゆる。
 橋の板を踏みならしつつ、
 聲合せて舞ふ程もいとをかしきに、
 水の流るる音、
 笛の聲などの合ひたるは、
 實に神も嬉しとおぼしめすらんかし。
 少將といひける人の、
 年ごとに舞人にて、
 めでたきものに思ひしみけるに、
 なくなりて、
 上の御社の一の橋のもとにあなるを聞けば、
 ゆゆしう、
 せちに物おもひいれじと思へど、
 猶このめでたき事をこそ、
 更にえ思ひすつまじけれ。
 「八幡の臨時の祭の名殘こそいとつれづれなれ。
  などてかへりて又舞ふわざをせざりけん、
  さらばをかしからまし。
  禄を得て後よりまかづるこそ口惜しけれ」
 などいふを、
 うへの御前に聞し召して、
 「明日かへりたらん、
  めして舞はせん」
 など仰せらるる。
 「實にやさふらふらん、
  さらばいかにめでたからん」
 など申す。
 うれしがりて、
 宮の御前にも、
 「猶それまはせさせ給へ」
 と集りて申しまどひしかば、
 そのたびかへりて舞ひしは、
 嬉しかりしものかな。
 さしもや有らざらんと打ちたゆみつるに、
 舞人前に召すを聞きつけたる心地、
 物にあたるばかり騒ぐもいと物ぐるほしく、
 下にある人々まどひのぼるさまこそ、
 人の從者、
 殿上人などの見るらんも知らず、
 裳を頭にうちかづきてのぼるを、
 笑ふもことわりなり。
ーーーーー
 ・・・

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