1月24日に公開され、現在各地の映画館で公開中の映画『アニー』(Annie, 2014)を、2月7日(土)、イオン倉敷のMOVIXで観てきました。
子連れの家族鑑賞だったので、今回は吹き替え版を観ました。
『アニー』は、ブロードウェイ・ミュージカルで有名で、名前は何度も耳にしていましたし、ニューヨークでは見ようと思えば見に行けたはずだったのに、なぜか、今まであまり引っかかりませんでした。
(ちなみに、これまでニューヨークで観たミュージカルはCrazy for You とBeauty and the Beastです。)
この度の映画化で、上映が決まり、妻の提案で家族で見に行くことになりました。
この映画化では、舞台は現代のニューヨーク。公開前のテレビ『王様のブランチ』で映画コメンテーターのLiLiCoさんが、この映画の舞台となったニューヨークのいくつかの場所を紹介していました。
一種の職業病でもあり、映画英語教育学会の一員でもあるからですが、英語の映画を観る時には、つい、この映画が教材として使えるかという観点でも観てしまいます。
結論としては、ぜひ、教材として使いたい映画の一つでした。
孤児でありながら(映画の中では、アニーは「孤児」と呼ばれることを嫌っていましたけど)、常に前を向いて生き、自分の周りを明るい気持ちにさせるアニーを生き生きと描くこの映画、最後はハッピーエンディングになることも考えたら、教材として使っても明るい授業ができます。
ミュージカル仕立ての映画のため、歌も(しかも名曲が)使われていて、授業で歌を教材とすることもできます。
この作品の原作は、ハロルド・グレイ(Harold Gray)が新聞に連載したマンガLittle Orphan Annieなのですが、その辺りから読み始め、以前の映画化作品も見せながら、この映画も使った授業、十分可能だと思います。
さらに、この映画に出てくる実際のスポットをアメリカ研修校のニューヨーク観光で巡ってみる、そんなツアーもできたらいいです(家族旅行でも実現できるかな)。
ちなみに、幼いアニーが親にメモとともに残されたイタリアン・レストランの「ドマーニ」(これは、イタリア語で「明日」(tomorrow)の意味だそうです)は、Greenwich Village(今年の研修旅行の人たちと一緒に行ったWashington Squareのそばです)の住所284 West, 12th St.にあるCafe Clunyが使われています。
また、映画のラストシーで使われている海沿いの公園は、自由の女神を観に行くクルーズの乗り場の一つであるLiberty Parkです(今年度のアメリカ研修の人たちと乗船したのはBattery Parkですが)。
アニーは、スタックスと同居するようになり飼うことになった犬が、最初、しつけが行き届いていないからグルグル回ってばかりいる様子を見て、ハリケーン・サンディ(Hurricane Sandy)のようだという理由でSandyと名づけますが、このハリケーン・サンディとは、2012年10月にニューヨークを襲った別名Superstormと呼ばれたハリケーンです。
(実は、私は、このハリケーンがニューヨークを襲った2週間後にニューヨークを訪問しました。その時には、人々もメディアもこのハリケーンのことをよく話題にしていました。)
感動的なシーンは、いくつかありましたが、アニーがグッゲンハイム美術館(映画内では別名)で、Opportunityという歌を歌いあげるところ(そのシーンのすぐ後で、意外な展開はあるが…)です。
現在公開中の映画、あまり詳細に書きすぎるとネタバレになってしまうので、この辺りにしますが、家族とは何かを考えさせてくれるとてもいい映画でした。
子連れの家族鑑賞だったので、今回は吹き替え版を観ました。
『アニー』は、ブロードウェイ・ミュージカルで有名で、名前は何度も耳にしていましたし、ニューヨークでは見ようと思えば見に行けたはずだったのに、なぜか、今まであまり引っかかりませんでした。
(ちなみに、これまでニューヨークで観たミュージカルはCrazy for You とBeauty and the Beastです。)
この度の映画化で、上映が決まり、妻の提案で家族で見に行くことになりました。
この映画化では、舞台は現代のニューヨーク。公開前のテレビ『王様のブランチ』で映画コメンテーターのLiLiCoさんが、この映画の舞台となったニューヨークのいくつかの場所を紹介していました。
一種の職業病でもあり、映画英語教育学会の一員でもあるからですが、英語の映画を観る時には、つい、この映画が教材として使えるかという観点でも観てしまいます。
結論としては、ぜひ、教材として使いたい映画の一つでした。
孤児でありながら(映画の中では、アニーは「孤児」と呼ばれることを嫌っていましたけど)、常に前を向いて生き、自分の周りを明るい気持ちにさせるアニーを生き生きと描くこの映画、最後はハッピーエンディングになることも考えたら、教材として使っても明るい授業ができます。
ミュージカル仕立ての映画のため、歌も(しかも名曲が)使われていて、授業で歌を教材とすることもできます。
この作品の原作は、ハロルド・グレイ(Harold Gray)が新聞に連載したマンガLittle Orphan Annieなのですが、その辺りから読み始め、以前の映画化作品も見せながら、この映画も使った授業、十分可能だと思います。
さらに、この映画に出てくる実際のスポットをアメリカ研修校のニューヨーク観光で巡ってみる、そんなツアーもできたらいいです(家族旅行でも実現できるかな)。
ちなみに、幼いアニーが親にメモとともに残されたイタリアン・レストランの「ドマーニ」(これは、イタリア語で「明日」(tomorrow)の意味だそうです)は、Greenwich Village(今年の研修旅行の人たちと一緒に行ったWashington Squareのそばです)の住所284 West, 12th St.にあるCafe Clunyが使われています。
また、映画のラストシーで使われている海沿いの公園は、自由の女神を観に行くクルーズの乗り場の一つであるLiberty Parkです(今年度のアメリカ研修の人たちと乗船したのはBattery Parkですが)。
アニーは、スタックスと同居するようになり飼うことになった犬が、最初、しつけが行き届いていないからグルグル回ってばかりいる様子を見て、ハリケーン・サンディ(Hurricane Sandy)のようだという理由でSandyと名づけますが、このハリケーン・サンディとは、2012年10月にニューヨークを襲った別名Superstormと呼ばれたハリケーンです。
(実は、私は、このハリケーンがニューヨークを襲った2週間後にニューヨークを訪問しました。その時には、人々もメディアもこのハリケーンのことをよく話題にしていました。)
感動的なシーンは、いくつかありましたが、アニーがグッゲンハイム美術館(映画内では別名)で、Opportunityという歌を歌いあげるところ(そのシーンのすぐ後で、意外な展開はあるが…)です。
現在公開中の映画、あまり詳細に書きすぎるとネタバレになってしまうので、この辺りにしますが、家族とは何かを考えさせてくれるとてもいい映画でした。