ー世の中に たえて桜のなかりせば
春の心は のどけからましー
この
詠
を
今年の春
は
また
違う
意味合い
に
捉えそう
ですね
長い冬
を
越えて
尚
息づく
生命
の
強さ
や
豊かさ
を
讃える
か
の
ように
咲き乱れる
桜の花々
のんびり
花見
に
浸るコト
さえ
ままならぬ
時世
ですが
励まされ
勇気づけられるコト
には
変わりありません
通勤
や
買い物
の
道中
に
目
を
凝らす
と
不意
に
パワースポット
みたい
に
現れる
美しき
春
の
使者
それすら
叶わぬ方々
にも
ーいつかの春ー
は
鮮やか
に
蘇る筈
大切なヒト
と
眺めた
記憶
旅立ちの日
に
舞った
桜吹雪
大きなランドセル
が
重かった
けれど
桜の木の下
で
手
を
繋ぎ
誇らしげ
に
撮った
校門前
の
記念写真
桜色
の
想い出
を
俯きがち
な
此の春
の
ココロ
に
ひらひら
と
振りかけて
慰めて
励まして