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今も 66年前も 海はどこまでも青い

 たまたま寄った本屋で、手にとって思わず吸い込まれた本。『新装版 いつまでも、いつまでもお元気で』(草思社)。内容は第二次世界大戦末期に、鹿児島の知覧基地から、いわゆる特攻出撃(=今風にいえば 自爆攻撃)していった若者たちの遺書を集めたもの。僕がすい寄せられた理由は、申し訳ないけど、遺書の中身ではない。  どのページも現在の鹿児島の島々の青い海や空のカラー写真を背景に遺書が掲載されているからな . . . 本文を読む
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