「蒼頡(ソウケツ)=倉頡」はメソポタミア系の人物・・・
「楔形=楔型」文字は「鳥類の足跡」・・・
ーー↓ーー
「蒼頡(ソウケツ)=倉頡」
漢字を発明
「説文解字」には、
「蒼頡が初めに作った文字」は
みな
「象形文字」であり
これを
「文」
後に
「形声文字」が作られ
これを
「字」
とした・・・
ーー
「蒼頡」は
「黄帝=姫=足跡」
に仕える史官
インカ帝国の
キープのような
縄の結び目を
記録に用いていた
が、
蒼頡は
「鳥」や
「獣」の
「足跡の形」
によって
元の動物を・・・鳥類・獸類
推測できることから・・・?
これを
「記録文字」にするコトによって
概念を
表現できる・・・と気付いた・・・?
戦国時代
「蒼頡」の伝説は既に一般化
「淮南子」には
「蒼頡が文字を作ったとき
天は
粟を降らせ、
・・・「粟(あわ・ショク・ゾク)」
類字は
「栗(くり・リウ・リチ)」
「票(ふだ・ヒョウ)」
「瞟(みる・ヒョウ)」
「嫖(かるい・ヒョウ)」
鬼
鬼+αは「魁罡(カイゴウ・カイコウ)」・・・
罡=罒+一+止(ト+丄)
コウ
強い・かたくて強い
岡(おか)
「天罡(テンコウ)」
星名・北斗七星の柄に当たる部分
北斗七星の各星名
「魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒」
「蒐=艹(草下=くさか=日下)+鬼
艹+甶+儿+ム
甶(囟=シン・ひよめき)
あつめる・あかね・シュウ」
「槐=木+鬼=カイ・エンジュ
えにす・苦木
花蕾や莢は生薬
新芽は茶の代わり
蕾と種子は染料
乾燥させた蕾や莢果は
止血作用
マメ科の落葉高木
出世の木として
三公の位に比喩
周代、朝廷の庭に植えた
三本の槐(えんじゅ)で
三公の位置を示した」
↓↑
『金槐和歌集』
(キンカイワカシュウ)
↓↑
鎌倉時代前期の
「源実朝」の家集(歌集)
略称『金槐集』
建暦三年(1213年)十一月二十三日
「源実朝」
が
「藤原定家」
より相伝の
定家所伝本の奥書がある
『万葉集』を贈られ
同年十二月十八日
(実朝22歳)まで作成・・・説
全一巻
663首(貞亨本は719首)掲載
『金槐和歌集』の
「金」とは「鎌の偏、金」を表し
「槐」は「槐門(大臣の唐名)」で
別名
『鎌倉右大臣家集』
「源実朝」の
「大納言(亜槐)」や
大臣(内大臣、右大臣)叙任は
建保六年(1218年)
↓↑
「柳営亜槐=征夷大将軍と大納言」
「足利義尚」の
「柳営亜槐時代」
に活発な
歌集収集、部類(改編)活動があり
「足利義尚」が
「文明十五年(1483年)前後」に編集・・・
↓↑
鬼=甶(フツ)=囟(シン・ひよめき)
+
儿=ジン・ニン・人の古字
+
ム=私=己=よこしま=邪心
鬼とは 横嶋・横縞
「嬰児の未熟な閃きの
丿(ヘツ・ヘチ)と
乚(イン・乙)の
ヨコシマ(邪心)」
↓↑
Ⅴ=5
Ⅼ=50
Ⅹ=10
Z=3=キリル文字「З」と同系の文字
ラテン文字26番目で最後の文字
キリル文字
スラブ語を表記するための
グラゴル文字が
キリル文字に発展
キリスト教東方教会の総本山
正教会の
ギリシア人宣教師
キュリロス(キリル)
メトディオス(メフォディ)
が
ギリシア文字を基本に採用し
表現できないものは
グラゴル文字から
借用や新文字を作成した文字
↓↑
I=1・Ⅱ=2・Ⅲ=3
・Ⅳ=4・Ⅴ=5・Ⅵ=6
Ⅽ=100
Ⅾ=500
Ⅿ=1000
↓↑
鬼=キ
おに
死者のたましい・亡霊・霊魂
もののけ・化け物・妖怪
不思議な力を持つもの
すぐれている
人間のわざ、能力をこえている妖怪
日本語
おに・想像上の生物
人の姿をして、二本の角がある
むごい・残酷
おに・勇ましい・強い
大きい・桁外れに大きい
↓↑
「蒼頡が文字を作ったとき
天は
粟を降らせ・・・粟(あわ・ショク・ゾク)」
鬼は夜に泣いた」・・・
ナゼ、夜に泣いたのか・・・?
鬼哭啾啾(キコクシュウシュウ)
帰国修周
枳穀収集(蒐集)
ミカン属ミカン科の果実
幼 果を「枳実」
未熟果を「枳穀」
「粟=西+米=あわ」、「栗=西+木=くり」
西欧米国 西紀・世紀・繰り
と記されている
あわ=安和・安房・阿波・繰り記
↓↑
「説文解字」は、
「文(あや)=象形文字」→彪→虎の彡(サン・セン)
「字(あざ)=形声文字」→痣→疒(ダク)の志
「蒼頡」は
「目が四つ」ある人物・・・与詰・肆目・四目並?
中国でほかに
「帝舜」と「項羽」も・・・綴瞬(まばたき)
「四つの目」の人物・・・・綴俊・降雨・考迂・行有
ーー
蒼頡廟
陝西省
白水県・・・白い水の懸→白村江・白水郎(あま)
史官郷にあり、
彼の墓の横には大きな
柏が植えられている・・・柏(かしわ)=木+白
伝説によると
その木は
十七mの高さ
約4700年前
「蒼頡」
によって植えられたもの・・・
ーー
「蒼頡篇」
秦代に成立し
漢代に再編纂された
「小学書(識字教科書)」
始皇帝
文字の統一
「小篆」を正式書体として採用
「李斯」の
「蒼頡篇」
「趙高」の
「爰歴」・・・爰の歴・応爰(援・媛・猨=猿)
爰=どこそこ・ここに・here
「胡毋敬」の
「博学篇」
漢代
「閭里書師」が以上の
三篇を併せて
五十五章に分け
「蒼頡篇」と総称
その後、亡失・・・・?
二十世紀
敦煌
漢簡『蒼頡篇』や
居延
漢簡『蒼頡篇』が出土
1977年
漢代再編前と思われる
阜陽
漢簡『蒼頡篇』も出土した
推定される
全文字数の
六分の一ほどしか知られず全容は不明
2003年
北京大学竹簡に存する
北大
漢簡『蒼頡篇』
2008年に出土した
水泉子
漢簡『蒼頡篇』
での研究進展が期待
・・・現在的に・・・
昔の漢文を「読解」できるのは
「日本」と
「台湾」の
「漢文学者」だけだろう・・・?
だが、
学問上でも
「本場?の権威」には弱い・・・
古い文字の「形」と
「音の意味」は
周辺国(地域)に
「波及」し残存する
旧漢字→新漢字→新々漢字・・・
「大陸中国人」は
原本での
「字読、音読での理解」は
もはや「無理」カモ・・・
イチャモンはナイものから始まる・・・
リケンも・・・
ーー
『説文解字(序)』
↓↑
「秦始皇帝 初 兼天下
丞相
李斯
乃 奏同之
罷(まかる)
罷=罒+能=罢=罒+去(土+ム)
罒+䏍+匕+匕
罒+厶+月+匕+匕
ヒ
つか(疲)れる
まか(身罷)る
や(止)める
やす(休)む・中止する・廃止する
ゆるす・罪を許す・放免する・釈放する
かえる(替える)・交替
しりぞける・役目を辞めさせる・免職する
つかれる・病む・くたび(草臥)れる
にぶい(鈍い)・弱い・おろか(愚か)
きわまる(極まる・窮まる)
日本語
まかる(罷る)
退出する・退席
参上する・出席
行く
↓↑
其不與 秦文合者。
斯作
倉頡篇。・・・蒼=艹(叢)+倉・・・図書館?
頡=十+一+口+頁
項
頙=サク・よい・正しい
顰=傖
部首
「頁(おおがい・ーノ貝=いちのかい)」
「貝」と区別
頂
頃
頄=九+頁=キュウ・キ・頬骨(ほおぼね)
キ
馗=九+首
九+丷+一+自
キ・みち
九つの方向に通じる道
ほおぼね・頬の上部のあたりにある骨
「鍾馗(ショウキ)」=厄をはらう神名
順須項
預(あずかる)
頑(かたくな)
頓
頒(わける)
頌(ほめる・たたえる)
頏(のど・咽喉)
頊頍
頎(キ)
領
頗=皮+頁
ハ
かたよる・かたむく
不公平・公平でない・よこしま
いささか・すこし
すこぶる・たいへん
かなり・非常に
偏頗(ヘンパ)
専断偏頗(センダンヘンパ)
贔屓偏頗(ヒイキヘンパ)
廉頗負荊(レンパフケイ)
頚=圣(又+十+一)+頁()
䪼=出+頁=頬骨
頖=半+頁
頔=由+頁
頬(ほお)
頡(カツ・キツ・ケツ・かすめとる)
鳥が舞いあがる・飛びあがる
首をまっすぐにする
真っすぐな首すじ
人に屈しないさま
かすめる・掠め取る・奪う
丐頡(カイケツ・奪う)
丐=ー+ト+勹
カイ・こう・こじき(乞食)
こう(乞う)
物をねだる・願い求める・こつじき
あたえる・めぐみあたえる
拮抗・頡頏(キッコウ)
頞=安+頁=
頫=兆+頁=
𩒐=至+頁=
颉=吉+頁=
頝=交+頁=コウ・キョウ
みめわる・醜(みにく)い
頭(あたま)
頰(ほお)
頼(たよる)
頷(うなずく)
頽=禿+頁
頤=𦣝+頁
𦣞+頁
頸(くび・頚・馘)=巠+頁
頲
頣=頥=顊
頳
頺
頹
頻顆
顇
頥=頥=顊
頾(くちひげ・髯・髭・鬚・須・鬍)
蘋果=林檎・柰=奈・・・奈良
顔=立+ノ+彡+頁
顏=文+厂+彡+頁
題類額
顕(あきらか)
顎(あご)
顋(えら)
顓=耑+頁
山+而+頁
セン
まじめ
真面目
つつしむ
謹む・慎む・夤・愿・兢・劼
よい・善良
もっぱらにする
ほしいままにする
独占する
おろか
融通が利かない・要領の悪い
ぼんやりとするさま。
「顓頊(センギョク)」=伝説上の皇帝
五帝の一人
顒=禺+頁
ギョウ
大きな頭・大頭
穏やか・温和なさま
落ち着いているさま
仰ぎ慕う・つつしみ敬う
願
顚・顛=「眞・真」+頁
・・・顛末(テンマツ)
類=類=类(たぐい・ルイ)
=类+頁
米+犬+頁
米+大+丶+頁
ルイ
たぐい
たぐる
にる
なかま・似ているもの
同じ性質をもつもの・区別する
くらべる・並べて比較する
同じように見える
おおむね・おおよそ・だいたい
数=娄+攵=數=かず
顙=桑+頁=
顗=豈+頁
山+豆+頁
ギ・やすらか
穏やか・静かなさま
顖=恖+頁
囟+心+頁
シン
泉門(センモン)
胎児や新生児の頭蓋骨にある
前後左右の骨の間にある隙間
成長するにつれて
骨が接合していき
隙間は無くなる
ひよめき・おどりこ
=䪿・囟
顧=雇+頁=頋
コ
かえりみる
ふりかえって見まわす
見まわす・気を配る
過去をふりかえる・反省する
回顧・懐古・回想
目をかける・かわいがる・愛顧
かえって・反対に
雇=やとう・雇用
恵顧(ケイコ)
後顧(コウコ)
顧客(コカク・コキャク)
一顧傾城(イッコケイセイ)
右顧左眄(ウコサベン)
脚下照顧(キャッカショウコ)
後顧之憂(コウコのうれい)
顧小失大(コショウシツダイ)
顧復之恩(コフクのオン)
三顧之礼(サンコのレイ)
四顧寥廓(シコリョウカク)
草廬三顧(ソウロサンコ)
一顧だにしない
顧みて他を言う
後顧の憂い
三顧(サンコ)
三顧の礼
大行は細謹を顧みず
伯楽の一顧(いっこ)
万死一生を顧みず
顥=景+頁=ケイ・しろい
顦=焦+頁=やつれる・ショウ・焦燥
顫=亶+頁=おどろく・セン
ふるえる・ゆれる・ゆれ動く
びっくりする・おびえる
鼻がきく・嗅覚が鋭い
顯=㬎+頁=顕=㫫=显
日+幺+幺+灬+頁
ケン
あきらか
あらわれる・はっきりと見える
公になる・顕正・顕著
あらわす・あきらかにする
身分が高い・高貴なもの
先祖を敬って呼ぶことば
顬=需+頁
顰=頻(しきりに・頻繁)+卑
傖=イ+倉=ソウ・いやしい
下品・いなか者
いやしい=俚・陋・卑
顱=盧+頁=髗・・・髑髏
虍+田+皿+頁
顴=雚+頁
艹+吅+隹+頁
顴骨(ケンコツ・カンコツ)
カン・ケン
ほおぼね
頬の上部の骨
顳=顳顬(ショウジュ)・こめかみ(額)
耳と目の間にある部分
顬=需+頁・顳顬(こめかみ)
䫱=而+而+頁
顳䫱(ショウジュ・こめかみ)
㑯頂頃頄㛲順䪲㥧㖽須
湏項幁崸頇䪱頒頏暊頍
䪵頉𩑭傾頓䐓煩預頎頊
䪳頑頌頋䪴領䪾碩䪻頕
䪸廎嵿㴿頚䪼頖䅡䪹䪶
頗䔛䪽頙䪺頔䪷蝢頞頛
䋶頪頧頬䫂
中車府令
趙高
作
爰歷篇。
大史令
胡毋敬・・・胡(えびす)
・毋(なかれ)
・敬(うやまう)・・・?
作
博學篇。
皆取
史籀
大篆、
或頗 省改、
所謂
小篆也」。
「小篆(ショウテン)」=印章、印鑑
判個の字体
・・・インカン
漢字の古書体の一
秦の李斯が
大篆(ダイテン)を簡単にした文字
隷書(レイショ)が作られた後は
碑銘・印章などに用いられた
篆文(テンブン)
秦篆(シンテン)
ーー
『漢書』
芸文志
「蒼頡一篇。上七章、
秦丞相
李斯作。
爰歷六章、
車府令
趙高作。
博學七章、
太史令
胡母敬作。」
ー
漢書
芸文志
「漢興、閭裡書師合蒼頡、爰歷、博學三篇、
斷
六十字
以為
一章、
凡
五十五章、
並為
蒼頡篇。」
ーーーーー
「楔形=楔型」文字は「鳥類の足跡」・・・
ーー↓ーー
「蒼頡(ソウケツ)=倉頡」
漢字を発明
「説文解字」には、
「蒼頡が初めに作った文字」は
みな
「象形文字」であり
これを
「文」
後に
「形声文字」が作られ
これを
「字」
とした・・・
ーー
「蒼頡」は
「黄帝=姫=足跡」
に仕える史官
インカ帝国の
キープのような
縄の結び目を
記録に用いていた
が、
蒼頡は
「鳥」や
「獣」の
「足跡の形」
によって
元の動物を・・・鳥類・獸類
推測できることから・・・?
これを
「記録文字」にするコトによって
概念を
表現できる・・・と気付いた・・・?
戦国時代
「蒼頡」の伝説は既に一般化
「淮南子」には
「蒼頡が文字を作ったとき
天は
粟を降らせ、
・・・「粟(あわ・ショク・ゾク)」
類字は
「栗(くり・リウ・リチ)」
「票(ふだ・ヒョウ)」
「瞟(みる・ヒョウ)」
「嫖(かるい・ヒョウ)」
鬼
鬼+αは「魁罡(カイゴウ・カイコウ)」・・・
罡=罒+一+止(ト+丄)
コウ
強い・かたくて強い
岡(おか)
「天罡(テンコウ)」
星名・北斗七星の柄に当たる部分
北斗七星の各星名
「魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒」
「蒐=艹(草下=くさか=日下)+鬼
艹+甶+儿+ム
甶(囟=シン・ひよめき)
あつめる・あかね・シュウ」
「槐=木+鬼=カイ・エンジュ
えにす・苦木
花蕾や莢は生薬
新芽は茶の代わり
蕾と種子は染料
乾燥させた蕾や莢果は
止血作用
マメ科の落葉高木
出世の木として
三公の位に比喩
周代、朝廷の庭に植えた
三本の槐(えんじゅ)で
三公の位置を示した」
↓↑
『金槐和歌集』
(キンカイワカシュウ)
↓↑
鎌倉時代前期の
「源実朝」の家集(歌集)
略称『金槐集』
建暦三年(1213年)十一月二十三日
「源実朝」
が
「藤原定家」
より相伝の
定家所伝本の奥書がある
『万葉集』を贈られ
同年十二月十八日
(実朝22歳)まで作成・・・説
全一巻
663首(貞亨本は719首)掲載
『金槐和歌集』の
「金」とは「鎌の偏、金」を表し
「槐」は「槐門(大臣の唐名)」で
別名
『鎌倉右大臣家集』
「源実朝」の
「大納言(亜槐)」や
大臣(内大臣、右大臣)叙任は
建保六年(1218年)
↓↑
「柳営亜槐=征夷大将軍と大納言」
「足利義尚」の
「柳営亜槐時代」
に活発な
歌集収集、部類(改編)活動があり
「足利義尚」が
「文明十五年(1483年)前後」に編集・・・
↓↑
鬼=甶(フツ)=囟(シン・ひよめき)
+
儿=ジン・ニン・人の古字
+
ム=私=己=よこしま=邪心
鬼とは 横嶋・横縞
「嬰児の未熟な閃きの
丿(ヘツ・ヘチ)と
乚(イン・乙)の
ヨコシマ(邪心)」
↓↑
Ⅴ=5
Ⅼ=50
Ⅹ=10
Z=3=キリル文字「З」と同系の文字
ラテン文字26番目で最後の文字
キリル文字
スラブ語を表記するための
グラゴル文字が
キリル文字に発展
キリスト教東方教会の総本山
正教会の
ギリシア人宣教師
キュリロス(キリル)
メトディオス(メフォディ)
が
ギリシア文字を基本に採用し
表現できないものは
グラゴル文字から
借用や新文字を作成した文字
↓↑
I=1・Ⅱ=2・Ⅲ=3
・Ⅳ=4・Ⅴ=5・Ⅵ=6
Ⅽ=100
Ⅾ=500
Ⅿ=1000
↓↑
鬼=キ
おに
死者のたましい・亡霊・霊魂
もののけ・化け物・妖怪
不思議な力を持つもの
すぐれている
人間のわざ、能力をこえている妖怪
日本語
おに・想像上の生物
人の姿をして、二本の角がある
むごい・残酷
おに・勇ましい・強い
大きい・桁外れに大きい
↓↑
「蒼頡が文字を作ったとき
天は
粟を降らせ・・・粟(あわ・ショク・ゾク)」
鬼は夜に泣いた」・・・
ナゼ、夜に泣いたのか・・・?
鬼哭啾啾(キコクシュウシュウ)
帰国修周
枳穀収集(蒐集)
ミカン属ミカン科の果実
幼 果を「枳実」
未熟果を「枳穀」
「粟=西+米=あわ」、「栗=西+木=くり」
西欧米国 西紀・世紀・繰り
と記されている
あわ=安和・安房・阿波・繰り記
↓↑
「説文解字」は、
「文(あや)=象形文字」→彪→虎の彡(サン・セン)
「字(あざ)=形声文字」→痣→疒(ダク)の志
「蒼頡」は
「目が四つ」ある人物・・・与詰・肆目・四目並?
中国でほかに
「帝舜」と「項羽」も・・・綴瞬(まばたき)
「四つの目」の人物・・・・綴俊・降雨・考迂・行有
ーー
蒼頡廟
陝西省
白水県・・・白い水の懸→白村江・白水郎(あま)
史官郷にあり、
彼の墓の横には大きな
柏が植えられている・・・柏(かしわ)=木+白
伝説によると
その木は
十七mの高さ
約4700年前
「蒼頡」
によって植えられたもの・・・
ーー
「蒼頡篇」
秦代に成立し
漢代に再編纂された
「小学書(識字教科書)」
始皇帝
文字の統一
「小篆」を正式書体として採用
「李斯」の
「蒼頡篇」
「趙高」の
「爰歴」・・・爰の歴・応爰(援・媛・猨=猿)
爰=どこそこ・ここに・here
「胡毋敬」の
「博学篇」
漢代
「閭里書師」が以上の
三篇を併せて
五十五章に分け
「蒼頡篇」と総称
その後、亡失・・・・?
二十世紀
敦煌
漢簡『蒼頡篇』や
居延
漢簡『蒼頡篇』が出土
1977年
漢代再編前と思われる
阜陽
漢簡『蒼頡篇』も出土した
推定される
全文字数の
六分の一ほどしか知られず全容は不明
2003年
北京大学竹簡に存する
北大
漢簡『蒼頡篇』
2008年に出土した
水泉子
漢簡『蒼頡篇』
での研究進展が期待
・・・現在的に・・・
昔の漢文を「読解」できるのは
「日本」と
「台湾」の
「漢文学者」だけだろう・・・?
だが、
学問上でも
「本場?の権威」には弱い・・・
古い文字の「形」と
「音の意味」は
周辺国(地域)に
「波及」し残存する
旧漢字→新漢字→新々漢字・・・
「大陸中国人」は
原本での
「字読、音読での理解」は
もはや「無理」カモ・・・
イチャモンはナイものから始まる・・・
リケンも・・・
ーー
『説文解字(序)』
↓↑
「秦始皇帝 初 兼天下
丞相
李斯
乃 奏同之
罷(まかる)
罷=罒+能=罢=罒+去(土+ム)
罒+䏍+匕+匕
罒+厶+月+匕+匕
ヒ
つか(疲)れる
まか(身罷)る
や(止)める
やす(休)む・中止する・廃止する
ゆるす・罪を許す・放免する・釈放する
かえる(替える)・交替
しりぞける・役目を辞めさせる・免職する
つかれる・病む・くたび(草臥)れる
にぶい(鈍い)・弱い・おろか(愚か)
きわまる(極まる・窮まる)
日本語
まかる(罷る)
退出する・退席
参上する・出席
行く
↓↑
其不與 秦文合者。
斯作
倉頡篇。・・・蒼=艹(叢)+倉・・・図書館?
頡=十+一+口+頁
項
頙=サク・よい・正しい
顰=傖
部首
「頁(おおがい・ーノ貝=いちのかい)」
「貝」と区別
頂
頃
頄=九+頁=キュウ・キ・頬骨(ほおぼね)
キ
馗=九+首
九+丷+一+自
キ・みち
九つの方向に通じる道
ほおぼね・頬の上部のあたりにある骨
「鍾馗(ショウキ)」=厄をはらう神名
順須項
預(あずかる)
頑(かたくな)
頓
頒(わける)
頌(ほめる・たたえる)
頏(のど・咽喉)
頊頍
頎(キ)
領
頗=皮+頁
ハ
かたよる・かたむく
不公平・公平でない・よこしま
いささか・すこし
すこぶる・たいへん
かなり・非常に
偏頗(ヘンパ)
専断偏頗(センダンヘンパ)
贔屓偏頗(ヒイキヘンパ)
廉頗負荊(レンパフケイ)
頚=圣(又+十+一)+頁()
䪼=出+頁=頬骨
頖=半+頁
頔=由+頁
頬(ほお)
頡(カツ・キツ・ケツ・かすめとる)
鳥が舞いあがる・飛びあがる
首をまっすぐにする
真っすぐな首すじ
人に屈しないさま
かすめる・掠め取る・奪う
丐頡(カイケツ・奪う)
丐=ー+ト+勹
カイ・こう・こじき(乞食)
こう(乞う)
物をねだる・願い求める・こつじき
あたえる・めぐみあたえる
拮抗・頡頏(キッコウ)
頞=安+頁=
頫=兆+頁=
𩒐=至+頁=
颉=吉+頁=
頝=交+頁=コウ・キョウ
みめわる・醜(みにく)い
頭(あたま)
頰(ほお)
頼(たよる)
頷(うなずく)
頽=禿+頁
頤=𦣝+頁
𦣞+頁
頸(くび・頚・馘)=巠+頁
頲
頣=頥=顊
頳
頺
頹
頻顆
顇
頥=頥=顊
頾(くちひげ・髯・髭・鬚・須・鬍)
蘋果=林檎・柰=奈・・・奈良
顔=立+ノ+彡+頁
顏=文+厂+彡+頁
題類額
顕(あきらか)
顎(あご)
顋(えら)
顓=耑+頁
山+而+頁
セン
まじめ
真面目
つつしむ
謹む・慎む・夤・愿・兢・劼
よい・善良
もっぱらにする
ほしいままにする
独占する
おろか
融通が利かない・要領の悪い
ぼんやりとするさま。
「顓頊(センギョク)」=伝説上の皇帝
五帝の一人
顒=禺+頁
ギョウ
大きな頭・大頭
穏やか・温和なさま
落ち着いているさま
仰ぎ慕う・つつしみ敬う
願
顚・顛=「眞・真」+頁
・・・顛末(テンマツ)
類=類=类(たぐい・ルイ)
=类+頁
米+犬+頁
米+大+丶+頁
ルイ
たぐい
たぐる
にる
なかま・似ているもの
同じ性質をもつもの・区別する
くらべる・並べて比較する
同じように見える
おおむね・おおよそ・だいたい
数=娄+攵=數=かず
顙=桑+頁=
顗=豈+頁
山+豆+頁
ギ・やすらか
穏やか・静かなさま
顖=恖+頁
囟+心+頁
シン
泉門(センモン)
胎児や新生児の頭蓋骨にある
前後左右の骨の間にある隙間
成長するにつれて
骨が接合していき
隙間は無くなる
ひよめき・おどりこ
=䪿・囟
顧=雇+頁=頋
コ
かえりみる
ふりかえって見まわす
見まわす・気を配る
過去をふりかえる・反省する
回顧・懐古・回想
目をかける・かわいがる・愛顧
かえって・反対に
雇=やとう・雇用
恵顧(ケイコ)
後顧(コウコ)
顧客(コカク・コキャク)
一顧傾城(イッコケイセイ)
右顧左眄(ウコサベン)
脚下照顧(キャッカショウコ)
後顧之憂(コウコのうれい)
顧小失大(コショウシツダイ)
顧復之恩(コフクのオン)
三顧之礼(サンコのレイ)
四顧寥廓(シコリョウカク)
草廬三顧(ソウロサンコ)
一顧だにしない
顧みて他を言う
後顧の憂い
三顧(サンコ)
三顧の礼
大行は細謹を顧みず
伯楽の一顧(いっこ)
万死一生を顧みず
顥=景+頁=ケイ・しろい
顦=焦+頁=やつれる・ショウ・焦燥
顫=亶+頁=おどろく・セン
ふるえる・ゆれる・ゆれ動く
びっくりする・おびえる
鼻がきく・嗅覚が鋭い
顯=㬎+頁=顕=㫫=显
日+幺+幺+灬+頁
ケン
あきらか
あらわれる・はっきりと見える
公になる・顕正・顕著
あらわす・あきらかにする
身分が高い・高貴なもの
先祖を敬って呼ぶことば
顬=需+頁
顰=頻(しきりに・頻繁)+卑
傖=イ+倉=ソウ・いやしい
下品・いなか者
いやしい=俚・陋・卑
顱=盧+頁=髗・・・髑髏
虍+田+皿+頁
顴=雚+頁
艹+吅+隹+頁
顴骨(ケンコツ・カンコツ)
カン・ケン
ほおぼね
頬の上部の骨
顳=顳顬(ショウジュ)・こめかみ(額)
耳と目の間にある部分
顬=需+頁・顳顬(こめかみ)
䫱=而+而+頁
顳䫱(ショウジュ・こめかみ)
㑯頂頃頄㛲順䪲㥧㖽須
湏項幁崸頇䪱頒頏暊頍
䪵頉𩑭傾頓䐓煩預頎頊
䪳頑頌頋䪴領䪾碩䪻頕
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頗䔛䪽頙䪺頔䪷蝢頞頛
䋶頪頧頬䫂
中車府令
趙高
作
爰歷篇。
大史令
胡毋敬・・・胡(えびす)
・毋(なかれ)
・敬(うやまう)・・・?
作
博學篇。
皆取
史籀
大篆、
或頗 省改、
所謂
小篆也」。
「小篆(ショウテン)」=印章、印鑑
判個の字体
・・・インカン
漢字の古書体の一
秦の李斯が
大篆(ダイテン)を簡単にした文字
隷書(レイショ)が作られた後は
碑銘・印章などに用いられた
篆文(テンブン)
秦篆(シンテン)
ーー
『漢書』
芸文志
「蒼頡一篇。上七章、
秦丞相
李斯作。
爰歷六章、
車府令
趙高作。
博學七章、
太史令
胡母敬作。」
ー
漢書
芸文志
「漢興、閭裡書師合蒼頡、爰歷、博學三篇、
斷
六十字
以為
一章、
凡
五十五章、
並為
蒼頡篇。」
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