瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

08年12月、ハウステンボスに光降る その4

2009年01月24日 22時15分57秒 | ハウステンボス冬の旅行記
またもや昨日上げられなかった分、本日2度目の更新。
毎度閲覧者に優しくない更新速度で御免なさい。(汗)
しかし立春過ぎてもクリスマス記事書いてるのって、すっごい間抜けな気がして嫌なんだ。(汗)
でもなんかその間抜けを演じそうな気が有り有りと……まぁその時はいっそ開き直って書いてこう。(笑)
ってな訳で前回の続き…今回次回はパレス以外の光のスポット紹介です。



冬のハウステンボスはイルミネーション花盛り。
花がどうしても地味になる分、そうせざる得ないと言いますか。
船に教会に運河に塔に風車までも輝いてるんだから凄まじい。
こんな街日本広しと言えど、そうそう無いだろう。
てゆーか宮殿の在る街ってだけで珍しいよ。(笑)
ハウステンボス=チューリップ=花のイメージが強い人も多いだろう。
だがハウステンボスの魅力は花だけじゃない。
そもハウステンボスのテーマは、エコロジーとエコノミーの融合。
略してエコエコ、エコエコアザラク、エコエコザメラク。
段々支離滅裂化して来たけど(汗)、つまり花や森だけでなく、建物も財産の内なのですよ、と。
近年建てられた中で稀有な素晴しき建造物の数々。
それらがいっぺんに輝く冬は、ハウステンボスの魅力を最も実感出来る季節じゃないかと、自分は考えとる訳ですよ。

今冬の「光の街」のテーマは「ジュエルライト」。
各光のスポットに因むテーマストーンを設定してあるのです。

例えばスパーケンブルグに在るこの「光の船」。↑
テーマストーンは「ターコイズ」だそうな。
だがしかし待て、ターコイズってトルコ石じゃん。
青い色をイメージしないか?……船に点った光、赤かったんですけど。

とまぁ中には苦しい設定のスポットも在ったけど(笑)、こういうテーマイメージ当てるのは悪くないと感じたです。
観る側にも解り易いですよ。
多分某夜景評論家のアイディアでしょうが、流石だなと感心してしまいました。



↑ホテル・ヨーロッパのポンツーン(船着場)にも、日が暮れると光が点る。
ポツポツと点った光が内海にも反射して、辺りを二重に照らし出す。



↑此処のテーマストーンは「クリスタル」。



↑桟橋の端に設置されたミラーボールが、クルクル回って輝くのです。
最初見た時正直笑っちゃったんだけど、じっと佇んで観てると綺麗に思える。
特に2日目の夜は雨が降ったお陰で、濡れた桟橋に光が反射し、余計に美しく感じられたです。



↑船着場を往復するクルーザーも、この時季は光を纏います。

イルミネーションを観賞するなら、雨雪降る夜が最良ですな。
濡れた煉瓦や石畳が、鏡の様に光を反射するお陰で、美しさが倍加するのですよ。
だから雨が降ってるからと言って、がっかりしないで下さい。
雨や雪が降ってる日にしか、発見出来ない事も多いのです。

そういや今日ハウステンボスは雪が降ってるそうで。
あんま降り過ぎると、交通面等で不都合も発生するでしょうが、観る景色は素晴しいに違いない。
滅多に降らないみたいだし、折角だから状況を楽しんで下さい。(笑)



↑パレットの上で混ぜる水彩絵の具の様に、様々な色が溶けて輝くオレンジ広場。



↑此処は光の街で在ると共に、鏡の街でも在るのです。



↑オレンジ広場1番の人気者、「ギャザリングツリー」。
右に並んで建つのは水門管理塔、その後ろで輝く建物はドムトールン。



↑高貴な紫の輝きを運河に落す、迎賓館の「ロイヤルイルミネーション」。
テーマストーンは「アメジスト」だそうな…これはピッタリですねv



↑迎賓館の前に架かるシンゲル橋、その上に立つクリスマスツリーは、赤緑青黄…と色がコロコロ変ってく。
緑&赤の組合せになった時を狙って撮影…ちとタイミング早かっただろうか。(汗)



↑ドムトールン「光の塔」のテーマストーンは「サンストーン」。
イメージぴったりの王者の輝きで御座いましょう。



↑今冬はビネンスタッド地区、マルシェ・ド・パラディの周りにも、イルミネーションが点されました。
黄色く輝く街路樹に個性を感じましたです。



↑テーマストーンは「パール」、上のペナント型したイルミを見ると、納得行きますな。
立ってるツリーは「ラブオーラツリー」つったか?…違ってたらゴメン、今資料手元に無いのよ。(汗)



↑パサージュ「光のカーテン(←随分解り易い名前になったな)(笑)」のテーマストーンは「ムーンストーン」。
はっきり確めた訳じゃないけど、このパサージュでも18:45~21:30位迄、教会や宮殿みたく15分毎に音楽とシンクロしたイルミネーションショーを観せてくれる。
詳しくはこの当時の記事を読んで下さいませ。
最近話聞かないし、もうやってないのかな~と観に行ったら、未だやっておりました。
やってるならちゃんと宣伝すればいいのに…。(汗)



↑床に映る雪の結晶も、素敵な演出だと思うのに…。
誰にも観て貰えないんじゃ勿体無い。
てゆーか何の為のショーなのか疑問に思ってしまう。
恐らく今も未だやってる気がするんで…そう言ってやってなかったらゴメンだけど(汗)…近くに寄った際は確めてみて下さい。
時間にして僅か2分のショーだから、見逃さないで!



↑ビネンスタッド地区、カルーセル近くに立つ、「プレゼントツリー」。
プレゼントいっぱい飾られたツリーは、クリスマスツリーの基本って感じがする。

他にも光のスポットはまだまだ沢山。
だけど続きは待て次回!



【続】



突然だが今ヤフー動画でまた、『クリィミーマミ』の無料配信が始まってる。(前半は~2/21迄)
なんでも制作会社「ぴえろ」の30周年を祝っての事らしい。
マミだけでなく2/26~は『マジカルエミ』も無料配信する予定だとか。
やった…!ビデオの調子が悪くて、有料配信に手を出そうか悩んでたんだ…。
これで存分に感想が書ける、神様ヤフー様、有難う!(笑)

漫画&アニメ」カテの目次頁にリンク貼っておくから、皆良かったら観てくれい。
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08年12月、ハウステンボスに光降る その3

2009年01月24日 16時19分41秒 | ハウステンボス冬の旅行記
暖かくなったり寒くなったり、日によってまちまちなのは、春が近付いてる証拠でしょう。
時にこちら今年は未だ雪が降っておらず、今から水不足になるのではと心配になったりする。(いやでも今日ちらほら降ったとの声も届いたが)
時候の挨拶(?)を終えた所で、前回の続きです。



実はこの日、ウロウロさんもハウステンボスに来てらっしゃった。
そんで私が到着したのを聞き、「宜しければ会いませんか?」と誘って下さったのだ。
ウロウロさん曰く御友人の方も一緒だとの事、誘いに乗った自分は落ち着いたらメールを送ると約束。
しかしフルーツセットの件でフロントと交渉してた自分は、メールを送る約束をしてた事をすっかり忘れてしまう。(汗)
ウロウロさんから再三のメールが送られ漸く思い出した自分は、焦って待合場所に指定されたアンカーズラウンジに向ったのでした。

ホテル・ヨーロッパに着いた時は16時回ってたと思う。↑



↑一際大きなクリスマスリースは、ホテル・ヨーロッパの冬のシンボル。
重厚かつ優雅な玄関に似合うデコレーションですな。



↑館内に入ると艶やかなロビーの花がお出迎え。
秋らしく紅葉してましたっつって、行った頃は12月で冬だけど。
けど此処のホテルの季節の演出は、全国に在るホテルと比較しても、相当高ランクだと感じられる。



↑生花の横には今冬も美しいクリスマスツリーと、可愛らしいお菓子の家が飾られていました。
今冬のお菓子の家はこんな風…作ったパティシェの方、良い仕事してます♪

アンカーズラウンジはロビーから続く階段の下に在る。
写真で見てクリスマスツリーの後ろ側。
チェックイン客で混雑するロビーに飛び込み階段を駆け下りた自分に、ウロウロさんが直ぐに気付いて席に招いて下さった。
御一緒されてたのはとーこさんとまったりさん。
この時の自分は相当慌てた様子だったのだろう。
着いて1番「走って来たんですか?」と尋ねられたもの。(笑)
その通り、走って来た…んでも16時過ぎてた事で、この日帰国予定だったウロウロさん達と喋れたのは1時間も無かったという。
折角誘って下さったのに……御3方済みませぬ。

その間喋った事は、あんまり記憶してなかったり。(汗)
元よりあがる性質な上に、慌ててたのが災いしました。
ハウステンボスについて色々話したとは思うけど。
確か自分はカフェオレ頼んだ記憶が残ってるけど、写真撮るよな余裕も無かったし。
兎に角緊張して挙動不審になってました。
当日お会いした方々、その節は色々と御迷惑お懸けして済みません。(汗)
あ、まったりさん、ハウステンボスの植物資料下さり有難う御座いました!
そっち方面に疎かっただけに大助かりです。(礼)

ウロウロさんととーこさんの帰り時間が近付いた所で、親睦会をお開きにしました。
んで私は此処でも失敗をやらかしてしまう。
レジ前で別れの挨拶を済ませたと思い込み、呑気にホテルに残って撮影してたのだ。(汗)
クリスマスシーズン中ヨーロッパのロビーでは、毎日17時~キャンドルサービスを行う。
林檎の様に赤くて丸いフローティングキャンドルに、客が火を点して水の入ったグラスに浮かべるというセレモニー。
それを撮影して玄関に出たら、皆さん私を待って居られたという。
帰る時刻が迫ってるというのに…私は…私は…私ってヤツは…!
もしも御2人が間に合わなかったら、自分の責任は重かったですよ。
最後まで勝手な行動ばかりして、皆さん誠に申し訳有りませんでした。(汗)

御2人がバスに乗って帰るのを見送った後、玄関前でまったりさんとも挨拶して別れました。
これも今考えるとあっさりし過ぎだったと反省してたり。(まったりさんは疾うに私の気持ちを読んでらっしゃった様だが)
んでもこの時は緊張が極限に達し、頭ん中空っぽになってたのです。
呆れるほど人見知りが強いヤツで御免なさい。(汗)
前世猫だったんですよ、きっと。
多分後1回位会えば馴れると思うんで、気長に構えてまたお会い下されば嬉しく思います。(笑)

1人になった所でホテル・デンハーグ横の「パラディ」に、自転車を借りに行きました。
17時~翌朝10時のオーバーナイトコースでレンタル、これは場内宿泊者限定のサービスです。
詳しくは公式サイトのこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5110.html)
借りた自転車に乗って光の宮殿詣で、並木に挟まれた坂道を、えっちらおっちらと上る。



↑着いた時建物は既にライトアップされてましたが、庭にはまだ光が点されていませんでした。
パレス内は自転車立入禁止なので、近くの駐輪所に停めて中に入ります。
刻一刻と深まってく群青色の空の下、続々と集まる見物客。
実際物凄い人出でした、アレキサンダー広場では17:50~(現在は18:30~)点灯式が行われるというのに、ひょっとしたらそれ以上に集まってたんじゃと思えた程。
今冬から新しくなったという事で、やはり1番の注目を浴びたのでしょう。



↑18時を告げるカロヨンが遠くに響き、庭園が一気に明るく点される。
暗闇に浮かび上がる黄金色の宮殿と並木。
点灯した瞬間、周囲から歓声が沸き起こりました。



↑今冬は前庭にも星が鏤められてて綺麗。
春のイベントを控えてる為、1/31でイルミネーション終了との事、今の内に堪能しておきましょう。
2/28~はチューリップの宮殿が披露されますよ。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/tulip/spot/index.html)

前庭の美しさだけで満足しがちですが、まだまだこんなのは序の口。



↑真の美しさは建物を通り抜け、後庭に出てこそ目に出来る。
今冬は「ジュエルライティングショー」なる、音楽とイルミネーションをシンクロさせたショーまで有った。
15分毎に約5分間、壮大なオーケストラ演奏に合せて、イルミネーションをキラキラ瞬かせるのですよ。
ウロウロさんのブログでショーの映像が拝見出来ますよ。(→HTBジュエルライティングショーの名前でUPされてます)
この時流れる音楽が非常に幻想的で耳に心地良いのです。
誰が作曲したかは知りませんが、きっと名の在る方に違いない。
CDが出たら買うんだけど…今迄の花火の音楽と込みで、出してみたら如何でしょう?ハウステンボスさん。(笑)
音楽と言えば今回光の街CMのBGM、耳に残る良い歌だな~と思った。
場内ホテルで観られるケーブルTVだと、映像付で通しで聴く事が出来た為、泊ってた間何度も繰り返し聴きましたよ。
短いバージョンなら公式サイトで聴ける。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2008/illumination/index.html#box03)
聴いてもし気に入ったらば、是非アンケートにもお答え下さいまし。
ひょっとしたらプレゼントが当たるぞ!

ショーの時間が近付くと、宮殿の階段上に人が集まって来る。
皆さん何処がベスト観賞スポットか解ってらっしゃるんですな。(笑)
もっともゴザ敷いて場所取りするよなマナー悪い人は居ないので、混雑してても不快に思わなかったり。
写真を撮ったら場所を譲ってくれるよな人ばっかで感動した。
偶々会っただけかもしれんけど、皆さんのマナーこそ、むしろ輝いてたと言いたい。(笑)



↑こっちの写真は庭園に下りて撮った物。
暗闇に紛れて見えないでしょうが、実は物凄く人が居るんだ。(笑)

全体像だけで満足してはいけません。
今冬は更に凄い演出が為されていたのです。

中央の庭園をぐるり囲む様に、緑の回廊が配されているのですが、光のイベント開催中、それにもイルミネーションが点される。
まるで光のトンネル、そこまでは例年通りなのですが…



↑今冬はただ光るだけでなく、輝きながら降って来る。
写真なんかじゃ全然伝えられない、この感動をどう表現したら良いだろう?
例えるなら星の雫、じいっと遠くを見詰めてると、吸い込まれそうになる。
宇宙空間に漂い、星明りに導かれて、何処へか旅してる様な…。
怖い位に美しい、そんな神秘的な感動を覚えたです。



↑トンネルを抜けて庭園側から宮殿を眺める。
みーさん曰く「ゴールド・ミレニアム」とは言い得て妙だと思う。(笑)

18時に来て、気が付けば2時間近く、宮殿や庭園に魅入ってました。
もしもカメラがバッテリー切れしなかったら、もっと長い時間居たかもしれない。



↑帰りは再び自転車に乗って、光の並木道を通って行きました。
こんなにも目映いのに、見上げれば空に星が見える。
その照明技術が賞賛され、ハウステンボスは幾度も賞を受けてるのです。

1998年にはドムトールン「光の塔」が照明普及賞を授与し、
2000年にはこのパレスハウステンボス「光の宮殿」が照明普及賞を授与し、
2003年にはスタッドハウス「光のチャペル」が照明普及賞を授与し、
2004年には「光の運河」が優秀照明施設九州支部長賞を授与してる。

イルミネーション好きを自称していて、観た事無かったらモグリです。
是非遊びに来て、その目に焼き付けて下さい。

光の宮殿後庭のイルミネーションは、~2/27迄18:30~19:30点灯。
前庭の方は1/31迄18:00~23:00点灯だそうです。
2月迄は安く行けるので、イルミネーション目的なら、狙いの時期ですよ。



【続】
コメント (4)
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