海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2636 イチジクの剪定・ビフォーアフター

2025-02-27 | 

イチジクの剪定・ビフォーアフター

剪定前と剪定後の写真です。

今日、今年の剪定、やっと完了しました。

年末年始は個展の関係で出来ませんでしたので、例年よりはかなり遅い剪定です。

例によって、強剪定。

昨年伸びた必要な枝は、だいたい二つか三つの芽になる所を残してカット。

あとは不要な枝を大胆にノコギリで切り落としました。

かなりスッキリしました。

この時期まで我慢していたのにはもう一つ理由があって、剪定した枝を挿し木にしようと思ったからです。

昨年は初めて接ぎ木に挑戦しまして、一本の樹から多種の実を採ろうと目論んでいるのですが、昨年は実が成りませんでした。

ただ、とても立派に育ったので、挿し木用の穂木を採ることができます。

それで、挿し木の適期まで待って、剪定と挿し木、ついでに接ぎ木もしてみようということで、二月末の剪定となったわけです。

切り口には、墨+ボンドで保護しました。

これも例年通りです。

専門家はトップジンとかいう保護剤を使うらしいのですが、わたしは毎年、墨汁か墨汁+ボンドでやってまして、まったく問題ありません。

昨年接ぎ木した枝にはネームプレートを着けています。

(台風の時にプレートが飛んでしまって品種が分からなくなったのもありますが)

何はともあれ、イチジクの収穫に向けての重要な作業の一つを終えました。

 


No.2635 胡蝶蘭

2025-02-26 | 

胡蝶蘭

今年も元気に咲きはじめました。

もう何年になるか。

確か9年ほど前の個展の時に、お祝いでもらったピンクの胡蝶蘭です。

あれから鉢の数が少し増えて、毎年花を着けてくれます。

この株は葉っぱ三枚ですから、ツボミの数は少ないですが、今年の一番花を咲かせました。

外はまだまだ寒いのですが、確実に春は近づいていますね。


No.2634 版画三昧・その3

2025-02-18 | 版画

版画三昧・その3

昨日は自転車で半日ホームセンターへ。

いろいろ見て回り、結構歩きもしたので、一応運動不足の解消。

昨夜は版を作っておきました。

そして、今日はまた朝からせっせと刷っています。

このシリーズ、ほぼパターンは同じなのですが、みんな違っていておもしろいです。

昼までに6種60枚。

白黒モノトーンでいきます。

(はがき大、黒1色)


No.2633 版画三昧・その2

2025-02-16 | 版画

版画三昧・その2

今日も一日版画でした。

昨日から続けて、新シリーズの制作です。

昨日でだいたいのめどがたったので、今日は、一気に10作刷りました。

2版2色で各10枚づつ。

ですから、計200回程刷ったことになります。

気に入ったものは二作程ですが、これくらい刷ると充実感がありますね。

ただ、運動不足ですから、明日はちょっと考えなくては…。

 


No.2632 版画三昧

2025-02-15 | 版画

版画三昧

今日は朝から版画。

いつもの紙版画です。

版は昨日作っていたので、とにかく刷りです。

一版目の色の版、そして2版目の黒の輪郭線。

シンプルにこれでできあがりとします。

合計70枚を2回刷って、腰が痛くなってきたので休憩です。

今日は一日版画三昧のつもり。

さて、どれだけ出来るか…。

(はがき大、紙版画2版2色)


No.2631 ラッパ型・無電源スマホスピーカー

2025-02-14 | 工作

ラッパ型・無電源スマホスピーカー

無電源スマホスピーカーの三作目。

ラッパ型、つまりトランペット等の楽器の様に音を出そうというわけです。

音源から細い管を通って、音は大きく放たれるのです。

金属加工が直ぐに出来ればいいのですが、…。

そう簡単にはいきませんから、いつもの様に代用です。

プラスチック製のジョウロと塩ビパイプの継ぎ手、それに内径の合う紙の筒。

あとは端材の木材を組み合わせました。

今回はちょっと色を塗って、レトロな雰囲気を出しました。

かなり遊びましたね。


No.2630 パパイヤの葉・茶に

2025-02-13 | 

パパイヤの葉・茶に

一昨年から鉢植えで栽培しているパパイヤ。

昨年は冬越しに失敗して全ての葉を落としてしまったのですが、今年はまだ葉がかなり残っています。

下の葉から枯れ落ちていくのですが、そのままにしておくと乾燥してカリカリになります。

これを捨てるのはもったいないので、お茶にしてみました。

因みに、ちゃんとパパイヤ茶という製品は販売されています。しかも、かなり健康的な茶です。

生葉を乾燥させたものと成分が同じかどうかはわかりませんが、…。

とにかく、一応、一度水洗いしてから、ちょっとフライパンで乾煎りしてから、手で握ると粉々になりました。

あとは熱湯を注いで五分間蒸らしただけ。

結構色が出ています。

飲んでみると、

うーん、苦い!

良薬口に苦しです。

二煎目はちょっと甘みがあってちょうど良い感じです。

時にはこんなお茶もいいでしょう。

 


No.2629 スマホスピーカースタンド

2025-02-11 | 工作

スマホスピーカースタンド

アンティークラジオ型スマホスピーカーを作った勢いにまかせて、今度は音をしっかり出してみようと木で作ってみました。

またいつもの様に、手持ちの材料、主に端材を使っています。

まずは、シンプルに。

これでも、音はしっかり大きくなります。

ただ、ちょっと高音がキンキンする感じです。

もう少し改良が必要ですが、何もないよりもいいですね。

低音を響かせて大音響、というわけにはいきませんが、小さな部屋で一人で聴くには充分な音量になります。

なにしろ、スマホの電力だけで、無電源ですからとてもエコです。

次は改良です。


No.2628 アンティークラジオ型・スマホスピーカー

2025-02-10 | 工作

アンティークラジオ型・スマホスピーカー

裏打ち、表具、そして展示の準備と進み一安心。

この数ヶ月、書展とその準備に忙しい日々でした。

とてもありがたいことです。

しかし、違うことがしたくなる性分で、工作の虫が動きはじめました。

こういう時は素直に心の声を聴いて、工作です。

たまたまネットで見つけたアンティークラジオ風のスマホスピーカースタンドがいい感じだったので、真似して作ってみました。

もちろん、そっくりコピーはしません。自分なりのアレンジで遊びました。

材料は百均の小さなゴミ箱とプラ版、あとはあり合わせの厚紙やパーツに使えそうな物を見立てて、…。

アクリル絵の具を混ぜてアンティークな色を作って塗りました。

こんなのを夢中になって作っている時が楽しいですね。

スマホをセットして音を出してみれば、見た目重視なので、音は期待していなかったのですが、思った以上にいい音です。

次は音響重視で作ってみようと思います。


No.2627 裏打ち・「うれしいことも…」

2025-02-03 | 

裏打ち・「うれしいことも…」

個展が終って休む暇なく、裏打ち作業をしていました。

今度は、書塾の受講生の皆さんの作品展です。

全部で16点、裏打ち、表具をしています。

今日で一応裏打ちは全て終了。

これから、軸装やパネル等の表具です。

ついでに自作も裏打ちしました。

私のは、短冊大ですから、残った裏打ち紙で…。

「うれしいこともかなしいことも草しげる」山頭火です。

(短冊大)