暦の上では立冬である、今年はなにか慌ただしくというか、ゆっくりと晩秋を味わうことなく
過ぎてしまった感がする自分がいる
数年の課題であった事柄を先日に無事こなして今はほっとした気持ちで多少余裕が出始めた
明日は祖谷入りしてみようと思っている、立冬にはなっているものの、晩秋の佇まいも少しは
残っていることだろう、殊に残り紅葉に散ってしまった木々の哀れに旅のこころを感ずれば
鈍ってしまいそうな感性を磨き直せるかもしれないと思う
静寂の十一月や落合ぞ
今朝の冬空の青さや廃家かな
旅に来て冬めきくるや祖谷野かな