例年より
十日ほど遅れて
わが家の今年の桜が咲いた
今日は結婚記念日
其れを
ささやかながら祝い
見守るかのように
二十八年
共に過ごす時間。
は
少ないけれど
夫婦とは
家族とは
ポイントと
タイミングを
押さえていられる
不思議な集合体だから
拘りドコロは
其処じゃない気がする
其れは
実感が無いながらも
月日を積み重ねてこれた故
なのだろう
十一年前
明日は結婚記念日という
その日に
東日本大震災が起こった
あの頃から
ー繋がりー
の
意味合いも少しずつ
変わっていったような気がする
日常。
が
当たり前では無いコト
普遍。
は
永遠では無いコト
自身に
直接的な被害は無かったけれど
ココロは揺さぶられ
沢山の問いを投げかけられた
と
想う
愛の言葉。
を
贈り合うコトは
すっかり
無くなってしまった
けれど
感謝の言葉。
や
慈しみ。
そして
尊び。
を
忘れるコト
は
この先
一生無いだろう
一生がどれほどの月日なのか
解らないけれど
伝えるべきタイミングには
躊躇なく
伝えていけたなら
ありがとう。
ありがとう。
自身の欲求を充す
ー愛の言葉ー
よりも
鏡のように
こだまのように
共鳴し合う
ー合言葉ー
生きている。
生きていれば。
生きてこそ。