海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1328 陶印の押印(1)

2018-11-05 | 


陶印の押印(1)

今回作った陶印の仕上げを少しずつ行なっていきます。

今日は四つ。

一番大きな油滴天目釉の「杜門」。

これは、筒状にして、大きさの割に粘土を使わず、かつ割れを防ぎ、そして空いた穴に印鑑を入れる様にしたものです。

ただ、真ん中と周りの粘土の収縮率が違ったためか、焼き上がった段階で、真ん中がかなり凹んでしまいました。

1240℃前後で焼いて頂いたので、修正はかなり大変です。

小一時間ほど頑張ってみましたが、これが限度ですか。

まぁ、読めるし、真ん中がドーナツ状もなかなか面白いので、ここで止めておくことにしました。

後は小振りな、「と」「杜」「海」

だいたい出来ているので、ほぼそのままでよしとしました。

(陶印と印影)

No.1327 陶印いろいろ

2018-11-05 | 陶芸


陶印いろいろ

No.1325の印といっしょに焼いて頂いた、フクロウの形にはしなかったものです。

いろいろな形と色。

黒く見える一番大きなのが、 油滴天目釉ですが、手に取って見ると、微妙な色の変化があって美しいです。

さて、これから一つ一つ印面の出来具合をチェックします。

(先日作った椅子の上に乗せて。)

No.1326 柿茶

2018-11-05 | 




柿茶

我が家の柿、今年の実は一つでした。

しかし、葉はたくさん繁りましたから、夏のうちに葉を採って乾燥させておきました。

もちろん、お茶にするつもりでした。

でも、すっかり忘れていて、そのままになっていたので、再度軽く洗って天日干ししてから、お茶の葉状態にしました。

それを、ホウロウのポットで煎じてみたところです。

色は正に柿色。

味は渋みもありますが、結構甘みを感じます。

後味がほんのり甘く残って、いいですねぇー。