降りたいの晴れたいの?って空に向かって叫びたいような日曜日
天気のせいにして1日なーんにもしなかったわぁ~
なんて言い訳したくないから朝からエイッと即行動!
ずっと行きたいなぁと思ってた
県美術館へ 藤城 清治展を見に行ってきました
ワタシにとってはカルピスのラベルの作家さんという
肩書きがそれまでは一番印象強かったのだけれど
会場に一歩足を踏み入れた瞬間
ワァ-ッと歓声とため息をこぼしてしまいました
影絵の世界なので会場は薄暗く
光と水が効果的に使われていて
作品というよりも藤城先生の人生、歴史そのものの
タイムトンネルをくぐり抜けているかの錯覚に陥りました
絵画の技法や専門知識、用語はさっぱりわかりませんが
その作品に込められたメッセージや背景には
強くココロ揺さぶられますね
「光と影で成り立つ作品はまさに人生そのものだ」と記してあり
何故に強く惹かれ自分がこの場に立ち尽くしているのかがわかりました
光と影、平穏と情熱、羨望と嫉妬、そんな対峙する事柄で
埋めつくされている人生がたまらなくシアワセだったり、嫌気がさしたり・・
最近そんなコトばかり考えているからなのでしょうね
ワタシも シアワセや迷いのカタチとして
何か作品でも生み出せたらいいのにな。チェッ。と
見えない小石を蹴りながら
階下のミュージアムショップを覗いてみると
ワァオ!これまた大好きなアンリ・マティスのポストカードを発見しました!
またまた他力本願的ではありますが
ここ数日のモヤモヤを2人のアーティストが巧く拭い去ってくれた一時でした
切り絵と影絵が好きなのは
人口的な刃物の鋭利な切り口の中に
人間味ある迷いとか情がこもった線を
目を凝らすと見出だすコトができるからなのでしょう
ヒトは成長すればする程 迷い、悩むのかもしれませんね
なるほど