人は若いほど自分を語りたがります。とてもよくわかります。それでいいのです。過去を確かめながら不安な未来に向かっていたり、知り得た情報を元に自分の立ち位置を決めていったりするのです。失敗もします。身近で傷心している人に「わかる、わかる、でもな〜」とペラペラと偉そうなことを言うのですが的を射ず薄っぺらなそれに自らガッカリしてしまったことなど数知れず。
そういう時は、一献付き合って寡黙に寄り添ってやればいいんだな。語らずとも当人の気が満ち地力が湧いて来ればいいのです。見守る、一人ではないと思える、そういう傍らの人に私はなりたい。
そういう時は、一献付き合って寡黙に寄り添ってやればいいんだな。語らずとも当人の気が満ち地力が湧いて来ればいいのです。見守る、一人ではないと思える、そういう傍らの人に私はなりたい。