神は信じる人の支えになる。

　新米食べましたか。僕はまだです。農家は新米を食べるのは一番早いと思ったら案外間違っています。結構な量の去年の米が残っています。新米がとれる頃きっちり無くなればよいのかもしれませんが、いつも定量の米がとれるとは限りません。だから残しておくのです。米ってすごいんです。神も人間も同じ食べ物を食べて互いが結びついているのは、日本だけ。神と人間が一緒に新米を食べる日が決まっています。１１／２３、勤労感謝の日はそもそも新嘗祭（にいなめさい）です。実は１１／２３はその意味からも日本人にもっとも定着している祝日なのです。ちなみに私はまだ新米を口にしていません。新米は味も色も香りもあって旨いんだよなあ。塩、味噌で十分なほど甘い。
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日々是好日

　刈り取りの終えた田んぼの道、色づく郷の木々、籾殻を燃す煙、いよいよ秋も最終章に近づいたなあ、と思います。

　鎮守の森をぬけるといつもの大池。ここは1週2ＫＭの看板があります。すたすた歩くときっかり20分です。かもが悠々と水面を漂いのどかな田舎の景色。よく目をこらすと、昨日と今日は違っている。一つとして同じものはないのですよね。今を生かしていただけていることに感謝です。こういう日は、何が食べたくなるか。昼は蕎麦、夜は芋煮だな。今日の昼は2段もりにしました。新蕎麦を今年初めていただき、鼻に抜ける香りに心穏やか。