今更…ですが、2017年11月18日の記録です。(下書きしていたものの、
完成させてupする気力が尽きちゃったもんで、今頃の掲載)
★―――――★
講演会が終わってから、また上野にとんぼ返りです(笑)
おっとその前に、同じ読売ホールでやっていたユーミンに関する
読売新聞の過去の記事をパネルにしたパネル展示を見て回りました。
何やら読売新聞紙上に載ったユーミンの記事を集めて、
パネル展をするってのはみかけたんだけど。
どこかのホールでやっているものかと思ったら、なんのことはない。
講演会をやっていた同じ社屋の、ワンフロア(講演会やっていたところの一つ下)で
過去記事のコピーを並べたものでした(をい)
ふつうはビルの下からエスカレータであがってきて、このフロアに着き、
着いた場所がパネル展示の先頭で、
そこから時計の逆回りで見ていくように並べてあったのでしょうが…。
わたしは階上から階段で降りてきて、その展示に気づき、
階上設定者の意図する方向とは逆向きに見てきてしまったようです。
そう、最新版のものから、さかのぼるかたちで、どんどん古い記事へと
読み継いできてしまったのでした。
途中でタイムラインが逆だわ、ということに気が付いたのですが、
(記事中のユーミンの年齢が、どんどん若くなっていることに気が付いたし、
どんどんアルバムタイトルが古くなっていってることに気が付いたから)
まあ、ほとんどの記事読んだことがあるはずだし、
(かれこれ30年ほど読売新聞読者なもんで)
まあ、いっかということで、逆順のまま読み続けて。
進んでいくごとに年月が古くなってゆくという、タイムスリップを味わいました。
最近の記事から、10年、20年前に記事と遡ってゆき、
辿り着いた最初の頃の記事はまだ荒井由実。
記事内容は「大学生作曲家」の扱いと、「ええとこのお嬢さん」扱い二本立て
(実際ユーミンは八王子の呉服屋の娘)で書かれている”オジサンの文章”。
その記事の内容といえば、
”テレビに出ない稀少価値を狙っている××(某歌手の実名)や、
世の中を斜に構えた〇〇(某歌手の実名)とは違って、
かろやかな感性を、うんちゃらかんちゃらしている由実チャン”
みたいに書いてある文章。(←意訳)
今読んだら、「これバカにしてんのか?」ってなものでしたけど。
(書いた人、今これ読んだら悶絶しないだろうか?あまりにチャラい文章で)
大昔、ユーミンが、天下の大新聞紙面に、
こんなミーハーニュースのような扱いされていたんだな、
ってのは初めて読みましたわ。
なんか、ユーミンの歌には一つ一つ思い出があるもんで
(色々あるんだよ、イロイロとな)
逆順に読んでいったおかげで「時には時の流れを逆のぼる♪」を実体験しました。
ま、そんなことはいいのだ。
上野へ取って返して第二弾、再びトーハクを堪能しよう!なのですが。
その前に今日のように時間を無駄にしたくなかったので御徒町で降りて、
近辺のチケット屋さんで明日行く予定の「藝大美術館」の入場券を
買っておこうと思ったら、軒並み売り切れ。
くー。
また明日入場券買うのに並ぶのか?
それはともかく。
トーハクへ戻って、東洋館と、新館を見て回り、再度運慶展へ行くことに。
東洋館はほとんど人がいなかったけど、あそこもいいもん並んでますよー。
特別展で来た方は、たまにはお立ち寄りくださいね。
いつの間にか表慶館も改修工事が済んで、『フランス人間国宝展』をしていたし、
ここしばらくのトーハクは求心力がアリアリだった様子。
表慶館って一回くらい入ったよなあ…また入ってみたいなあ。
(今回はパスでしたけど)
そして、本日二度目の運慶展です。
しかし入ってみてびっくり。ガラガラでした。
本日は土曜日なので閉館は9時なのに、まだ時間もあるってのに、
各仏像前には10人程しかいなくて。
午前中のあの混雑は何だったんだ?!って感じ。
こんなことなら、あさイチを狙わなくてもよかったんじゃないか?
(いや、一度目はイモ洗いでも、二度目はゆったり見てまわれるんだから、
文句言うのは間違っていると思うわな)
そこでもう一回ぐるっと回って再度各ホトケさんを堪能しましたよ。
先ほどはミーハー魂全開でバッカな見方を前面に押し出してハッちゃけてましたが、
恋も二度目なら~もとい、運慶展二巡目なら、もっと文化的薫り高い見識ってのを
ひけらかしてもいいではないか(ナニヲイマサラ)
そんな目で眺めてみれば、確かにこの空間はすごいよ、スゴイ。
無著菩薩立像 世親菩薩立像
じーさん顔の無著 ちょっと若い世親
世親の後頭部はハリのある後頭部で、
首と頭の境目の肉がめりこんで、豊かな頭蓋骨を覆う皮膚感が見られます。
それが無著になると耳のうしろからの同じ位置がボコボコとしていて、
枯れている感じ。後頭部だけでも違いが判る。
『子犬』も可愛かったなあ。
ちょっと豚鼻で、ぶたしっぽなのも豚感が出てる。
でもこの犬の目は玉眼なのですよ。
これにも玉眼いれる?とびっくりするのですが。
高山寺展の時にも見ましたが、これ本当にかわいい。
この前に展示されていた、善膩師童子(父は毘沙門天、母は吉祥天)もカワイイ!
西大寺の善財童子も可憐だけど、こちらもどうしてどうして。
鹿もすごかったな。ピィと啼いている姿がリアル。
メスのおなかにはちゃんと乳首もついていて。
奈良公園にいる鹿にそっくりです。
あー。
頑張ってみたけれど、やっぱり私は真面目な感想が抱けないんだな。
いいや、もう一回テントーリュートーの感想文書こうっ。
テントー リュートー
口の開き方 開いている 閉じている
燈籠の場所 左肩にのせている 頭上にのせている
燈籠の模様 あるけど不鮮明 雲の絵がかかれている
眉毛の造作 ほりこみ 銅板を切って貼っている
口の中が見えているのはテントーだけですが、
その舌が巻き舌になっているのが見て取れます。
近くで見たらリュートーの龍が、めちゃ可愛い顔をしている!という発見。
しかも玉眼入り。こんなところにまで手間をかけているって
これどんな意図で作られたんでしょうね。
またしても時間ギリギリまでテントー&リュートーを360度見て終了と相成りました。
重いけど図録も買ったし(テントー・リュートーのプリケツがどどんと載っていたので即買い)ビバ★トーハク。
本日はトーハクを堪能しました。
完成させてupする気力が尽きちゃったもんで、今頃の掲載)
★―――――★
講演会が終わってから、また上野にとんぼ返りです(笑)
おっとその前に、同じ読売ホールでやっていたユーミンに関する
読売新聞の過去の記事をパネルにしたパネル展示を見て回りました。
何やら読売新聞紙上に載ったユーミンの記事を集めて、
パネル展をするってのはみかけたんだけど。
どこかのホールでやっているものかと思ったら、なんのことはない。
講演会をやっていた同じ社屋の、ワンフロア(講演会やっていたところの一つ下)で
過去記事のコピーを並べたものでした(をい)
ふつうはビルの下からエスカレータであがってきて、このフロアに着き、
着いた場所がパネル展示の先頭で、
そこから時計の逆回りで見ていくように並べてあったのでしょうが…。
わたしは階上から階段で降りてきて、その展示に気づき、
階上設定者の意図する方向とは逆向きに見てきてしまったようです。
そう、最新版のものから、さかのぼるかたちで、どんどん古い記事へと
読み継いできてしまったのでした。
途中でタイムラインが逆だわ、ということに気が付いたのですが、
(記事中のユーミンの年齢が、どんどん若くなっていることに気が付いたし、
どんどんアルバムタイトルが古くなっていってることに気が付いたから)
まあ、ほとんどの記事読んだことがあるはずだし、
(かれこれ30年ほど読売新聞読者なもんで)
まあ、いっかということで、逆順のまま読み続けて。
進んでいくごとに年月が古くなってゆくという、タイムスリップを味わいました。
最近の記事から、10年、20年前に記事と遡ってゆき、
辿り着いた最初の頃の記事はまだ荒井由実。
記事内容は「大学生作曲家」の扱いと、「ええとこのお嬢さん」扱い二本立て
(実際ユーミンは八王子の呉服屋の娘)で書かれている”オジサンの文章”。
その記事の内容といえば、
”テレビに出ない稀少価値を狙っている××(某歌手の実名)や、
世の中を斜に構えた〇〇(某歌手の実名)とは違って、
かろやかな感性を、うんちゃらかんちゃらしている由実チャン”
みたいに書いてある文章。(←意訳)
今読んだら、「これバカにしてんのか?」ってなものでしたけど。
(書いた人、今これ読んだら悶絶しないだろうか?あまりにチャラい文章で)
大昔、ユーミンが、天下の大新聞紙面に、
こんなミーハーニュースのような扱いされていたんだな、
ってのは初めて読みましたわ。
なんか、ユーミンの歌には一つ一つ思い出があるもんで
(色々あるんだよ、イロイロとな)
逆順に読んでいったおかげで「時には時の流れを逆のぼる♪」を実体験しました。
ま、そんなことはいいのだ。
上野へ取って返して第二弾、再びトーハクを堪能しよう!なのですが。
その前に今日のように時間を無駄にしたくなかったので御徒町で降りて、
近辺のチケット屋さんで明日行く予定の「藝大美術館」の入場券を
買っておこうと思ったら、軒並み売り切れ。
くー。
また明日入場券買うのに並ぶのか?
それはともかく。
トーハクへ戻って、東洋館と、新館を見て回り、再度運慶展へ行くことに。
東洋館はほとんど人がいなかったけど、あそこもいいもん並んでますよー。
特別展で来た方は、たまにはお立ち寄りくださいね。
いつの間にか表慶館も改修工事が済んで、『フランス人間国宝展』をしていたし、
ここしばらくのトーハクは求心力がアリアリだった様子。
表慶館って一回くらい入ったよなあ…また入ってみたいなあ。
(今回はパスでしたけど)
そして、本日二度目の運慶展です。
しかし入ってみてびっくり。ガラガラでした。
本日は土曜日なので閉館は9時なのに、まだ時間もあるってのに、
各仏像前には10人程しかいなくて。
午前中のあの混雑は何だったんだ?!って感じ。
こんなことなら、あさイチを狙わなくてもよかったんじゃないか?
(いや、一度目はイモ洗いでも、二度目はゆったり見てまわれるんだから、
文句言うのは間違っていると思うわな)
そこでもう一回ぐるっと回って再度各ホトケさんを堪能しましたよ。
先ほどはミーハー魂全開でバッカな見方を前面に押し出してハッちゃけてましたが、
恋も二度目なら~もとい、運慶展二巡目なら、もっと文化的薫り高い見識ってのを
ひけらかしてもいいではないか(ナニヲイマサラ)
そんな目で眺めてみれば、確かにこの空間はすごいよ、スゴイ。
無著菩薩立像 世親菩薩立像
じーさん顔の無著 ちょっと若い世親
世親の後頭部はハリのある後頭部で、
首と頭の境目の肉がめりこんで、豊かな頭蓋骨を覆う皮膚感が見られます。
それが無著になると耳のうしろからの同じ位置がボコボコとしていて、
枯れている感じ。後頭部だけでも違いが判る。
『子犬』も可愛かったなあ。
ちょっと豚鼻で、ぶたしっぽなのも豚感が出てる。
でもこの犬の目は玉眼なのですよ。
これにも玉眼いれる?とびっくりするのですが。
高山寺展の時にも見ましたが、これ本当にかわいい。
この前に展示されていた、善膩師童子(父は毘沙門天、母は吉祥天)もカワイイ!
西大寺の善財童子も可憐だけど、こちらもどうしてどうして。
鹿もすごかったな。ピィと啼いている姿がリアル。
メスのおなかにはちゃんと乳首もついていて。
奈良公園にいる鹿にそっくりです。
あー。
頑張ってみたけれど、やっぱり私は真面目な感想が抱けないんだな。
いいや、もう一回テントーリュートーの感想文書こうっ。
テントー リュートー
口の開き方 開いている 閉じている
燈籠の場所 左肩にのせている 頭上にのせている
燈籠の模様 あるけど不鮮明 雲の絵がかかれている
眉毛の造作 ほりこみ 銅板を切って貼っている
口の中が見えているのはテントーだけですが、
その舌が巻き舌になっているのが見て取れます。
近くで見たらリュートーの龍が、めちゃ可愛い顔をしている!という発見。
しかも玉眼入り。こんなところにまで手間をかけているって
これどんな意図で作られたんでしょうね。
またしても時間ギリギリまでテントー&リュートーを360度見て終了と相成りました。
重いけど図録も買ったし(テントー・リュートーのプリケツがどどんと載っていたので即買い)ビバ★トーハク。
本日はトーハクを堪能しました。