アナザースカイ

雨上がりか

はたまた

一雨降り出すのか


微かな不安に

駆られながらも

移りゆく

美しい

宵闇を

見上げる


雨が降ろうとも

雲間が

切れぬとも

いいんだ


いいんだよ


流れていけるから


いつか

晴れる


そう

信じているよ


雨も

雲も

もちろん

満天の星も

キミを

造るもの


キミを

キミらしく

いさせて

くれる

ものだから

RAIN PAIN

雨は

すべてを

洗い流して

くれるのか


雨は

すべてに

めぐみを

もたらして

くれるのか


痛みは

いつか

癒される

時がくるのか


痛みは

誰かの

痛みを

知るための

おくりもの

なのか


そう


降りしきる

止ますことなど

できぬ

この

六月の

雨のように

ジェーン バーキン

無造作と

いうコトバには

そのヒトの

ルールが

織り込まれて

いるんだなと

彼女を見ていると

そう思う


ジェーン・バーキン


植物が

咲き時

散り時を

本能的に

知っている

ように

彼女もきっと

その時に

したいコト

やるべきコトを

嗅ぎ分けて

きたのだろう


削ぎ落とされ

研ぎ澄まされ


それでも

腕の中に

ココロの中に

抱いていられる

それらと

笑い合っていたい


こんな

無造作な笑顔

で

価値か 価格か

季節柄

マリンモチーフの

雑貨に

目が行きます

しかも

一品どれも

100円！


洋服は

専ら

古着屋さん

気になる

書籍や

CDは

Amazonで

状態の良い

中古品を

チェックしたり・・


チープな価格でも

愛着が

湧くと

長く楽しめますし

大切にもします

ちょっと

冒険もできますしね


でも

安物買いの何とやら

に

ならぬよう

ハイセンスな

判断力と

応用力を

身につけなければ

・・ですね

ヨガる

タイトルが

またまた

よい子の

みなさん

ゴメンね

シリーズですが

そっちじゃなくて

あっちです(笑)


今日は

友人に

お誘いいただき

ヨガと玄米菜食を

楽しんできました


ビギナーのワタシは

先生に一番近い

前の列の

センターに

導かれ

前田敦子ちゃんから

受け継いだ

大島優子ちゃん並みに

全身全霊

頑張りましたよ！


とは

いうモノの

場所が

伊万里の

ハイセンスな

雑貨屋さん

「青緑」さんと

きたものだから

店内が

気になる気になる


ちゃっかり

帰る時には

狙いを

定めていた

アラジンの

タンブラーを

お買い上げ～

したのでした


普段

カチコチに

癖が

ついてしまっている

カラダを

ほぐし

考えるコトが

ナイと

不安になるような

頭の中を

真っさらに

できる

貴重なひとときと

なりました


二ヶ月に一度

開催されているそう


ぜひ

みなさんも

ヨガって(まだ云ってるよ)

みませう

アタシノウンメイ

毎日

必要とされて

心底

うれしい


でも

いつまで

必要と

してくれる

のかなって

内心

ビクビクも

してる


つぎつぎに

新しい

魅力的なコが

キラキラ

ひらひら

誘って

くるでしょう？


でもね

アタシの

天命は

アナタに

見つけて

もらうコト


そして

アタシの

運命は

アナタに

愛され

欲され

翻弄される

ただ

それだけなの


沈黙に

勝てなくなる

その日まで


もうしばらく

あと少しだけ


傍に

いさせてね

ソノヒトノニオイ

このごろ

ひどく

欲するのは

鼻先を

掠める

香りや

薫り


臭覚は

五感の中でも

イマジネーションを

無限に

広がらせるもの


匂いの記憶は

褪せないモノ

なんだと

オトナになって

しみじみ

想うのです


アナタの

忘れられない

カオリは？


それは

きっと

忘れるコトの

できない

幸福の情景

そのもの

なのでしょうね

倚りかからず

昨日は

作家としての

ストイックさと

同世代の女性

としての

魅力を

兼ね備えている

オンナ友達と

久しぶりに

ウチごはんしました


彼女は

ワタシを

いつまでたっても

名字に

さん付けで

呼ぶんです(笑)

何故か

それが

心地よくて


自分と

大切なヒトたち

その距離感

関わり方には

それぞれの

心地よい

尺があるような

気がします


男前に

バンを

乗りこなし

走り去ってゆく

彼女を見送りながら

ふと

この詩が

浮かびました


「倚りかからず」
　　　　茨木のり子


もはや

できあいの思想には

倚りかかりたくない


もはや

できあいの宗教には

倚りかかりたくない


もはや

できあいの学問には

倚りかかりたくない


もはや

いかなる権威にも

倚りかかりたくない


ながく生きて

心底学んだのは

それぐらい


じぶんの耳目

じぶんの二本の

足で立って

なにか

不都合の

ことやある


倚りかかると

すれば

それは

椅子の背もたれだけ

ツユノハレマニ

空は

晴れているのが

当たり前なんじゃ

ないんだと


教えてもらう

この季節


曇り空を

恨めしがらずに


今

できるコトを

していこう


澄み渡る天も

降りしきる雨も

仰ぎ

これは

恵みなんだと

感謝できる

そんなヒトで

在りたい

ファインダー

シャガール

越しに

キミが

見えるよ


好きなモノの

向こうには

キミが

微笑んで

くれている


いつも

そんな気がする


青のシャガールに

惹かれていた

ヒトリの頃が

とおく懐かしいよ


赤のシャガールを

強く

焼き付ける

今を


いつか

懐かしく

思うのかな


それは

きっと


人生サイゴの日

だろうね


笑い合おう

そばにいよう