最近、尺八や笛の譜面を書くことが多いのです。
民謡の三味線文化譜は、藤本流や小山流など市販されているものがあるし、市販されていないものでもいろんなルートから回ってくるので、あまり不自由することはないのですが、尺八や笛の譜面はあまり出回ってないので苦労します。
米谷流の尺八譜は、藤本の三味線譜に対応しているものが出ていますが、それも11集までしか対応していなくて、それ以降のものや藤本の三味線譜にないマイナーな地元のものは、結局自分で音を拾って書くしかないのです。
唄と三味線に合わせて適当に吹けばそれなりになるのですが、どうも性格上それは許せないので、三味線譜と実際の音源を頼りに耳コピーして、尺八や笛の譜面を書くことになります。
三味線奏者の方や唄い手の方はそこまで尺八吹きが苦労していると言うことをご存じないようで、簡単に「この曲頼むわ・・・」と仰いますが、じつは大変なのですょ・・・・。
この1年ちょっとで何曲の譜面を書いたでしょうか。
おそらく3~40曲分は書いていると思います。
ま、すべて自分のライブラリーになるので、無駄なことではありませんが・・・。
先日もさる大先生から、ちょっと長い曲の笛をコピーして吹いてくれと頼まれまして、重~い宿題になっています。
三味線譜と音源をいただいたので、何も無いところからコピーするよりはるかに楽なのですが、大変な作業には違いありません。
長い曲なので、譜面にしないと絶対に無理だろうし、、、。
3月20日に吹かなくてはならないので、早々にやっつけて練習もしなくてはなりません。
学生時代は宿題なんてまともに片づけたことなかったのに、とうとうツケが回ってきたか・・・・
今回の宿題はやらない訳にはいかないので、暇を見て頑張らないといけません・・・。