短い手紙には
元気そうで
よかった
と
そう
書かれていた
キミから
見える
ボク星が
そう映っているのなら
それはそれで
シアワセかも
しれない
ボク星から
ざんねんながら
いま
キミ星は
見えないけれど
あの頃の
残像が
眩しいくらいに
瞳の奥に
遺っているから
淋しいなぁ
なんて
闇を
手探りする
ヒマも
ないんだよ
ボクらは
どんどん
離れていく
けれど
それは
光の届く時間を
待つための
贅沢な選択かも
しれない
キミ星が
在る限り
ボクは
空を見上げて
頑張れる
ボク星も
ココにいるから
目印になるほど
輝きはしないけれど
キミ星を
引き立たせるコトは
できるかなぁ
もぅ
衝突して
せっかくの
輝きが
粉々になるなんて
いたたまれないから
それぞれを
輝こうね
ボクらにしか
結べない
ボクらしか
知らない
ちいさな星座の
名前は
愛してる座