ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

勉強法

2013年12月07日 08時39分06秒 | その他
勉強法を参考にする場合、自分の頭の良さと参考にする人の頭の良さとを比較する必要があります。

頭が良い人はどんな方法でも受かると思います。
天才、秀才の人です。


そんな人の勉強法を学んで自分に実践しようと思っても出来ません。


そこを勘違いすると、この人がこういう勉強法をやったのだから同じようにすれば受かると考えると遠回りになります。

だから、色々な勉強法を知り、自分は要領が悪いとか、書けないとか思うのであれば、そこを補う勉強法を取り込むべきです。


よくある勉強法で、凡人の人は以下のように置き換えるべきです。

基本書をとにかく読み込むだけでいい→理解力が素晴らしい人向け

過去問だけで良い→過去問に出ていない箇所も満遍なく書けることが前提

予備校本だけで良い→ぶつ切りの体系でもキチンと答案に流れを間違えず書ける人向け




重要なのは、
判例の事案、規範とあてはめ、
定義の記憶、
知らない条文から趣旨を導き出せるか、
規範のための理由付け、
反対説を自説の理由付けとできるか、
かなと思います。



天才、秀才の勉強法は、まず、自分がその域にいるかを考えるべきです。凡人の人は同じ努力ではダメなんです。

その人がよく分からなければ出身大学で判断しても良いと思います。

よく予備校のパンフレットとかに合格者の体験記や勉強法が書いてありますが、若手の短期間で受かった人のものは、天才、秀才の勉強法です。