週末は「藤本わかば会」さんの発表会で南砺市「ヘリオス」へ行っておりました。
尺八の師匠の後を引き継いで、藤本わかば会さんのゆかたざらいに参加するようになって今年で5年目になります。
過去のブログを見てみましたら、2012年が初参加でした。
年々任せられる曲も増えて、今年は全44曲中25曲が私の当番でした。
今年のプログラムは、楽譜はあるけどほとんど聞いたことがない唄とか、楽譜も無い唄とかがたくさんありまして、事前の準備がなかなか大変でした。
今回新たに尺八譜を書いたのが5曲。
以前に書いてストックしてあったのが数曲。
三味線文化譜は出所不明なものも含めて結構あちこちから回ってきますが、尺八譜は自分で書くより仕方ないものが多くて結構大変なのです。
北陸の曲で、米谷会本部で楽譜を発行していないものを、ここ数年で結構な数を書きました。
尺八楽譜集を出してはどうかという冗談みたいな話もありますが、なんたって民謡尺八人口が少なすぎて需要が無いですから大赤字になること必至ですので遠慮しておきます。(笑)
今回の私の尺八担当曲。
・ひなぶり三番そう
・ポンポコニャ
・草津湯もみ唄
・博多ドンタク
・岳の新太郎さん
・御手洗節
・もみすり唄
・米節
・能代舟唄
・おばこ盆唄
・木彫り音頭
・となみ散居節
・宇和島さんさ
・安里屋ユンタ
・秋田船方節
・三原ヤッサ
・桑名の殿様
・こっきりこ
・虎じょ様
・篠山節
・小矢部峡小唄
・新タント節
・祝奉節
・南砺しあわせ音頭
以上でした。
私の非番の曲の時にステージ袖から何枚か写真を撮りました。
こちらの会はとにかく三味線が素晴らしいです。
袖で見ていて、こっそりこちらの会に三味線を習いに来ようかなぁ、と思います。
自分の所属している会でも、このくらいのことが出来ないものか、と毎回思います・・・
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あちこちの会に呼ばれて、尺八を吹きに行くと、昼食に寿司弁当が出る頻度が高いです。
当地では定番の芝寿司ってやつなのですが・・・
この寿司飯ってのが実はくせ者で、塩分たっぷりなのを知ってますか。
調子に乗ってこの寿司飯を食べると、塩分のせいで口が渇いて、尺八の調子が悪くなるのです。
唄い手さんでも、寿司飯を食べると口が渇いて調子が悪いので食べない、という方もいらっしゃいます。
毎回毎回同じ事を繰り返して、どうしようもない学習能力欠如症なのですが、今年は寿司飯の昼食は食べない、と心に誓っています。
先月の松博会40周年演奏会も、昼食は食べずに本番に臨み、調子よく乗り切ることが出来たので、今回もウィダーインゼリーでエネルギー補給しつつ、昼食抜きで臨みました。
口が渇いて吹きにくくなることも無く、調子良く本番を乗り切ることが出来ました。
終演後に安心して寿司弁当をいただきました。
懇親会でもいつもの如く何曲も尺八を吹きました。
私の隣りに南砺市の市議さんがいらっしゃいまして、「やっぱり締めは越中おわら節だろう」と申すもので、無理矢理会主にお願いをしまして、今年の懇親会締は越中おわら節の輪踊りで締めということになりました。
というわけで、週末のドタバタはまだまだ続きます。
今週からは次の出番に向けてまた恐怖の尺八譜書きが始まりまして、毎日昼休み返上で頑張って書いてます。
最近はいちいち楽器で音を確かめずに、どんどん書き進んでいるので、横で見てる家内が呆れています(笑)