山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

映画紹介:『アニー』(Annie, 2014)

2015-02-10 10:33:32 | 日記
1月24日に公開され、現在各地の映画館で公開中の映画『アニー』(Annie, 2014)を、2月7日(土)、イオン倉敷のMOVIXで観てきました。



子連れの家族鑑賞だったので、今回は吹き替え版を観ました。

『アニー』は、ブロードウェイ・ミュージカルで有名で、名前は何度も耳にしていましたし、ニューヨークでは見ようと思えば見に行けたはずだったのに、なぜか、今まであまり引っかかりませんでした。
(ちなみに、これまでニューヨークで観たミュージカルはCrazy for YouBeauty and the Beastです。)

この度の映画化で、上映が決まり、妻の提案で家族で見に行くことになりました。

この映画化では、舞台は現代のニューヨーク。公開前のテレビ『王様のブランチ』で映画コメンテーターのLiLiCoさんが、この映画の舞台となったニューヨークのいくつかの場所を紹介していました。

一種の職業病でもあり、映画英語教育学会の一員でもあるからですが、英語の映画を観る時には、つい、この映画が教材として使えるかという観点でも観てしまいます。

結論としては、ぜひ、教材として使いたい映画の一つでした。

孤児でありながら(映画の中では、アニーは「孤児」と呼ばれることを嫌っていましたけど)、常に前を向いて生き、自分の周りを明るい気持ちにさせるアニーを生き生きと描くこの映画、最後はハッピーエンディングになることも考えたら、教材として使っても明るい授業ができます。

ミュージカル仕立ての映画のため、歌も(しかも名曲が)使われていて、授業で歌を教材とすることもできます。

この作品の原作は、ハロルド・グレイ(Harold Gray)が新聞に連載したマンガLittle Orphan Annieなのですが、その辺りから読み始め、以前の映画化作品も見せながら、この映画も使った授業、十分可能だと思います。

さらに、この映画に出てくる実際のスポットをアメリカ研修校のニューヨーク観光で巡ってみる、そんなツアーもできたらいいです(家族旅行でも実現できるかな)。

ちなみに、幼いアニーが親にメモとともに残されたイタリアン・レストランの「ドマーニ」(これは、イタリア語で「明日」(tomorrow)の意味だそうです)は、Greenwich Village(今年の研修旅行の人たちと一緒に行ったWashington Squareのそばです)の住所284 West, 12th St.にあるCafe Clunyが使われています。

また、映画のラストシーで使われている海沿いの公園は、自由の女神を観に行くクルーズの乗り場の一つであるLiberty Parkです(今年度のアメリカ研修の人たちと乗船したのはBattery Parkですが)。

アニーは、スタックスと同居するようになり飼うことになった犬が、最初、しつけが行き届いていないからグルグル回ってばかりいる様子を見て、ハリケーン・サンディ(Hurricane Sandy)のようだという理由でSandyと名づけますが、このハリケーン・サンディとは、2012年10月にニューヨークを襲った別名Superstormと呼ばれたハリケーンです。
(実は、私は、このハリケーンがニューヨークを襲った2週間後にニューヨークを訪問しました。その時には、人々もメディアもこのハリケーンのことをよく話題にしていました。)

感動的なシーンは、いくつかありましたが、アニーがグッゲンハイム美術館(映画内では別名)で、Opportunityという歌を歌いあげるところ(そのシーンのすぐ後で、意外な展開はあるが…)です。

現在公開中の映画、あまり詳細に書きすぎるとネタバレになってしまうので、この辺りにしますが、家族とは何かを考えさせてくれるとてもいい映画でした。


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鬼の世代交代(2015年節分)

2015-02-10 01:13:30 | 日記
2015年2月3日(火)、新見英語サロンを開催しました。

ということで、帰宅はやや遅くなり、既に自宅での節分の夕食は終了していました。

豆まきだけ、息子とやろうということになりました。

今年の鬼は、昨年までの鬼よりは一回り小さく、きっと、これまでの鬼の子どもだと思います。





鬼の世界では、世代交代をしたのかな?

豆まきの後、妻が巻いてくれた太巻き寿司を、今年の恵方西南西を向いて食べました。

昨年の節分の記事は、節分の豆まきをご覧ください。
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新見ウインドアンサンブル第15回演奏会鑑賞(2015年2月8日)

2015-02-09 22:37:28 | 日記
2015年2月8日(日)、まなび広場にいみで開催された新見ウインドアンサンブル第15回演奏会The Brass 2015を息子とともに鑑賞させていただきました。



新見公立大学・短期大学には、吹奏楽部がありませんが、市民楽団であるこの新見ウインドアンサンブルが、吹奏楽経験のある入学者たちの受け皿になってくださっています。

ですから、毎年新入生が入会させていただいておりますし、在学期間中は活動に参加していますので、常に学生団員がいるという状態です。

また、卒業生でも活動をし続けている人もいますし、卒業して県外地域に転出しても、楽団の家族的結びつきは強いようで、演奏会などには、聞きに駆け付けているようです(昨日もKさん、聞きに来たんですよね)。

市内のいろいろなイベント等にも出演されていますので(新見公立大学・短期大学の鳴滝祭にもいつも出演してくださっています(新見公立大学・短期大学第16回鳴滝祭が開催されました(2014年5月10・11日)参照))、私も、いろいろな会場でよく演奏を聞かせてもらっています。

今回が、第15回の演奏会ということですが(活動開始25周年だそうです)、毎年、学生が演奏会のチケットを売りに来てくれているので、少なく見積もっても15回のうち、6~7回は聞きに行かせてもらっているように思います(今年はMさんよりチケット購入)。

そして、音楽や楽器の素人の僕が言うのはおこがましいのですが、毎回レベルアップしているように感じます。

息子も小学校で演奏会のチラシをもらって来て、今年も一緒に行くことで話がまとまりました(ありがたいことに、小学生以下入場料無料)。

会場入りすると、既に、客席はかなり埋まっていました。後ろの席に若干余裕があったので、後ろの真ん中の席での鑑賞となりました(ちょうどにいみアイチャンネルさんのカメラの前の席でした。だから、アイチャンネルでの番組とほぼ同じ角度からの演奏鑑賞をさせてもらったことになります)。

第1部は、本格的な吹奏楽曲の演奏でした。

オーケストラで演奏する曲を「交響曲」と呼ぶのだと思いますが、まさに、いろいろな楽器の「響きが交じり合う」ようで、演奏していてきっと気持ちがいいだろうなあと思いました。

第2部は、ゲスト出演で新見第一中学校吹奏楽部による演奏でした。

中学生の演奏や曲の間の言葉に初々しさを感じました。

第3部は企画ステージで、毎年物語仕立てになっています。

今年は、これまで好評だった「作りかけの手袋」という物語を改定し「作りかけの手袋/2015」と題したステージでした。

この中で、「妖怪ウォッチコレクション」も演奏されて、息子も喜んでいました。

また、「アナと雪の女王」の「Let It Go(ありのままで)」の演奏もありました。

そして、アンコール演奏では、第2部の新見第一中学校の吹奏楽部も演奏した、ゆずの「栄光の架橋」を演奏していました。

ここに、新見ウインドアンサンブルの皆さんの中学生に対する「教育的配慮」を感じました。

中学生たちは、まだ楽器を始めて間もない人もいるでしょうし、まなび広場の大ホールの大観衆に飲まれて、緊張しきった中での演奏で多少のぎこちなさなどがあったかと思うのですが、その中学生たちに対して、「この曲は、このように演奏するのだよ。堂々と自身を持って楽しく演奏すれば、こんなに拍手喝さいがもらえるのだよ」と第2部の演奏を終えた中学生たちが前列左側席で見守る中、素晴らしい「栄光の架橋」を聞かせてくれました。

また、団体で演奏するのですから、一人一人の団員には、当然、この歌の歌詞のように「誰にも見せない涙(泪)があった」り「人知れず流した涙(泪)があった」り「悔しくて眠れなかった夜があった」りして「決して平坦な道ではなかった」ことと思います。演奏しながら、皆さん頑張って来られたのだなあと胸が熱くなりました。

この演奏会、いつも聴きに来させてもらって、学生や卒業生や知り合いの方々の頑張っている姿に感動をいただいています。

ちなみに、この演奏の際に、団員代表の挨拶が、その場で指名された団員によりあるのですが、僕にチケットを売ってくれたMさんが指名され、感極まりながらも挨拶をしていました。彼女にとっては、まさに、団員の皆さんに「栄光の架橋」が用意されたわけです。

第2部では、中学生たちが、この中に小学6年生の皆さんいますか、と問いかけながら、来年度の部員募集をしていました。

入場の際、渡されたパンフレットの中には、新見高校吹奏楽部も出演する「第6回インテリジェンス・コンサート」(まなび広場にいみ 2月11日)と「新見高校吹奏楽部第6回定期演奏会」(なまび広場にいみ 3月22日)のチラシも入れられていました。

また、演奏会のパンフレットには、2014年2月16日から2015年5月9日までの活動記録(予定)が掲載されていて、計36件の各地での活動状況が報告されています。

中学生から高校生、大学生から社会人まで、吹奏楽に興味のある人たちを結び付け、つなぎとめ、長年に渡り活動を続け、益々発展を続ける新見ウインドアンサンブル、「サンデーモーニング」の張本さんではないですが、本当に「あっぱれ」だと思います。

新見市および近辺の文化向上に大いに寄与されていると思います。

団長の岡本さんには、本当に敬意を表したいと思います。

これまでの新見ウインドアンサンブル演奏会については、
新見ウインドアンサンブル第13回演奏会を聴きに行く
新見ウインドアンサンブル第14回演奏会鑑賞
をご覧ください。
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明日(2015年2月10日)の新見英語サロンの開催はありません

2015-02-09 00:49:40 | 日記

明日、2015年2月10日は火曜日ですが、新見英語サロンの開催はありません。

次回は、2月17日(火)の開催となり、新見市ALTのカナダ出身マット・パイクさんによるプレゼンテーションとなります。

英語サロンは先週の木下美貴子さんの発表から、来週のマットさん、そして3月10日(火)のニコール・ハルセスさんの発表まで、3回連続のカナダ関連の発表が続きます。

お楽しみに!
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2014年度の英語コミュニケーションⅡ終了(2015年2月6日)

2015-02-08 01:12:02 | 日記
2月となり、今年度(後期)の講義も終わりに近づいています。

2月6日(金)に、幼児教育学科2年生の英語コミュニケーションⅡの授業の最終回(第30回目)が終了しました。

幼児教育学科の場合は、1年次の英語コミュニケーションⅠが必修なので、全員が僕の講義を履修します。

2年生の英語コミュニケーションⅡは、選択の授業なので、選択してくれた学生たちだけの受講となります。

今年は22名の学生たちが受講してくれました。

ということで、この22名の学生たちは、1年次に30コマ、2年次に30コマ、計60コマも僕の授業を受けてくれたことになります。

1コマが90分ですので、60コマと言えば90時間ということになります。

授業という形態であれ、90時間も私の授業を受けてくれたのです。

彼女たち(今年度の英語コミュニケーションⅡ選択者は全員女子学生)の人生の中で、英語がどのような位置を占めるのかわかりませんが、何らかの形で役立ってくれたらと思いますし、英語以外でも何か伝えられたらよかったと思います。

今年度は、この英語コミュニケーションⅡの授業として、「まなび愛のまち新見」プロジェクトの依頼を3件も受け、市内3か所で「えいごであそぼう」を実施しました。
大佐認定こども園の「えいごであそぼう」への参加(2014年8月2日)
まなび愛のまち新見プロジェクト「えいごでクリスマス」(正田公民館)(2014年12月13日)
まなび愛のまち新見プロジェクト「えいごでクリスマス」(熊谷認定こども園)(2014年12月20日)


その他、今年度の英語コミュニケーションⅡ関連の記事です。
幼児教育学科2年生英語コミュニケーションⅡの補講について
2014年度前期授業(ようやく)終了(2014年8月8日)
Halloween 2014
2014(平成26)年度「えいごでクリスマス」プログラムとそのねらい魔法のクレヨン作り(2014年12月5日)

受講生の皆さん、お疲れ様でした。

これからも頑張ってください!
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魔法のクレヨン作り(2014年12月5日)

2015-02-06 09:11:01 | 日記
以前紹介したように、今年度は幼児教育学科2年生の英語コミュニケーション選択者たちと計3回の「えいごであそぼう」の活動に参加しました。

そのうちの、熊谷認定こども園での「えいごでクリスマス」の際(まなび愛のまち新見プロジェクト「えいごでクリスマス」(熊谷認定こども園)(2014年12月20日)参照)、クリスマスプレゼントとして子どもたちにサンタさんから渡すプレゼントとして、クレヨンをシリコンの型に入れてオーブンで溶かして固めて作る「魔法のクレヨン」を作ろうということになりました。

これは、本学の「まなび愛のまち新見」プロジェクトの窓口で美術担当の岡本先生のアイディアです。

ということで、12月5日、その「魔法のクレヨン」を岡本先生のご協力のもと、学生たちと作成しました。

最初は、このような状態のものを


オーブンに入れて熱します。

すると、このように

なります。

これを型から外してやると、いろんな形のカラフルなクレヨンができます。

ということで、いろんな色を混ぜ合わせて約50個のクレヨンを作りました。







渡した時に子どもたちも喜んでくれたようで、よかったです。
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映画紹介:『白雪姫』(Snow White and the Seven Dwarfs)

2015-02-06 09:07:48 | 日記
ディズニー映画の『白雪姫』を紹介します。





この作品は、ディズニーの長編アニメーションフィルムの第一作目で、1937年に公開されました。

映画の冒頭での鳥たちのシーン、または、主人公白雪姫が動き回るシーンは、アニメーションという技術は、こんなにも素晴らしく動きを表現することができるということを観ている人に知らしめるためのシーンだと思います。

この映画の中に度々登場する動物たちの動きも、全く同様の意図で描かれていると思います。

動物(アニマルズ)の動きを、アニメーションを使ってうまく表現しているのです(動物の実写なら、ここまで、製作者の意図通りにならないところ、アニメーションなら、それが可能であるということも)。

音楽に合わせた動きもアニメーションなら可能になるのです。
(現代では、CGを使っても可能だと思います。)

白雪姫が七人の小人たちの家に行き、掃除するシーンは、絵本のグリとグラが動物たちと家を掃除するシーンを思い出しました。

また、留守中に家に入って行くのは、Three Bearsの話にも共通します(この話は、大正時代の英語の教科書にも入っています)。(日本英学史学会第47回全国大会での研究発表参照)

小人たち(dwarfs)はコロボックル伝説などを思い起こさせますし、私が研究するジョン・スタインベックの若い頃の作品 "The Gifts of Iban"(「アイバンの贈り物)を思い出します。

この映画では、いろいろと印象的なシーンがありましたが、この映画をこの度授業で一緒に見た幼児教育学科の学生たちにも参考にしてもらいたいのが、白雪姫が小人たちと最初に出会うシーン。

小人たちのベッドの名前を見て、誰が住んでいるのかということがわかった白雪姫は、小人たちの様子などから、それぞれの名前を当てていき、覚えます。

学生たちが保育の場に出たときには、ほとんどの場合に、名札がありますので、名前を覚えていてもいなくても同じように感じるかもしれませんが、先生にとってとても大切なことの一つは子どもの名前を覚えることです。(看護師さんや介護士さんにとっても患者さんや利用者さんの名前を覚えることは同じように大切だと思います。)

幼児教育学科の皆さんが、現場に出たときには、多くの場合は、七人以上の「小人」と接することになると思いますが、この白雪姫のように、一人ひとり、相手の性格に合わせて接していってもらいたいと思います。

ただ、この映画、小人たちのドタバタするシーンが少し多かったように感じます(ただ、子どもたちは繰り返しを楽しみますので、子どもたちにとってはちょうどいいのかもしれませんが…)。

そして、白雪姫と小人たちのパーティもとても楽しそうに描かれています。

ここでは、後のディズニー映画の名作『ピーターパン』のウェンディとロスト・ボーイズのシーンを思い起こしました。

この映画には(も)、身分違いの恋愛が描かれます。

また、王子様のキスで白雪姫が生き返るのも、よくみられるモチーフです。

『アナと雪の女王』でも『リトルマーメイド』でも『眠れる森の美女』でも、愛する人のキスはとても大きな力を持つのです。

この物語では、女王が世界で一番美しい人であることを保つため、自分よりも美しいとされた白雪姫を殺してしまおうとします。

その中で、女王は醜い魔女になっているところが、本末転倒です。

ところで、この女王が鏡に「鏡よ鏡、この世で一番美しいものは、だあれ?」と尋ねる台詞、英語では何と言っているか知っていますか?

"Magic Mirror on the wall, who is the fairest one of all?"と言っています。

また、毒りんごを食べさせるところでは、この女王(魔女)は、
"One bite and all your dreams will come true."と言っています。

ところで、日本にも世界でいちばんきれいな人を映し出す鏡がありました。



これは、大阪で見つけた「瞬間美人表示システム」という名の鏡です。

この鏡は、その前に立てば、誰でも世界一の美人になれます。

それから、ゲーセンにある絵本を作る機械では、もちろん「白雪姫」も候補のタイトルに入っています。


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新見公立大学・短期大学第15回オーストラリア研修旅行説明会第1回(2015年1月22日)

2015-02-04 23:45:22 | 旅行
2015年1月22日(木)、学術交流センター研修室1・2において、今年度のオーストラリア研修旅行についての第1回説明会を今回旅行実施でお世話になるJTB倉敷支店の担当の方に来ていただき、開催しました。



1998年に第1回を実施したオーストラリア研修旅行、諸事情で実施できないこともありましたが、今回で何と第15回目となります。

これまでの研修旅行については、海外研修旅行引率実績に記録していますが、我ながら、よく続けてきていると思います。

JTBの担当者の旅行の初説明に続き、僕が、具体的な研修内容やメルボルンについて説明させてもらいました。

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新見公立短期大学幼児教育学科・地域福祉学科一般入試の受験生、頑張って!(2015年2月5日)

2015-02-04 17:37:25 | 日記
明日、2015年2月5日(木)、は新見公立短期大学幼児教育学科・地域福祉学科の一般入試です。(地域福祉学科は、一般入試A日程)*地域福祉学科の一般入試B日程は3月25日(水)実施(新見公立短期大学募集要項参照)

受験生の皆さん、精一杯頑張ってください。
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Alfred H. Marks博士(New Paltz) 死亡記事の翻訳

2015-02-04 15:24:46 | 日記
昨年12月23日、新見市の姉妹都市New Paltz Village在住で、姉妹都市交流の中心人物のお一人であったAlfred Marksさんがお亡くなりになりました(Alfred H. Marksさんの訃報およびDaily Freeman紙にAlfred H. Marksさんの死亡記事が掲載されるにて既報)。

Daily Freeman紙に掲載されましたAlfred H. Marks Ph.D. Obituaryを日本語に翻訳させていただきました。

Alfred H. Marks博士(New Paltz) 死亡記事

アルフレッドHマークス(1920.7.18-2014.12.23)
皆から友人として慕われていたニューパルツのアルフレッドHマークス博士が2014年12月23日に亡くなりました。享年94歳でした。ロングアイランドのファーミングデールに1920年7月18日に生まれ、50年以上にわたりニューパルツに在住しました。初期のアメリカ文学を専攻し、20年以上にわたりニューヨーク州立大学ニューパルツ校で英語を教え、同校の名誉教授になっています。ナサニエル・ホーソンやウォルト・ホィットマンの業績でよく知られています。担当領域を超え、新入生の作文を教えることを楽しみ、その熱心な助言と学生への関わりは、多くの若い学生たちに有益な影響を与えました。幅広い分野の日本の文物についての興味関心は、第2次大戦中の軍への諜報部での業務から始まりました。1965年、日本の金沢(大学)でフルブライト基金による客員教授を務め、その後も2度にわたり日本を訪問しました。親しい友人には、日本人も多くいます。三島由紀夫の作品を含む近代日本文学の翻訳者でした。退職後は、A Courtesan’s Day: Hour by Hour(『高級娼婦の一日』*浮世絵に関する書)、The Faithful Samurai(『忠実な侍』*歌川国芳の侍を描いた作品集)、Hiroshige: Birds and Flowers(『広重:鳥と花の画』)などを翻訳したり、エッセイを寄稿しています。イーディス・ポールスター氏との共著となるSurimono: Prints by Elbow (『すりもの』) は、何年もかけて手掛けた労作で、きれいな絹の装丁に仕上がりました。その大作は、親族や友人の書棚に堂々と所蔵されています。ニューパルツと日本の大佐町(*現新見市)との間の「姉妹都市」提携にも尽力し、両自治体間の温かい友情交流や多くの学生訪問が続けられています。戦後、マークス氏は修士号と博士号をシラキュース大学で習得し、オハイオ州立大学コロンバス校、インディアナ州マンシーのボール州立大学で英語を教えました。家族と1963年にニューパルツに移住した際、ミッド・ハドソン渓谷の歴史に興味を持ちました。またニューパルツのリフォームド教会に所属し、同教会の創始者たちの不明確で謎に包まれた来歴にかなりの興味をいただきました。The Cry That Rang Brussels to New Amsterdamとして92歳の時に出版された書籍への調査に打ち込みました。同書は、数百年前のフランス語とフラマン語で書かれた資料を何十年もかけて掘り起こし、歴史上誤解されている史実の本来の事実を提示しています。所属していた団体は、俳句協会、日本協会、ジョン・バロウズ協会、パルツクラブ、ニューパルツライオンズクラブなどでした。そして、ライオンズクラブのニューパルツ中心街のハロウィーンパレードには、2012年まで参加していました。愛情深き夫であり、父親であり、祖父であり、曾祖父でありました。残された家族は、1942年に結婚したハータ夫人、息子のスチュアートさん、娘のシー・ミッシェル・ウェルチさん、同じく娘のクリスティーナ・レイモンド・ハーレイさん、9人の孫たち、10人のひ孫たち、そして11人目のひ孫が生まれてくる予定です。2015年の春にニューパルツのリフォームド教会で、アルフレッド・マークスさんの人生を祝福する偲ぶ会が行われる予定です。会はコープランド葬儀社(162 South Putt Corners Road, New Paltz, N.Y. 12561)によって執り行われます。遺族への弔辞等は、www.copelandfhnp.comで送付可能です。
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日本アメリカ文学会1月例会参加(1994年1月29日)

2015-02-03 00:38:33 | 日記
古い講演聴講ノートが出てきました。

過去に聴講した講演等の記録を少しずつ残しておきます。


日本アメリカ文学会1月例会参加(1994年1月29日)←まだ横浜在住時です。

高尾直知氏の「『緋文字』の民主主義」という研究発表

当時、活水女子大学にいらしたTetsumaro Hayashi先生のご講演

そして、現在、Steinbeck Studiesの編集委員としてご協力いただいているRandy Checkettes先生の発表も聴講しました。
Steinbeck Studies 36発行
Steinbeck Studies 37発行参照
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劇団俳小第40回本公演『マイス・アンド・メン―二十日鼠と人間より―』観劇(2014年12月11日)

2015-02-03 00:21:18 | 旅行
ジョン・スタインベック原作の『二十日鼠と人間』(Of Mice and Men)が劇団俳小によって12月に上演されるという連絡を、日本ジョン・スタインベック協会でいつもお世話になっているK先生からいただきました。

大体、このような公演は東京か大阪が多いので、地方に住む者は、遠くまで出かけて行かなくてはならないのですが、今回も公演中に授業も会議もない日があり、その日に日帰りで見に行くことにしました。

ということで、2014年12月11日(木)、池袋にあるシアターグリーン・ビッグツリーまで出かけました。








観客席はほぼ満員、大体100名弱くらいでしょうか。

老若男女が適度に混じり合った客層でした。

労働者役たちが、真剣なまなざしで歌う「はつかねずみも人間も」の歌が印象的でした。

また、舞台の間、ずっとギター奏者の細井智さんが舞台袖にいて、もの悲しいメロディを奏でていました。

主役の二人ジョージとレニーが登場します。

ジョージ役の第一印象が、ちょっと弱いかなと感じはしましたが、見ていくうちに慣れていきました。

やはり、このジョージとレニーの関係、双方向のgive and takeをうまく体現している組み合わせです。

この劇に出てくる強者でも弱者でも、人間には相手が必要であるということも、劇中に輻輳して表現されています。

この演劇と前後して、Susan Shillinglaw氏著のCarol and John Steinbeckを読んでいました。



これは、John Steinbeckの一人目の妻(彼は3回結婚しています)Carolとの時代の(それ以前、以降の記述もありおもしろいですが)伝記です。

この書にもCarolの強い性格が書かれていて、劇中に登場する唯一の女性カーリーの妻に、それが反映されているという見方で、今回は見てみました。

『二十日鼠と人間』は、2008年のLink Projectの作品を見たことから、それについて2011年の第35回ジョン・スタインベック学会でこの劇でプロデューサーを務められた為国さんとレニー役を演じられた塚原さんとのシンポジウムを担当した思い出の作品でもあります。
(第35回日本スタインベック学会でシンポジウムを担当参照)

そして、この関わりから、塚原さんがプロデュースと出演された『爛々と燃ゆる』の公演への関わりへと繋がっていったのです。
『爛々と燃ゆる』観劇
『爛々と燃ゆる』トークショー出演参照

そして、この『二十日鼠と人間』のラストシーン、何度見ても、どのプロダクションで見ても、考えさせられるエンディングです。
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第246回新見英語サロン報告(2015年1月27日)

2015-02-02 10:34:57 | 日記
2015年1月27日(火)、第246回新見英語サロンを開催しました。

今回のゲストスピーカーは、英国出身の新見市ALTであるシャーロット・ベスト(Charotte Best)さんです。



彼女は英国の中でもイングランドのこと、ご出身のケント州のこと、出身大学のケンブリッジ大学のことなど、写真をもとにお話ししてくれました。



とても興味深く聞かせてもらいました。

プレゼンテーション後のフリートークも楽しかったです。



また、今回は、英国出身のシャーロットさんのお話でしたので、同じく英国出身のJamesさんにもコメンテーターとして来ていただきました。
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第247回新見英語サロンのお知らせ(2015年2月3日)

2015-02-02 10:05:09 | 日記

明日、2015年2月3日(火)、第247回新見英語サロンを開催します。

明日は、英語サロン常連の木下さんが11月カナダのバンクーバーを訪問した際の報告をしてくれます。

もう20年ほど昔のことになりましたが、僕も1993年夏と1995年夏にバンクーバー及び周辺を訪問しました。

その時のことを思い出しながら、お話を聞かせてもらうのを楽しみにしています。

18時30分から、新見市学術交流センター交流ホールにて開催です。

興味のある方、ぜひご参加ください。


ご本人の了解のもと、バンクーバーの写真を一枚貼り付けさせていただきました。
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山崎樹一郎監督3作品一挙公開上映(2014年12月30日)

2015-02-02 00:40:55 | 日記
12月27日に山崎樹一郎監督の『新しき民』(2014)を観賞しました(勝山文化往来館ひしおで映画『新しき民』鑑賞(2014年12月27日)参照)。

その際、12月30日(火)にそれまでの山崎監督の3作品一挙公開上映が行われると知りました。
(『新しき民』ができるまでの全3作品一挙公開参照)

これも何かの縁、せっかくなので、3本とも見せてもらうことにしました。

ということで、この日も真庭市勝山のひしお文化往来館に。






まず1本目は、『紅葉』(2008)。

上映前に、山崎監督からの挨拶があり、「この映画は、地元の人と素人ばかりで作った映画である」こと、「この映画から始まった」ことを話されました。

最初の銀杏が紅葉するシーン、この映画のタイトルが表されていました。

その後、しばらくセリフがないシーンが続き、初対面の人が目の前にいるのだけど、何か話そうか、何を話そうか、などとしばらく気まずく感じているような感じでした。

映画の中には、東京でなくて地方でいいんだ、というメッセージが流れていました。

また、車の音、電動のこぎりの音、キリギリスの鳴き声、なども効果的に使われています。

また、ヒッチコック監督のように、山崎監督も自ら出演されていました。

2本目は、『ひかりのおと』(2011)。


これは、真庭の酪農家を描く作品です。

「ひかりのおと」というタイトル、英語タイトルは、The Sound of Lightとなっています。

その英語タイトルからは、アメリカの南部作家ウィリアム・フォークナー(William Faulkner, 1897-1962)のThe Sound and the Fury(1929)(『響きと怒り』)とLight in August(1932)(『八月の光』)を想起してしまうのは、私がアメリカ文学を研究しているからでしょうか。

そういえば、フォークナー文学も難解なことで知られています。
(大学院生の頃、上記のThe Sound and the Furyを読みましたが、難しかった…)

この映画にも、やはり地方対東京の問題が描かれていると思いました。

酪農家の跡取り問題、主人公たちの行き詰まり、映画を見ながらいろいろと考えさせられ、おそらく山崎監督の術中にまんまとはまった格好でしょう。

挿入歌の「青空」(作詞:みど、作曲:あやこ)がとてもよかったです。

この映画の予告編がYouTubeにありました。
映画『ひかりのおと』予告編

そして、3本目の映画は『つづきのヴォイス―山中一揆から現在―』(2013)でした。

これは、『新しき民』で描かれている山中一揆についての調査のドキュメンタリー映画で、山中一揆について研究している方々と、一揆に参加した人の末裔にあたる方へのインタビューがその中心となっています。

見る側の私の、山中一揆についての知識が乏しいため、一部難しいところもありましたが、1726年に起こった山中一揆が、約290年後にもこのように語り継がれていることに驚きを感じます。

話を聞きながら、僕が研究しているジョン・スタインベック(John Steinbeck, 1902-1968)のIn Dubious Battle(1936)(『疑わしき戦い』)をもう一度、読んでみたくなりました。

映画と映画の合間には、真庭の町並みの散歩もでき、年末の一日、ちょっとのんびり過ごすことができました。
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