三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

市内の中学校へアウトリーチ授業に行って来ました。

2024年03月15日 00時07分33秒 | kazahana
3月1日(金曜日)

kazahanaの二人で市内の義務教育学校へアウトリーチ授業に行って来ました。

この学校の今年度のアウトリーチでは、kazahanaの箏・尺八の演奏に加えて、尺八の吹奏体験もやって欲しいと言われましたので、従来10本所有していた教材用の樹脂製の尺八「なる八くんLight」をさらに10本増備して授業に臨みました。













メニューは以下の通り。

・春の海
・さくら~祈り
・六段の調べ
・尺八吹奏体験
・ツバメ
・アイドル

尺八吹奏体験は20分。
7年生17名の生徒さんと、担任の先生、音楽の先生の計19名に体験していただきました。
過去の経験から、今回資料を若干改訂して持参して、説明も少し変えてみました。






実質15分ほどの体験でしたが、ほぼ8割の生徒さんが音を出せるようになり、大成功でした。
実は音が出るようになってからの方がいろいろと大変なのですが、世の中では尺八は音を出すのが難しいというのが定説になっているようなので、これで良しとしておきましょう。
これがきっかけで、大学の邦楽サークル等で尺八をやってみようと思う生徒さんがいれば良いのですが。

ツバメの途中で竹の尺八からメタル尺八に変えて吹いてみましたが、もっと全然違った音がすると思われていたようで、意外だったようです。
多分音だけ聞いているとわからないと思います。

アイドルはまたしても爆速で指がついていきませんでした・・・涙。

今年度のアウトリーチはこの学校だけでした。
前年度はもっとお声がかかったのですが、、、
学校の意向もありますので何とも言えませんが、もっと声をかけてもらいたいなと思います。

教材用の「なる八くんLight」は1尺6寸、1尺8寸管合わせて20本ありますので、授業やイベントに使いたいという方がいらっしゃいましたら無料で貸し出します。
お気軽に問い合わせください。

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kazahana春のロビーコンサートでした。

2024年02月14日 00時03分52秒 | kazahana
2月12日(月・祝)

箏尺八デュオ「kazahana」の春のロビーコンサートでした。

2014年に活動を始めた「kazahana」ですが、通算9回目のコンサートです。
当初は氷見市朝日山公園の休憩施設(現・朝日山公園センターハウス)で開催していましたが、一昨年秋に開館した氷見市芸術文化館のロビーでやってもいいよ、という許可が出たので、昨年4月にはロビーコンサートを開催しました。
開館前からロビーコンサートをさせて欲しい、としつこく訴え続けた甲斐がありました。

当初からずっと入場無料でやってますので、使用料金の安価なロビーコンサートは私たちにとって大変ありがたいことです。
ただ、ホールでの催事が無いときに限られますので、土日祝日ではなかなか使える日が無くて、結局昨年4月以来10ヶ月ぶりのロビーコンサートでした。
市役所のロビーなんかでもお昼休みに使わせてもらえれば良いのですが・・・市長さんお願いします。

さて、今回のロビーコンサート、私も箏の英里ちゃんも何かと忙しくて演奏曲が決まらなくて、結局始動したのは年が明けてからでした。
それでも今回初公開が3曲もあり、今月に入ってからは練習に明け暮れておりました。

2月半ばということでもしかして雪が降るのではないかと心配しましたが、珍しく良い天気に恵まれて雨男の汚名返上でした。


13時に集合、スタッフ全員で椅子を並べて準備をします。
前回の実績から考えてお客さんは50~60人ぐらいかなと予想していましたが、天気が良かったこともあってか70数人の方にお越しいただきました。
今回が初めてという方が何人もいらっしゃったようで、ありがたいことです。

なんと、私と同郷のおねえさまから声をかけていただきました。
私よりも14歳先輩ということでしたが、元気いっぱいでびっくり。
中学校も高校も同じ(魚津西部中学校、魚津高校)、私の大先輩です。
氷見に嫁に来て60年経ったと仰っておられました。


さて、セットリストは以下の通り。

・春の海
・さくら~祈り
・月ノ雫
・風の丘
・ふるさと希望
・ツバメ
・いとしのエリー
・見上げてごらん夜の星を
・花は咲く
・春よ、来い
・贈る言葉
・さくら(独唱)
・愛の花
・明日
 以下、アンコール
・アイドル
・アメージンググレース

以上16曲。

いとしのエリーからの後半は、ギターのkozy加藤さんに加わっていただきました。

今回初公開は、「見上げてごらん夜の星を」「明日」「アイドル」の3曲。
風の丘、ふるさと希望は、英里ちゃんと生徒さんを加えて箏の合奏です。

元日の能登半島地震の復興を応援する意味で、東日本大震災の復興ソングの「花は咲く」と、同じくユーミンの「春よ、来い」も演奏させていただきました。
ちょうど2014年に活動を開始した当初、まだ復興道半ばだった東北を応援する意味で、この2曲をよく演奏していたことを思い出します。

























開演前の様子


今回の出演者


スタッフも加えた関係者一同です。




プログラムはいつもこんな感じです。
今回は前日に大急ぎで作りました。

次回は通算10回目のコンサート。
多分またロビーコンサートだと思いますが、区切りの回なのでいろいろと趣向を考えたいと思います。
日程が決まりましたらまたSNS等でお知らせします。



***2月18日追記***


休憩時間に元日の能登半島地震災害義援金の募金を行いました。
35269円の協力をいただきました、ありがとうございました。

2月14日に郵便局より石川県の方へ振り込みました。









2月14日の北日本新聞に掲載されました。





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市内の義務教育学校へアウトリーチに行ってきました。

2023年02月06日 00時11分22秒 | kazahana

2月2日(木曜日)

kazahanaで市内の義務教育学校(小中一貫の学校)へアウトリーチ活動でした。

こちらの学校へは、義務教育学校に変わる前の中学校の時から数回お邪魔しています。
この日は7年生の授業。

先日のアウトリーチも同様ですが、コロナ禍真っ最中のため楽器の演奏体験は無しで、演奏の鑑賞だけです。
それでも目の前で生の和楽器の音を聞いていただけるだけでも、生徒達にとっては貴重な経験になると思います。





















さて、先日のアウトリーチの選曲がなかなか良かったので、この日も同じプログラムでの授業でした。

・月ノ雫
・六段の調べ
・さくらさくら
・さくら~祈り
・ツバメ
・少年時代
・Believe
・アメージンググレース

でした。




楽器の説明では、1オクターブに12音ある音を出すのに、箏は左手で糸を押して半音~一音上げる。尺八は孔を半分閉じたり指をかざしたりし、吹き込む角度を変えて半音~一音下げる。という話をしましたが、ちょっと難しい話でわかってもらえたかな・・・。

活発そうな学年でしたが、最後に「質問ある人~!」と聞いたらシーンとなってしまって・・・・。
結構質問攻めにあう学校もあるのですが、ちょっとおとなしい学校だったかも・・・。


というわけで、今年度のアウトリーチ活動はすべて終了。
コロナ禍で施設や病院のボランティア演奏はまるでストップしていますが、小中学校へのアウトリーチは内容を変えてなんとか開催していただいて感謝しています。

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市内の中学校へアウトリーチ活動でした。

2023年01月27日 10時38分41秒 | kazahana
1月20日(金曜日)

kazahanaで市内の中学校へアウトリーチでした。

過去に何度もお邪魔している中学校です。
コロナ前は塩ビの尺八を使って演奏体験もしたりしていたのですが、コロナ対策で今回は演奏鑑賞のみ。

晴れていれば富山湾越しの立山連峰が見える素晴らしい場所なのですが、あいにくの天気で山の輪郭がかすかに見える程度でした。








つい6日前に演奏会を開催したばかりなので、その時の曲から抜粋して演奏しました。

セットリスト
・月ノ雫
・六段の調べ
・さくらさくら
・さくら~祈り
・ツバメ
・少年時代
・believe
・アメージンググレース
です。




















YOASOBIの「ツバメ」は、先週の演奏会でもやったのですが、昨年末から今年にかけて一番練習した曲かもしれません。
音が結構飛ぶのと、大甲のツが頻繁に出で来るのとで、普段の指使いとは違うパターンの動きが多くて苦労しました。練習曲にはぴったりかも・・・。
転調して吹きやすくしようかとも思いましたが、いまいち曲の感じが違ってくるので当初の原曲+2度(F)で頑張りました(^^ゞ)


今回は1年生の2クラスです。
小学生と違って皆さん礼儀正しくてびっくりです。
先生の統率がしっかりしているからかもしれませんが・・・。

最後のお礼の言葉では、しっかり授業を聞いていて、その内容を入れた発言でびっくりでした。
後からスタッフ一同感心していました、、、素晴らしい。



今年度の小中学校へのアウトリーチは、来月にもう一校残すだけとなりました。
毎年何校かへアウトリーチに行っていますが、果たして和楽器に興味を持ってくれる子はいるのだろうかと疑問に感じることもあります。
が、継続していくことが大切なのかなと思いこれからもアウトリーチ活動に協力していこうと思います。

私自身、音楽に興味を持ったのは、小学校の音楽の授業でした。
たまたま音楽は担任ではなくて教頭先生の担当で、その教頭先生が楽しくわかりやすく教えてくれたり、音楽鑑賞ではいろんな話を交ぜて話してくれたのがきっかけでした。
それが今ではこんなことをやるようになってるので、小さい頃の経験ってのはほんとうに大きいなと思います。

何がきっかけになるか分かりませんが、いつか和楽器にまた触れてみたいと思ったり、小学生の頃こんな和楽器の鑑賞会があったなと思い出してくれる子が一人でもいればと思います。
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kazahana新春演奏会でした。

2023年01月26日 23時23分41秒 | kazahana
1月14日(土曜日)

kazahanaの「新春演奏会」でした。
憎っくきコロナ禍でここしばらくほとんど演奏活動が出来ていなくて、2020年秋の演奏会以来2年3ヶ月ぶり、通算7回目の開催でした。
コロナ以前は毎年春秋2回の演奏会を開催していましたが、今回はイレギュラーな1月開催という事で新春演奏会になりました。

コロナ禍ではありますが、小中学校へのアウトリーチ活動は継続して行っていました。
しかしkazahanaのルーツとも言える施設や病院へのボランティア演奏は全く出来なくて、寂しい思いをしていました。

また、以前使っていたいきいき元気館のホールは使えなくなって、中央公民館、働く婦人の家とともに昨年10月にオープンした氷見市芸術文化館に集約されたそうで、今回はマルチスペースでの開催でした。




久しぶりの演奏会なのでかなり前から計画していたつもりでしたが、結局いつも通り1ヶ月を切ってから大急ぎで練習して間に合わせたような感じです。
でも今回は正月休みを返上して結構頑張って練習したので、いつもよりミスも少なく自分的には満足でした。


さて、当日は12時に会場集合。
机や椅子、目隠しの展示パネルなどはサポートの皆さんにお任せして、今回の目玉、笹川さんのモダンバレーのパフォーマンスと合わせてみます。
LED照明の操作も初めてなので暗中模索状態でしたが、なんとなく上手くいきそうなので、これで良し。

開演時間が近づくにつれて、お客さんが急に増え出しました。
50~60人も入れば万々歳と踏んでいたのですが、なんと予想の倍の100人近くお越しいただき、マルチスペースはぎゅうぎゅう詰めの大盛況でした。
プログラムも無くなってしまい、事務所でコピーして急場を凌いだようです。
皆さん窮屈で見にくかったと思います、ご迷惑をおかけしました。


14時開演。

水野千鶴さんの「春の宵」でスタート。
途中でテンポや拍子が変わる曲は超苦手なのですが、なんとか克服しました(^^ゞ)






続いて笹川さんのパフォーマンスで、「さくらさくら」








いのちの記憶
ツバメ
ひまわり
ヴイバルディの四季より「冬」第二楽章
で前半終了。










昨年暮れに英里ちゃんに「ひまわりもやりたい・・・」と言ったら、「冬に何でひまわりけ?」と聞かれました。
個人的に高校時代に学校をサボって見にいった映画「ひまわり」がすごい衝撃で、またロケ地がウクライナのひまわり畑だと言うことで、ぜひウクライナにこの曲が届けばと思いプログラムに入れてもらいました。




後半は、ご存じ「春の海」でスタート。






続いて笹川さんのパフォーマンスで、You Raise Me Up








打上花火
少年時代
Believe
月ノ雫


以下、アンコール
カイト
アメージンググレース

で終演でした。










今回のプログラムは私たちにとっていろいろと思い入れのある曲を並べてみました。

「月ノ雫」はデュオ結成して最初に演奏した曲です。

「糸」はデュオ結成当初の頃にいつか「糸」をやってみたいね、と言ってたのが、なんと実現してしまった曲です。

「いのちの記憶」はたまたま高畑勲監督が亡くなられ、地上波で「かぐや姫の物語」が放送されてすぐのタイミングで楽譜をもらって、すごく気に入って演奏した記憶があります。

「打上花火」「少年時代」は去年の夏、地元町内の納涼祭に招かれて演奏した曲です。

などなど・・・書いてたらきりがありませんので以下省略。















終演後スタッフの人と話をしましたが、100人もお客さんが入ったのには驚いていたようで、次回はメインホールでどうかという話をされました。
しかし、私たちにメインホールはちょっとね、、、。

他のスタッフからは、ロビーコンサートをやってはいかがかという話もありますので、次は春にロビーコンサートをと考えてたりしています。
春の曲、桜の曲は良い曲が沢山ありますので(^^)v
ホールで演奏するよりも、お客さんに手の届くロビーコンサートのほうが私たちの身の丈にあっているのではと思います。


というわけで、通算7回目のkazahana新春演奏会は無事終了しました。
まだまだコロナが収まる気配は無く、施設へのボランティア演奏再開の見込みもありませんが、これからも細々と活動をして行きたいと思います。
上記のロビーコンサートに活路を見いだせればと思ったりしています。

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kazahanaで市内の中学校へアウトリーチに行ってきました。

2023年01月02日 18時09分32秒 | kazahana
12月8日(木)

kazahanaで市内の中学校へアウトリーチ事業に行ってきました。

数年前から氷見市よりお願いされて市内の小学校、中学校等へアウトリーチ(出前授業)へ行っていますが、今回私が住んでいる校下(校区のことを富山県では校下と言います)の中学校へ初のアウトリーチでした。

各学年100名程度のこの辺りでは比較的大きな中学校で、各学年1時限ずつ計3時限の授業です。
当初尺八の吹奏体験もお願いしますという話だったのですが、コロナが蔓延しているため残念ながら演奏鑑賞と言うことになりました。

今まで2時限というのはありましたが、3時限と言うのは初めてで、寒い体育館で長丁場の授業となりました。

まず最初は3年生、続いて2年生、1年制の順です。

曲目は以下の通り。

・春の海
・六段の調べ
・桜~祈り
~尺八についてののお話~
・少年時代
・打上花火(2年生はツバメ)
・アメージンググレース

でした。
















2年生はyoasobiのツバメを演奏したのですが、皆さん全然ピンときていないようでした。
小学生なら多分確実に知ってるだろうと思いますが、中学生はちょっと知らなかったみたいです。
なので最後の1年生はまた元に戻して打上花火を演奏しました。

少年時代は、井上陽水さんの唄で知られていますが、昨年亡くなられた氷見市出身の藤子不二雄A先生が戦中の疎開時代を回想して書かれた漫画でも知られています。その後映画化されてご覧になった方も多いのではないかと思います。
映画少年時代のラストシーンで流れる井上陽水さんの歌は、藤子不二雄A先生が井上陽水さんにお願いして作られた楽曲だそうで、氷見市に大変所縁のある歌なのだという話をしてきました。

3時間の長丁場で、演奏してお話をしてを3回も繰り返すと、さすがに疲れて自宅へ帰るとぐったりでした。

中学校へのアウトリーチは、1月と2月にもあります。
こういう機会を通じて子供達が少しでも和楽器に興味を持ってもらえればと思います。
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満開の桜の下で演奏してきました。

2022年04月13日 22時50分34秒 | kazahana
4月10日(日曜日)

氷見市中心部を流れる湊川で、「はる・さくら・てんません」という天馬船運行のイベントがあり、その乗り場近くで満開の桜の下、箏の英里ちゃんと二人で演奏してきました。






このところのコロナ禍でkazahanaとして演奏する機会が激減していて、今年1月の義務教育学校のアウトリーチ活動以来の演奏でした。
春の演奏会も2年間やって無くて、せっかく書いた桜づくしの楽譜も一度使ったきりでお蔵入りになっていましたが、今回無理矢理引っ張り出しての演奏でした。

演奏は午後からということなので、午前中はしばらくやってなかった桜にまつわる曲の復習です。
自分で書いた楽譜なのに2年以上見てなかったもので記憶からきれいに消えていました。
なんとか復習も無事終了して、先週に続いて着物を着て天馬船乗り場へ向かいます。

何故か自宅の箪笥に私の着物が何着かありまして、今まで袖を通したことが無くてしつけ糸が付いたままの状態だったので、そのまま黴びてしまうよりは良い機会なので風を通しておこうということで先週、今週と着物を着て出かけました。
長い間民謡をやっているおかげで、着物は平気で一人で着られるので楽ちんです。

何年か前にこの天馬船のイベントで助っ人で尺八を吹いたことがありましたが、今回は助っ人では無くてしっかりと演奏してきました。






















日頃の行い良いせいか、桜はちょうど満開。
時折風に吹かれて桜の花びらがはらはらと舞い散る、ベストタイミングの一日でした。

演奏曲目は以下の通り。

・さくら~祈り
・SAKURA(いきものがかり)
・さくら独唱(森山直太朗)
・桜坂
・カイト
・糸
・春よ、来い
・月ノ雫
・花は咲く
・・・ほか

とまあ、こんな感じでした。

今回、民謡のステージではないので、メタル尺八を使って演奏しました。
なかなかステージでは使えません・・・
泉州のAireedXではなくて中華製ですが、大変良く鳴ります。
宝くじ当たったらAireedXが欲しいですね。
やはり尺八は竹という概念があるのか、スタッフの方はじめ通りすがりの人何人にも質問されました。


風が強かったのでいろいろとトラブル続出で・・・。

まずは、英里ちゃんの箏の楽譜が風に飛ばされて湊川へ。
スタッフのお兄さんがなんとか網ですくって救出してくれて、無事回収成功。

尺八は真横から強い風に吹かれると、息が上手く管に伝わらなくて突然音がかすれたり出なくなったり、これは屋外では仕方ありません。

最後にこれは風は関係ないのですが、
実は湊川の天馬船乗り場の対岸で演奏して、ワイヤレスマイクで乗り場へ飛ばしてスピーカーから音を出していたのですが、演奏中近くのカラオケスナックのママが「あんた達の音が混ざってくる」と言って血相変えてクレームを付けてきました。
ワイヤレスの周波数が同じだったのだと思いますが、この一件でしばらく演奏はストップ。
結局この後はマイク無しの生音での演奏となりました。

最後にスタッフの皆さんと記念撮影をして終了。
いろいろとありましたが、楽しい一日でした。

本文中「天馬船」と書きましたが、このイベントでは「伝馬船」とは書かないで「天馬船」と表示していました。
悪しからず。

さて、これから夏まで、民謡関連のイベントが続きます。
相変わらずベジタリアン生活が続いていますが、なんとか老体に鞭打って頑張ります。

数日前に亡くなられた藤子不二雄A先生を偲んで、喪黒福造の画像でおしまいにします。
ドーン!










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市内の義務教育学校へアウトリーチに行ってきました。

2022年02月13日 12時06分45秒 | kazahana
2月9日(水曜日)

市内の義務教育学校へ今年度最後のアウトリーチ活動に行って来ました。
小中一貫の義務教育学校7年生(中2)のクラスです。

コロナウィルスのオミクロン株が猛威を振るっていて果たして実施できるのか心配でしたが、なんとか実施することが出来ました。

午後から5時限目の授業なので、12時半に自宅を出発。
氷見の山手にあるこちらの学校まで車で約20分。
自宅は海に近いのでほとんど雪は溶けていますが、山の方はまだ結構残っています。

まずは、お箏の調弦のお手伝いから。
調弦は毎回手伝っているので、かなり慣れて来ました。
この日は21面だったかな、微調整は本業のえりちゃんに任せて、ぱぱっと終了。






氷見市の中学校合同でお箏を所有していて、各中学校間で期間を調整して貸し借りをして授業を行っているそうです。
隣の市の学校へ通ううちの孫達はそんな授業なんかないそうで、羨ましがっていました。

50分のメニューは以下の通り。

・六段の調べ
・みんなでさくらさくら合奏
・江差追分
・尺八演奏体験
・春の海
・群青
・質問コーナー

でした。






















群青は、昨年末に他の中学校でも演奏しましたが、しばらく吹いてなかったので2日程前から結構頑張って練習しました。
が、やはりテンポが速くなると怪しくなるところがあって、ちょっと反省。

後日感想文の抜粋をいただきましたが、群青は反応が良かったようです。

質問コーナーは、ちょっと元気が無かったかなと思いました。
元気な学校の生徒達は質問の嵐になることもあるのですが・・・。
先日ツイッターで発見した記事に、授業での質問コーナーは「今から30秒だけ何を質問するか隣の人と相談してください」と言ってから始めると驚くほど質問が出てくるそうで、今度機会があれば試してみたいと思います。

こちらの教室はランチルームで、横の黒板にチョークでトトロの絵が描いてありました。








これで、今年度のアウトリーチは終了。
また来年お声が掛かれば良いのですが。

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12月の出来事その3~義務教育学校へアウトリーチ

2022年01月02日 15時49分31秒 | kazahana

12月の出来事その3、アウトリーチ第3弾です。
今回は義務教育学校へのアウトリーチです。

義務教育学校って何じゃラホイ。
小中一貫の学校のことです。


12月14日(火曜日)

氷見市の山手の中学校、小学校が統合して、昨年春に9年制の義務教育学校が開校しました。
そちらの4年生のクラスへのアウトリーチでした。

この日は箏の演奏体験もあり、尺八(塩ビ管)の吹奏体験もありの、充実した40分です。

4年生は9名。
せっかく立派な校舎になって生まれ変わった学校なのに、1クラス9人は寂しいですね。
こちらの学校は学区以外からの通学もOKなので、市はもっとPRして活性化した方が良いのではないかと思いますがいかがでしょう。
都会からの山村留学なんかも企画してみたら良いのではないでしょうか。
このままではせっかくの9年制義務教育学校が、いずれ複式学級になることも考えられます。

と、要らんことはさておいて、この日のプログラムです。
あ、河出洋一総合プロデューサーは今回も視察に来ておられました(^^ゞ)


・春の海
・児童による箏の合奏(さくらさくら)
・さくら~祈り
・尺八(塩ビ管)吹奏体験
・炎
・カイト

でした。
























尺八の吹奏体験では、しっかり音を出す子がいてびっくりでした。
一度コツをつかむと無理に吹き込まなくても簡単に音が出るんですけどね。
弟子入り志願されましたが、それは冗談で・・・
でも良い経験をしたのではないかと思います。


炎は、前回の失敗を繰り返さないように、しっかりと練習しました。
半音ばかり続くところがどうしても上手くいかなかったのですが、なんとか克服しました。
洋楽器のように完全楽器ではないので、なかなか難しいところもあります。

カイトは、8寸管で吹いていましたが、どうも音域が低くてぱっとしないので、次回からは転調して6寸管でやってみたいと思います。
6寸管の方が短い分、明るい音色になるので。


ということで、12月のアウトリーチ活動は終了。
今月1月にもう1件アウトリーチがあって、今年度は終了です。

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12月の出来事その2~中学校へアウトリーチ

2022年01月01日 22時25分59秒 | kazahana
12月の出来事その2、アウトリーチ第2弾です。
今回は中学校へのアウトリーチです。


12月7日(火曜日)

前回のアウトリーチの小学校と同じ建物の中学校です。
校舎の半分で、小学校と中学校が分かれていて、学校の名称も違います。

前回小学校のアウトリーチで使った「サンサンルーム」の上の階の「交流ホール」での開催でした。
なので間取りは同じなのですが、あいにくの悪天候で立山連峰どころか富山湾も見えず残念でした。

今回は中学校1年生2クラス。
箏の演奏体験もあるので、箏を15面並べて調弦するところからのスタートです。
授業で使っていたらしく柱は立ててあったので調弦からのスタートで、当然私も調弦のお手伝いをします。
前年は柱を立てるところからのスタートだったので大変でしたが、今回は楽でした。
慣れて来たのもあるのかもしれませんが。
微調整は英里ちゃんがやってくれるので、あとはお任せです・・・。

この日も新文化施設の総合プロでスーサー河出洋一氏が視察に来られました。


プログラムです。

・月ノ雫
・六段の調べ
・生徒全員でさくらさくらの合奏
・さくら~祈り
・カイト
・群青

と、このプログラムを2回(2クラス)でした。





























今回の最大の難関は「群青」です。
YOASOBIの「群青」です。谷村新司ではありません(^^ゞ)
どっちも好きですが・・・

11月のはじめに英里ちゃんから「群青」はどう?って言われて、ピアノ譜をもらっていたのですが、そのまま私が入院となりしばらく手つかずでした。
退院後もなかなか調子が出なくて、結局楽譜を仕上げたのが今回のアウトリーチの約1週間前。
やはり最近のポップスの特徴で原曲は後半で転調してますが、半音の転調は無理なのでカイト同様転調無しで最後まで行きました。

一週間結構練習して臨みましたが、やはりアップテンポの原曲をよく知っているだけにどうしてもテンポが速くなって走るのと、音域が広いので尺八はちょっと大変でした。


後日いただいた生徒達の感想文にも、「カイト」と「群青」が特に心に残ったと書かれていたものが多くありました。
やはり、和楽器でこういうポップスを演奏するのは、子供達の心をつかむのには良いのかと再認識しました。
ただ、それだけではなくて実は奥は深いのですが、最初の一歩には大変良かったようです。

「群青」は今月にもう一度あるアウトリーチでも演奏することになっています。
もう少ししっかりと吹けるように練習しなくては・・・

というわけでアウトリーチ第2弾は無事終了。

つづく。
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12月の出来事その1~小学校へアウトリーチ

2022年01月01日 21時20分49秒 | kazahana
ようやく11月の出来事のアップが終了しました。
続いて、怒濤の12月の出来事へ移ります。

この2年間というもの、コロナ禍で芸能音楽関係のイベントはほとんど中止か無期延期だったのですが、この12月は小中学校へのアウトリーチがあるし、久々のイベント依頼もあるし、なんたって私の津軽三味線教室のおさらい会もあるし、、、等々でちょっと大変でした。

まずはアウトリーチの顛末から。


12月2日(木曜日)

前日まで冬型の気圧配置で時雨模様の天気でしたが、この日は一転良い天気になりました。
午後から市内の小学校へアウトリーチです。
こちらの小学校は一昨年から毎年オファーをいただいていて感謝です。

一昨年は尺八(塩ビ管)の楽器体験もしてもらったのですが、今年はコロナウィルスの対策ということもあり、箏・尺八の和楽器コンサートだけということになりました。

2階のサンサンルームと言う名前の広いスペースからは、富山湾越しの立山連峰を望むことが出来て、なんともリッチな雰囲気の場所での演奏でした。








市の文化振興財団から、今秋開館予定の新文化施設の総合プロでスーサーである河出洋一氏が見学(視察)に来られて、校長先生も見学という、ちょっと緊張感のある演奏会でした。

演奏曲目は以下の通りです。

・春の海
・月ノ雫
・ジブリメドレー
・炎
・パプリカ
・カイト




















炎は前年のアウトリーチの時に楽譜を書いて、一度演奏したきりでそのままだったので、しっかり練習して望んだはずですが、苦手なところはやはりしっかり吹けなくて反省です。

カイトは、今回のためにパートを割り振って楽譜を書きましたが、こちらはそんなに難解なことも無く無事に演奏出来ました。
ただ、原曲は最近のポップスの例に漏れず途中で転調しているのですが、箏・尺八のアンサンブルで生演奏で転調は難しいので、転調無しで演奏しました。

後日、児童の感想文の抜粋をいただきましたが、
子供達にはジブリメドレーやカイトが好評だったようで、皆さん日本古来の楽器でこんなにもいろんな曲が出来ると言うことに驚いたという事が書かれていました。

私たちの拙い演奏でこんなにも喜んでもらえるとは、ありがたいです。

というわけで、無事小学校第一弾は終了しました。

つづく。
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11月の出来事その2

2022年01月01日 18時08分11秒 | kazahana

11月の出来事その2です。


11月20日(土曜日)

午前中は富山市の三味線屋さんの展示会へ。

毎月2回、土曜日にこちらの三味線屋さんで津軽三味線富山教室をやってます。
この日は生徒さんが新しい三味線を欲しいというので、選定の補助をしました。
良い三味線をゲットされましたので、今後の活躍が楽しみです。


試奏中


さて、展示会場に三味線の棹になる「紅木」の原木がディスプレイされていました。
とても重くて非力な私では持ち上がりませんでした。
津軽三味線なら2棹、民謡三味線なら3~4棹取れるそうです。
水に入れると沈むのだそうです。
輸入の規則の問題とかで、ある程度カットして加工してあるもので輸入するために、原木を見ることが出来るのは珍しいのだとか。
珍しいものを見ることが出来ました。









さて、午後からはいつもお世話になっている射水正声民謡会さんのおさらい会に、尺八担当で参加しました。
尺八担当が穴を開けては大変なので、10日に退院してまだ間がないのに強行参加しました。

体はまだ本調子では無くて体力不足は否めませんが、なんとか頑張って26曲吹いてきました。
加えて、このところ胡弓を弾く機会が無かったので、会主にお願いして越中おわら節と麦屋節の胡弓を弾かさせていただきました。

7月の入院前から比べて体重が約10キロ落ちました。
体は軽くなって、ほぼ標準体重になったのですが、尺八吹くにも三味線弾くにも根気が無くなって困ったものです。
特にこの日は沢山の曲を吹きっぱなしだったので、体力もそうですが、緊張が続かなくて大変でした。
徐々に慣らしていかないといけませんね。
















今年はコロナの影響でイベントがほとんど無く実に寂しい一年でしたが、年の暮れになってようやくイベントらしい事が出来ました。
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氷見市中心部で和体験のイベントでした。

2021年07月04日 23時34分22秒 | kazahana
今日は氷見市中心部でイベントでした。

ハナマチ・ロマンティスク ~氷見・遊郭・和体験~ 
というイベントです。





場所は旧氷見市役所の裏手にある、旧遊郭「大濱楼」だった建物を、地元の企業が買って改築された「無尽蔵」という建物です。
昭和13年の氷見町大火で消失した建物を、能登の木材を使って再建されたということです。

私の生まれ育った実家は、旧遊郭街の一角にありました。
私が生まれた昭和31年に施行された「売春禁止法」によって、各妓楼は転業を余儀なくされ、料亭に変わったり、細々と芸者さんの置屋さんを続けているところもありました。
廃業して妓楼の建物のまま住宅として住んでおられる家も多くありました。

大体においてこの町内の建物はほぼ同様の作りになっていて、少年時代に友人宅へ遊びに行くとよく似た構造の家ばかりだった記憶があります。
玄関が比較的広くて、すぐに幅の広い立派な階段があります。
廊下がずっと奥まで続いていて、中庭があったりします。その廊下の一番奥に当時ではかなりおしゃれなタイル張りのトイレがあり、裏戸があります。
奥の方には幅の狭い階段があって、かくれんぼするにはうってつけの構造でした。

また、廃業して普通の住宅になっているのに昔の妓楼の屋号をそのまま使っている場合も多く、「○○楼さん」「△△楼さん」と祖母や親が呼んでいたのを覚えています。
その意味を知るのは20歳を過ぎて地元を離れてから後の事でした。

さて、そんなノスタルジーにしばらく浸かっていましたが、今日は三味線体験の講師です。
ワンコインで、30分の三味線体験。
なかなか良い企画だと思い、ほぼボランティアですが引き受けることにしました。
実はかなり赤字でした・・・(^^ゞ)

定員5人ということで、自分の所有している民謡三味線2丁に、三味線屋さんから3丁レンタルしてなんとか5人分の三味線、指掛、撥、駒を確保しました。

30分の体験を2回、計10人はあっという間に予約が埋まったそうです。
なかな敷居が高いと言われている和楽器ですが、やってみたくても二の足を踏んでいる人は多いはずです。
三味線屋さんにいきなり行って教室を紹介してもらうというのはなかなかハードルが高いです。
そんなところにワンコイン30分の三味線体験は、大変良い企画だったと思います。

どんな曲をやれば良いか考えた末、30分で「さくらさくら」を弾こう!ということにして、三味線文化譜を書いて、今日に臨みました。


さて、朝8時に自宅出発。
私の三味線を含めて6丁の三味線を会場の2階に搬入します。
調弦してすぐに三味線体験ができるようにスタンバイして一旦ケースに入れます。
2回ともに、日本舞踊の体験の後で三味線体験になるので、一旦邪魔にならないところへ移動。


待ち時間の間に展示してある着物の写真を撮ったり、展示物や各所も写したりして時間潰しました。



三味線・日舞体験のスペース
























二階に見える丸いのは月を模しているそうです。







で、三味線体験です。
1回目はちょっと模索状態でしたが、なんとか皆さん30分で「さくらさくら」を弾けるようになりました。

これで三味線にもっと興味を持っていただければありがたいのですが。
全員三味線を触るのは初めてという方ばかりでしたが、なんとかできるものですね。
30分ではどうかなと不安でしたが、良かったです。

2回目は1回目の反省を生かして無難に30分を乗り切りました。
ギャラリーから拍手が出るなど、ちょっとびっくりでした。
では、三味線体験の模様をば・・・














最後に、ウチの家内とその友達です。
頂き物ですが。






今日は天気予報では、ところにより激しい雨が降るとの事でしたが、良い方に外れてあまひどい雨が降ることはありませんでした。
「降る降るサギやね」と言っていましたがあまり降らなくて良かったです。
ただ、湿度が高くて汗が流れて大変でした。

またワンコインの三味線体験を企画してもらいたいと、主催者に伝えておきました。
ぐったり疲れましたが、楽しい一日でした。

コメント (5)
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市内の学校へアウトリーチ活動に行ってきました~その3(最終)

2020年12月25日 21時02分54秒 | kazahana

今年度のアウトリーチシリーズその3(最終)です。

12月15日(火曜日)

前回2回は中学校でしたが、今回は小学校です。
先週行った中学校と同じ校舎で、同じ会場です。
12月だというのに雪が降って、今年の冬は雪が多いのでしょうか。

本来ならお箏の演奏体験と尺八の演奏体験があるはずでしたが、憎きコロナのせいで楽器演奏体験はなくなりました。
45分のコンサートということでお邪魔しました。

小学5年生ということで、難解な邦楽を演奏しても絶対に退屈すると思いましたので、小学生用にプログラムを組み直しました。

まずは劇場版「鬼滅の刃」の主題曲「炎」のショートバージョンでスタート。
どうやらこれが効果的だったようで、みんなの緊張が一気にほぐれたようです。

続いて、「春の海」
正月にショッピングセンターへ行ったらずっとエンドレスで流れてる曲ですが、正月の曲ではないのですよ、と定番の説明をします。
局の中で、穏やかな春の海が一変、嵐になったり。トンビが泣いていたりというところがあるからしっかり聞くようにと話してから演奏しました。

次は「さくら~祈り」
退屈なのは以上で終わり。


続いてクリスマスも近いので、「きよしこの夜」、「アメージンググレース」を演奏しました。
知っている曲だとあまり退屈しなくてしっかり聞いてくれるようてす。

次は「パプリカ」
昨年度のアウトリーチでは、毎回「パプリカ」を演奏しましたが、小学校高学年向けの適当なレパートリーがなかったので、今年も演奏しました。
「みんなその場で踊ってもいいよ」と言ったら「先生が踊ったら踊る」との返事。
担任の若い男の先生が率先して踊るはずもなく、手拍子で参加してもらいました。

パプリカは後半転調していて半音ばかりで実は尺八は吹きにくいのです。
昨年はそのまま吹いていましたが、今年は後半1尺6寸管から、1尺4寸管に持ち替えて吹いてみました。
試験や検定ではないので、楽で正確な方をチョイスすれば良いと思います。

「パプリカ」で皆さん体もほぐれたところで、「紅蓮華」でとどめを刺しました。
箏・尺八二重奏の「紅蓮華」もなかなか良いですよ。
というか楽しく演奏出来ます。
児童の皆さんは、箏と尺八で「炎」や「紅蓮華」を演奏したので、親しみやすい楽器だと思ってもらえたら良いなと思います。










尺八の説明中




クイズコーナーです。








外は雪。




演奏前。

というわけで、今年度のアウトリーチ活動は無事終了。
来年はなんとかコロナが終息して、演奏体験ができればと思います。

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市内の学校へアウトリーチ活動に行ってきました~その2

2020年12月24日 23時10分56秒 | kazahana
今年度のアウトリーチシリーズその2です。

12月8日(火曜日)

市内中心部の中学校へ向かいます。
こちらの学校は、中学校と小学校が同じ校舎の中にあって設備も共用していますが、それぞれが独立していて、先週お邪魔した学校とは違って9年制の義務教育学校ではありません。

この日は1年生2クラスのアウトリーチ活動です。
各クラス別々に、同じ内容の授業を2回行いました。

今年度は3校へアウトリーチにお邪魔しましたが、それぞれの学校の方針で依頼内容が違っていて、すべて違う内容での授業でした。

お箏の演奏体験があるので、15面の調弦から始めます。
いくら勝手がわかって慣れてきたからといっても柱を立てるところからはじめて、15面の調弦はなかなか大変でした。

まずは池上眞吾さんの「星の誘い」でスタート。
10月のkazahana秋の演奏会で評判が良かったので、使い回しです。

続いてeriちゃんの「六段の調べ」
二人で「さくら祈り」と続きます。

昨年度は尺八の演奏体験をしてもらったのですが、今年はコロナウィルスの感染予防の見地から演奏体験は取りやめ。
代わりに尺八についてのお話をしました。

箏の合奏は授業でやったのでパス、かわりに箏のいろんな特殊奏法をeriちゃんに説明してもらって、そのまま演奏体験してもらいました。
当然のことながら、グリッサンドが最も楽しかったようです。
授業ではこんなことできないですからねぇ。
こちらの学校の生徒は、授業でお箏を演奏出来るなんて、なんと幸せなことでしょうか。

続いて「春の海」
先週と同じく、正月の曲ではないのだよということや、瀬戸内海の穏やかな春の風景を思い出して作曲されたことなどを話してからの演奏でした。

最後は「紅蓮華」
やっぱり生徒たちはずっと退屈だったのだろうと思います。
よく知っている「紅蓮華」で皆さんようやく緊張がほぐれて、盛り上がって終了しました。






























1クラス目はちょっと時間配分がわからなくて、少しオーバーしましたが、2クラス目は慣れて来てちょうど時間ぴったりに終了でした。

コロナが終息するまで、尺八の演奏体験はちょっと難しいかもしれません。
はやく以前のように活動できるような状況に戻ってほしいものです。

以上その2。
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