三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

道の駅QRV~石川県遠征その2

2022年04月29日 00時36分52秒 | アマチュア無線

石川県内道の駅制覇の旅その2です。

3月21日(春分の日)

前週に引き続いて石川県遠征をしました。
最後に残った「道の駅山中温泉ゆけむり健康村」制覇のための遠征です。

もう少し早く起きるつもりだったのに、前の日の晩に本業の仕事を片付けていたら、ついつい起きられなくて結局6時半起床、7時半出発でした。

ちょっと出遅れたので予定を変更しようかとも思ったのですが、計画通り西へ向かいます。
ひたすらR8を走り、「道の駅山中温泉ゆけむり健康村」到着は10時。
途中ミスコースもあったりで、自宅から約2時間半でした。








数年前の正月に、親族ご一行様で山中温泉に宿泊したときに立ち寄っている道の駅ですが、その時は家族同伴だったため無線はやらなかったので、今回はそのリベンジです。

いつものようにTwitterにアナウンスを書き込んで、10時半から7MHzCWで運用開始。
JCC3006 RS15

快調に呼ばれて1時間で63交信。
スタンプを押してから道の駅に静態保存してある電車を見学。
どうも私は現役の電車よりも、現役を退いたこんな電車に惹かれます。
現役で走っていた頃を想像して思いを巡らせるのも良いものです。

















駐車場を占有したお礼に土産物をゲットして、帰路につきます。



まっすぐ帰るには時間が早いので、昨年一度運用したのにバッテリー残量が心許なくなってあまり局数が伸びなかった「道の駅めぐみ白山」へリベンジ運用で立ち寄ることにしました。

コンビニで昼食のパンを買って、「道の駅めぐみ白山」へは13時過ぎに到着。






Jクラ見る限りでは10MHzも良さそうだったので、まずは10MHzCWで運用開始。
JCC3010 RS26

40分ほど10MHzで運用しましたがCQのから振りが多くなってきたので、その後は7MHzへQSY。
約1時間半の運用で68交信でした。
これで前回のリベンジは果たしました。










あまり好きではない金沢バイパスを走って帰路につきます。
何故好きでないかというと、車線が突然2車線になったり3車線になったりするので、要らんところに神経を使わなくてはいけなくてどうも苦手です。
いつも走っていれば、ここから2車線とかここから3車線とわかるのでしょうけど。






代車のエスティマでの運用風景


さてこれにて、石川県の道の駅26駅での運用をすべて制覇しました。
富山県内の道の駅はすでに制覇して2巡目に入っているので、次はどこを目指そうか、地図を見ながらいろいろと作戦を立てたいと思います。
岐阜県北部、新潟県西部、長野県北部あたりからでしょうか。


4月22日には、黒部市に「道の駅KOKOくろべ」がオープンするので、とりあえずは行っておかないといけませんが。

以上、石川県道の駅制覇の旅でした。

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道の駅QRV~石川県遠征その1

2022年04月29日 00時14分38秒 | アマチュア無線

先月のことですが、石川県の道の駅全QRV制覇のために、2週続けて遠征をしてきました。

実は1週間ほど前に移動運用車が車検でカーショップへ行っていて、代車暮らしでした。
代車で移動運用だといろいろと面倒で、まずアンテナ基台が付いていないのです。
仕方なくネットで三点支持マグネットのしっかりした基台を購入。
幸いに代車がエスティマで後部座席が広かったので、パドルやログを置くためのテーブルをホームセンターで購入して、なんとか無事に移動運用が出来るようになりました。


3月13日(日曜日)

午前6時半に自宅出発。
国道を金沢へ向けて走ります。
背の高いワンボックスカーはちょっと運転する感覚が違いますが、すぐに慣れて来ました。
車検に出ている移動運用車よりも運転しやすい感じです。

金沢は山側環状を走ってR157へ入るつもりでしたが、うっかり通り過ぎてしまいました。
昔よく走った場所なのに、30年も経つと忘れてしまっているようです(^^ゞ)

R157を白山麓の方へ走り、鶴来を過ぎると道の両側には雪が残っているようになりました。
この日の予定としてまずは一番南の「道の駅瀬女」へ向かい、その後北の方へ戻ってくる計画です。

「道の駅瀬女」には8時半すぎに到着、自宅から2時間ちょっとでした。
スキー場が近くにあるので、スキー・スノボの客が多いのですが、天気が良かったのでバイクの姿もちらほらと見受けられます。
スキー客とライダーが入り交じってちょっと妙な雰囲気でした。








さて、代車のエスティマでの初運用です。
マグネット基台に釣竿アンテナを設置して、後はいつも通りにバッテリー、DC-DCコン、リグ、パドル・・・とセットします。
Twitterにアナウンスを投稿して7MHzCWで運用開始。
JCC3010 RS11 PK77です。
(PK77は今年から新たに追加されたPK番号です)

この日は3ヶ所回る予定なので、大体1ヶ所1時間もしくは50局程度を目処に運用することにしました。
9時過ぎから運用開始、良いペースで呼ばれて10時過ぎに50局を超えたところで終了しました。

マグネット基台はルーフに残したまま仮撤収して道の駅スタンプを押しに向かいます。
ここで事件が勃発しました。

スタンプを押し始めてすぐに、背後からスタンプ帳らしきものを持った男が近づいてきたので、スタンプを押しに来たのだと思い、当方は50枚も押すので先にやってもらおうと思って振り向いて「どうぞ先に押してください」と言ったところ、
「お前3枚ルールって知らないのか、3枚以上押したらだめだって貼り紙貼ってあるところもあるぞ!」と、えらい剣幕でまくし立てられました。
多分スタンプラリーのことを言ってるのだと思い、スタンプラリーでは無くてアマチュア無線のアワードで使うスタンプなのだと説明しても聞く耳持たず。
どこそこの道の駅には張り紙がしてあって、3枚ルールは常識だと言って聞かないので、「とりあえず先にスタンプ押してください」と言って譲ったら無言でスタンプを押して捨て台詞を残して去って行きました。

道の駅での運用の際は、50枚とか100枚の単位でスタンプを押すので、周りに気を遣って、スタンプ押したそうな人がいると必ず「おさきにどうぞ」と譲っているのですが、今回のようなケースは初めてでした。
どうも朝から変な奴に絡まれて嫌な気分になってしまいました。

以前も石川県内の某道の駅で、店員に因縁を付けられたことがありますが、こんなことがあるとスタンプは一枚だけ押して、自宅でスキャンして印刷しようかと思います。
一応ルールなので押してきますけど・・・




さて、気を取り直して次の運用場所へ向かいます。
20分ほど金沢方向に戻ったところにある「道の駅一向一揆の里」へ向かいます。

ナビに任せたら、手取川の国道とは反対側の道を選択しました。
回りは雪がまだ結構残っていますが、良い天気に誘われてバイクが多いです。










11時少し前から、例によってTwitterにアナウンスを投稿してから運用開始。
とりあえず7MHzCWで開始します。
JCC3010 RS12

道の駅瀬女と同じ白山市なのですが、こちらの道の駅が珍しいのか、良いペースで呼ばれます。
40局になったところでアンテナを付け替えて10MHzCWへQSY。
10MHzも良いペースで呼ばれて、結局予定をオーバーして1時間半で78交信でした。

この辺りは蕎麦の産地らしく、蕎麦の花からミツバチが集めた蜜がのっているというソフトクリームをいただきました。









さて、本日3ヶ所目の運用地へ移動します。
さらに20分ほど金沢方向に戻ったところにある「道の駅しらやまさん」です。

こちらの道の駅は、「しらやまさん」ってくらいだから、白山比咩神社のある白山市鶴来町だとばかり思い込んでいましたが、能美市なんですね・・・知らなかった。
能美市はほとんどCWに出る局がいないJCCで、まだまだ需要はありそうなのでまた来る事にします。
売店が閉鎖中なので、ひっそりした道の駅でした。












14時前から例によってTwitterにアナウンスしてから7MHzCWで運用開始。
JCC3011 RS05

しばらく運用していると富山のCWerから10MHzリクエストのメールが入りました。
幸いにちょうどコールが途切れたのでささっとアンテナを交換して10MHzCWへQSY。
10MHzはコンディションが良くてずっと呼ばれ続けて、16時前までほぼ2時間運用して7MHz、10MHz合わせて116交信でした。


スタンプを押してこの日の予定は終了。
最後の「道の駅しらやまさん」で予定を少しオーバーしたので、ささっと撤収してすぐ帰路につきました。




朝来た道を戻ります。
山側環状は交通量が多いのでちょっと苦手ですが、そのまま松任方向へ走ってR8に出るよりは距離が短いようなのでこちらを選択しました。
ずっと下道で自宅到着は18時半。

さすがにハードでしたが、無線三昧で楽しい一日でした。
これで石川県の道の駅での運用は、「道の駅山中温泉ゆけむり健康村」1駅を残すのみとなりました。

つづく。
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満開の桜の下で演奏してきました。

2022年04月13日 22時50分34秒 | kazahana
4月10日(日曜日)

氷見市中心部を流れる湊川で、「はる・さくら・てんません」という天馬船運行のイベントがあり、その乗り場近くで満開の桜の下、箏の英里ちゃんと二人で演奏してきました。






このところのコロナ禍でkazahanaとして演奏する機会が激減していて、今年1月の義務教育学校のアウトリーチ活動以来の演奏でした。
春の演奏会も2年間やって無くて、せっかく書いた桜づくしの楽譜も一度使ったきりでお蔵入りになっていましたが、今回無理矢理引っ張り出しての演奏でした。

演奏は午後からということなので、午前中はしばらくやってなかった桜にまつわる曲の復習です。
自分で書いた楽譜なのに2年以上見てなかったもので記憶からきれいに消えていました。
なんとか復習も無事終了して、先週に続いて着物を着て天馬船乗り場へ向かいます。

何故か自宅の箪笥に私の着物が何着かありまして、今まで袖を通したことが無くてしつけ糸が付いたままの状態だったので、そのまま黴びてしまうよりは良い機会なので風を通しておこうということで先週、今週と着物を着て出かけました。
長い間民謡をやっているおかげで、着物は平気で一人で着られるので楽ちんです。

何年か前にこの天馬船のイベントで助っ人で尺八を吹いたことがありましたが、今回は助っ人では無くてしっかりと演奏してきました。






















日頃の行い良いせいか、桜はちょうど満開。
時折風に吹かれて桜の花びらがはらはらと舞い散る、ベストタイミングの一日でした。

演奏曲目は以下の通り。

・さくら~祈り
・SAKURA(いきものがかり)
・さくら独唱(森山直太朗)
・桜坂
・カイト
・糸
・春よ、来い
・月ノ雫
・花は咲く
・・・ほか

とまあ、こんな感じでした。

今回、民謡のステージではないので、メタル尺八を使って演奏しました。
なかなかステージでは使えません・・・
泉州のAireedXではなくて中華製ですが、大変良く鳴ります。
宝くじ当たったらAireedXが欲しいですね。
やはり尺八は竹という概念があるのか、スタッフの方はじめ通りすがりの人何人にも質問されました。


風が強かったのでいろいろとトラブル続出で・・・。

まずは、英里ちゃんの箏の楽譜が風に飛ばされて湊川へ。
スタッフのお兄さんがなんとか網ですくって救出してくれて、無事回収成功。

尺八は真横から強い風に吹かれると、息が上手く管に伝わらなくて突然音がかすれたり出なくなったり、これは屋外では仕方ありません。

最後にこれは風は関係ないのですが、
実は湊川の天馬船乗り場の対岸で演奏して、ワイヤレスマイクで乗り場へ飛ばしてスピーカーから音を出していたのですが、演奏中近くのカラオケスナックのママが「あんた達の音が混ざってくる」と言って血相変えてクレームを付けてきました。
ワイヤレスの周波数が同じだったのだと思いますが、この一件でしばらく演奏はストップ。
結局この後はマイク無しの生音での演奏となりました。

最後にスタッフの皆さんと記念撮影をして終了。
いろいろとありましたが、楽しい一日でした。

本文中「天馬船」と書きましたが、このイベントでは「伝馬船」とは書かないで「天馬船」と表示していました。
悪しからず。

さて、これから夏まで、民謡関連のイベントが続きます。
相変わらずベジタリアン生活が続いていますが、なんとか老体に鞭打って頑張ります。

数日前に亡くなられた藤子不二雄A先生を偲んで、喪黒福造の画像でおしまいにします。
ドーン!










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ハナマチロマンティスク2 三味線体験教室

2022年04月11日 22時36分41秒 | 津軽三味線

4月3日(日曜日)

昨年7月の第1回に続いて「ハナマチロマンティスク2」が開催されました。
私はこのイベントの一環で、昨年と同じく三味線体験教室の講師をつとめさせていただきました。




「ハナマチロマンティスク」は、旧氷見市役所の裏手にあった元遊郭の建物を、地元の交通会社が買い取って一般に貸し出ししている「無尽蔵」という建物を中心に開催されました。
昨年の第1回目は暑い中、多くの人で賑わいまして、それに味を占めたのかどうかはわかりませんが今回第2回目の開催となりました。
1回目の目玉は、モデルさんに花魁の衣装を着てもらっての撮影会だったのですが、今回の目玉は人力車でした。
昨年の三味線体験は「無尽蔵」の2階で行いましたが、今回はどうも場所が用意できなかったようで、すぐ近くの「干もの家氷見」さんの奥の座敷をお借りして行いました。

三味線体験は、昨年と同じく「30分でさくらさくらを弾こう!」という企画です。
三味線などの和楽器は、普段なかなか手に触れる機会が無くて、一般には結構敷居の高い楽器だと思われているようです。
確かに数千円で買えるような安価な楽器ではありませんが、入門用でしたら数万円で一式をそろえることが出来ます。中高生のブラスバンド部員に親が数十万、どうにかすると100万オーバーの楽器を買い与えている時代ですので、そんなに高価な楽器では無いと思います。

ただ、興味はあっても実際に習ってみようかというところまでたどり着く道がないのが現実です。
その一助として、格好とか奏法とかの細かいことはあまり気にしないで、とにかく三味線を触ってもらってさらなる興味を持ってもらおうというのが今回の企画です。

と、前置きが長くなりました。
今回、30分ずつ3回に分けて体験教室をしました。
事前に12人の予約が入っていましたが、当日キャンセルが2名、当日受付が2名で結局12名の参加でした。

最初のクラスは当日受付の方も入れて5名。
ちょっと手こずった方もいらっしゃいましたが、なんとか30分でさくらさくらを演奏出来るようになりました。
ギター経験者の方が一人いらっしゃって、さすがに手がよく動くようで余裕であっという間に弾けるようになりました。
ただ、私もそうでしたが、そこからギター癖を矯正するのがなかなかしんどかったです。今回はあくまで体験だったので細かいことは一切言いませんでした。










次のクラスも5名。
このクラスは大変優秀で、20分ほどで皆さん余裕でさくらさくらを弾けるようになりました。講師の私も超びっくりでした。
若い人は皆さん飲み込みが速いです。




さて、3回目のクラスまでの間お昼休みになったので、商店街の許可をいただいて、津軽三味線の路上ライブをやらせていただきました。
氷見市の商店街は閑散としていて人通りがほとんど無くて、寂しい状態でした。
番屋街(道の駅)が、商店街から離れたところにあるので、ほとんどの観光客がそちらへ流れてしまっているのもあります。
何か打開策は無いのかと思いますが、、、
と思いながら数十分の間津軽三味線をかき鳴らしておりました。
たまに通る車から手を振っていただいたりしたのが嬉しかったです。
スタッフの方の話では結構遠くまで聞こえていたそうです。

そういえば約20年前、津軽三味線を習って1年ぐらいの時に、師匠に連れられて高岡市のアーケード(御旅屋商店街)で商店街の許可をいただいて二人で路上ライブをやったことがありました。
ふとそんなことを思い出しながら弾いておりました。








さて、午後からは3回目のクラスですが、4名のところ2名キャンセルがあったので2名だけの体験でした。
体験教室に来られたご婦人のひとりが何故かマイ撥持参で、聞くところによると津軽三味線を30年やっていたのだとか。
そんな超ベテランが何で体験教室へ来るのか・・・ほとんど嫌がらせでしょうか。
長唄や民謡の三味線はこうですよと言っても、津軽三味線の構えと弾き方は全く変わらないし、ほんとうに何をしに来たのか・・・と思います。
先生の名前は言おうとしないし、流派を聞いても知らないと言うし疑問ばかりが残りました。
冷やかし?それとも嫌がらせ???

まぁ、そんなこともありましたが、無事に12名の皆さんに30分で無事にさくらさくらを弾いてもらうことが出来ました。

「無尽蔵」へは時間が無くて行くことが出来ませんでしたが、結構賑わっていたそうです。
是非3回目も開催していただきたいなと思います。




ちなみに「干もの家氷見」さんの前で、私と妻です。



後ろ姿だけだと、合計年齢129歳には思えません・・・(^^ゞ)





藤子不二雄A先生の生家、光禅寺にて、うちの妻とその友人です。
この写真を撮った数日後に、藤子不二雄A先生が亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。


コメント (3)
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