みんなKK

家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

これを読んでくれている学生さんへ⑥ ~求心力の強さ~

2012-05-25 | Weblog
 フランスへ行きたい、と思って旅行のパンフを集めたり地球の歩き方を読んだりする。試合に勝ちたい、と思っていいチームの練習を見学に行ったり、トレーニングの本を読んで試みてみる。

 何かこうしたいと思ったら絶えずそのことを思っていれば、何かにつけてそのことを目指して、無意識のうちに少しずつ段取りを進めているものです。だから自然にそうなる。

 思いや願いの強さは大事だね。「求心力」という。

 私は強くはないけど、お酒を飲むのが楽しみの一つ。昨日の酒は特別旨かった。求心力を持って2週間ずっと考えながら進めてきた仕事があった。それをひとまず終えることができた。とにかく気がつけばそのことばかり考えていたんだ。そうしたら思いの外自分なりに納得いく仕事ができた。

 すると、次も又「求心力」を持って仕事に臨もう、という気持ちになる。

 よく「あきらめるな!」と聴くし、言ったりもするけどそれは、本人が求心力を持っているかどうかの違いだろうね。だから親や指導者は、本人達の願いを汲み取って、いい話をしてあげることがとっても効果的だと思う。経験したことなら説得力は抜群だろうが、見学したことや本を読んだことでもいい。「こんないいことがある」「こんなにいいもんなんだ」という話が求心力を持続させる。

 いいチームとは求心力が強くて、ベクトルが一緒なのだ。チームとはスポーツだけではないよ。職場も学級もチームです。目標はそれを言語化して明らかにしたもの。時々確かめないとダメなのです。(中間評価っていうかも)人間そんなに意志が強くないからね。

 私なりにいい話だな、と思ったので我が事も含めてご紹介しました。

 

 

 


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これを読んでくれている学生さんへ⑤

2012-05-25 | Weblog
 一度流れたものは元に戻りません。ただ流れの跡が残ります。「水」しかり、そして「時間」しかり。私たちは人との関わりで生きています。待ち合わせ時間、開始時間、終了時間。遅れる人は常に遅れます。そして反省もありません。だから、時間は流れた跡として、相手の心に印象を残していきます。

 貸したお金、頂いたご飯、そして待たされた時間は印象深いものです。

 先日私は約束の時間に10分遅れました。慌てました。周りが見えず、後始末も雑になりました。(あ~あ、だめだな)と翌日の朝自分のデスクを見て感じました。それ以上に、その10分間、他の人の時間(大きく捉えれば人生)を奪ったことに申し訳ない気持ちばかりでした。

 待ち人になったことはあるでしょう。待っている時間って長くないですか?特に何の連絡もないと、よいことは考えません。自分が時間を間違えたのかしら、途中相手が事故にでもあったのかしら・・。

 野球の試合で相手チームが交通事情で遅れてきました。私は試合は序盤で攻めようと作戦を立てました。相手の監督さんは平然としていても選手は大したアップもできないし、一番は選手一人一人がバラバラな気持ちになっていたのがわかりましたから。3回までにツーアウトランナー3塁を2回作ろう、と自軍に目標を伝えました。フォアボール→送りバント→セーフティバント。それがきっかけとなり5点取りました。誰が悪いのでしょう?こう言うのを時の運というのかな。いえいえ違います。きっと相手の監督さんは相当後悔したと思いますよ。後で情報が耳に入ってきたのですが、その時のバスの運転手は球場のある地方に明るくない方で、道に迷ったのが理由だったからです。

 ね、時間って自分のもののようでたくさんの人のものでしょう。結果として選手の楽しみを閉ざしてしまったじゃないですか。

 おっと、今日は出張です。7時に待ち合わせです。10分前に言って珈琲でも飲んでましょう。
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