今週も忙しい週末でした。
26日(土曜日)
日民の胡弓の専属伴奏の先生(yumiさん)が、「胡弓購入弾丸ツアー」で富山に来られるというので、一日ご一緒させていただきました。
ちょうど村松屋富山店で展示会をしておられて、胡弓もいろいろと取り揃えてあるというので、その展示会に日程を合わせてのツアーを組んでいただきました。
私も村松屋富山店で津軽三味線教室の日だったので、朝から富山市へ向かいます。
車で富山へ向かっている最中に、彼女からもう富山駅に着いたとの連絡が入り、急遽店の最寄りの市内電車の停留所でピックアップすることに。
ちょうど良いタイミングでピックアップすることが出来て、そのまま展示会場へ向かいました。
朝イチの新幹線の切符しか取れなかったのだとか。
かがやきは自由席無いからねぇ・・・。
私がまいちゃんのお稽古をしている間に、社長から「木」の話とか、いろいろと深いお話を聞けたようです。
品定めは夕方にすることにして、お昼から長岡すみ子先生のコンサートのリハーサルを見学してもらうことにしました。
来週コンサート本番なので、私も最後の音合わせでした。
夕方に展示会場へ戻り、さて胡弓の品定め。
本田先生に試奏してもらったりして、優しい音のする可愛い子に決定したようです。
良き友としてずっとかわいがってあげて下さいね。
その後はプチオフ会。
社長も加わって、富山駅の駅ナカにあるお店で、ノンアルで盛り上がりました。
新幹線で帰京するyumiさんだけは、飲んでも差し支えないので、皆さんの分まで飲んでいただきました。
ゲンゲの焼いたのです。
忙しい土曜日は無事に終了。
翌日の準備をして、プチオフ会で飲めなかったアルコールも摂取して早めに就寝しました。
27日(日曜日)
県境をはさんでお隣り七尾市の原田実先生のコンサートです。
9時までに会場に入るようにとのことなので、8時ちょうどに自宅を出発。
おそらく50分もあれば余裕で着くだろうと思っていたら、45分で着きました。
能越道の威力です。
さてさて、原田先生の演奏会は、昨年もプログラムが当日にならないとわからないという、超スリリングな会でして、今年も同様でした。
1週間前に先生から「まだプログラム決まってないけど、尺八と三味線持ってきてな」という電話があっただけ。
さて「何が出るかな~」の世界でしたので、一応いつも常備している尺八譜が詰まったアタッシュケースは持って行きました。
案の定、これは暗譜してないよというのがあったので、正解でした。
午前中はリハーサル。
はじめて見るプログラムに、これまたはじめて聞く調子を書き入れながらのリハです。
高さもバラバラで、出たり入ったり大変な気配が・・・
何だかあまりしっかり把握しないうちに時間切れでリハ終了。
慌ただしく昼食を取り、着替えをしてすぐに本番でした。
私の出番は以下の通り。
結局尺八メインで三味線の出番はありませんでした。
せっかく持って行ったのに・・・
又の機会にでもお願いします。
・七尾まだら(尺八)
・秋田大黒舞(笛)
・江差馬子唄(尺八)
・ドンパン節(笛)
・武田節(尺八)
・福光めでた(尺八)
・さんさ時雨(尺八)
・南部俵積み唄(尺八)
・能代舟唄(尺八)
・麦屋節(尺八)
・能登麦屋節(尺八)
・津軽甚句(笛)
・越中おわら節(胡弓)
・津軽三下り(太鼓)
・津軽よされ節(太鼓)
・秋田船方節(尺八)
・秋田小原節(尺八)
・道南口説(尺八)
・ソーラン節(アンコール・尺八)
「七尾まだら」はこちらの会と、珠洲民謡会ぐらいでしか吹くことが無いので、なかなか覚えようという努力をしないままに経過しています。
忘れずに尺八譜を持って行って正解でした。
後はちょっと記憶が怪しかった「能代舟唄」の尺八譜をアタッシュケースの中から引っ張り出してきたぐらいで、何とか無事に終了しました。
そういえば「江差馬子唄」は低い調子だったのでチ一の裏吹きでしたが、何とか間違わずに吹けました。
以前からちょっとは進歩したかなと。
「越中おわら節」は、四季踊りの唄と三味線の入りが怪しくて、上口さんが胡弓から三味線に回ったため、彼の胡弓を借りて弾きました。
尺八よりは胡弓のほうが良いだろうと思いましたので・・・。
弓の形が自分のものとかなり違うのでちょっと戸惑いましたが、何とか無事に弾くことが出来ました。
朝から精神的にも肉体的にも疲れた演奏会でしたが、無事に終了して何よりです。
せめてブログラムを事前にもらうことが出来れば、こんなに大変な事も無いのですが・・・
でも終わりよければすべて良しということで。
演奏会終了後そのまま帰宅したので、今日は早い時間からゆったりとしています。
また忙しい一週間になりそうなので、今日はこのまま休息します。