海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.751 石の上にも三年

2015-10-09 | 


「石の上にも三年」

好きですねー。こういう言葉。
似たような言葉をいっぱい書いたような気がします。

段ボールに。


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8 コメント

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海山さん今晩は (讃岐の夢心)
2015-10-15 21:05:55
いい字ですね。この書体好きです。
牛橛造像記ですか?
小生臨書していますが角ばったところが難しいです。
どんな練習すればいいですか?
一の起筆と止めを書いてますが角ばった一になりません。
筆さばき・筆使い・筆の穂先の使い方でしょうか?
穂先にどう力伝えたらいいのか入れ方が分かりません。
ご指導宜しくお願い致します。
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造像記について (kobottomo)
2015-10-17 11:46:44
お久しぶりです。
コメント、そして質問ありがとうございます!

テクニックは二の次です。
気持ちを大切にして下さい。

それを踏まえて上で、
次のようにすれば、角張ります。

横線の「一」

1 筆を真っ直ぐ立てて構える。

2 その筆の軸を真っ直ぐのままにして、斜め45度に切り込むように筆をおろす。
その時、筆は根本まで全部紙に接触するように押さえるのではなく、少しゆとりを持たせておく。つまり、弾力が使える状態にしておくこと。
形としては、斜めの涙の滴です。


3 その筆の形のまま、軸を進行方向とは逆の方向へ、グッと傾けて下さい。すると線の左のラインが直線になります。これで角ができます。
傾ける角度は、45~60度くらい、もっとやってもいいです。進行方向に向かって押すというイメージです。

4 そのままの軸の角度を維持しつつ、筆先に力を入れて横(少し右上がり)に押し進めて行きます。

5 収筆は一旦止まってから、筆の先に力を入れて斜め右上に引き抜きます。

これで、力強い「一」の完成です。

文章で書けばこんな感じですね。

実際にお見せすることが出来れば簡単に
なのですが…。

後は練習です。

でも、気持ちが一番大切です。強い線を書くことです。
押して押して押しまくれ!

これが、高校生に教えるときの、合言葉でした。
( ´∀`)

では、またお知らせ下さい。
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海山さんおはようございます (讃岐の夢心)
2015-10-19 10:56:16
丁寧な説明有難うございます。
気持ちは持っているのですが何回やっても気に入りません。
頭で分かったような錯覚があるのですがいざやってみると大違い全然出来ません。
力の入れ具合かもしれません。穂先の弾力を使うのも大切ですね。
あと墨はたっぷり付けるのでしょうか?
やはり書いて書くことですね。
頑張ってみます。また宜しくお願いします。
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讃岐の夢心さんへ (kobottomo)
2015-10-20 12:21:39
気に入らない、いいですね!
妥協しない、この精神が大事です。

筆は大きいものを、もちろん全部筆はおろして、
たっぷりとつけて、墨を根元に残しつつ、筆先の方を硯の角でしごくのですが、これも、文章では分かりにくいですね。

半紙には一字だけ。その字が縦長だったら半紙を縦に、横長だったら横にして、ドーンと書いて下さい。
気分いいですよ。

半紙は裏のザラザラの方に書きます。その方が摩擦の力が強くなるので、力強く書けます。

大体、造像記は、肉親が戦争で死んで、それを供養するために仏像を建てた時の記録ですから、それを建てた人の怒りや悲しみがこもっています。

特に、牛けつ造像記は、牛けつという息子を亡くした母親が建てた仏像の記録です。

強く、鋭く、激しく、怒り、悲しんでいる字なのです。

それを、形だけで捉えようとしては書けないのです。

参考までに、失礼しました。
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海山さん今晩は (讃岐の夢心)
2015-10-20 23:09:49
海山さん丁寧な説明有難うございます。

牛橛造像記1年半書きましたがなかなか難しいです。
一が書けなくて挫折しました。今度書いたのを送ります。
見て頂けますか?
どうぞ宜しくお願い致します。
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讃岐の夢心さんへ (kobottomo)
2015-10-23 08:56:14
もちろん、喜んで拝見致します。
送って下さい。
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海山さん今晩は (讃岐の夢心)
2015-11-06 18:49:04
牛橛造像記送りました。届いたでしょうか。
見て頂いてアドバイスお願いします。
無理なお願いして申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願い致します。
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郵送しました (kobottomo)
2015-11-08 11:59:22
お送りいただき、ありがとうございました。
臨書作、拝見しました。
立派なものです。
ちゃんと造像記に見えます。

昨日、詳しい返事と添削と私の参考作を郵送しました。
ちょっと長い文になりましたが、読んでみて下さい。

では、また。
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