不覚にも正月から風邪をひいてしまい、大変な目に遭っています。
そんな中、今年も本業、裏稼業ともにスタートしています。
裏稼業の方は、なんとすったもんだの3連チャンのスタートでした。
5日は、私が採譜した「越中菅笠音頭」の音合わせ。
オーケストラ版のテープから、三味線用に譜面を書いて、この日の音合わせとなりました。
オーケストラから音を拾って三味線譜に割り振りしたのですが、手が細か過ぎるとか、音が飛びすぎて弾けないとかいうクレームが多くて、結局三味線の細かいところはカット。
そのカットした所はオーケストラ版ではフルートが吹いていたところで、そこは尺八で吹くことになり、三味線は簡略化してようやく解決しました。
私は下っ端ですから、諸先輩方にそんなに文句も言えませんが、それでも何十回とテープを聞き込んで、できるだけ原曲に忠実に採譜した苦労というのは解って欲しいです。
何だか正月から嫌~な気分になって帰ってきました。
どうもこれが風邪の導火線に火を付けたようです。
翌6日は、ご近所の臨済宗のお寺へ。
「つるのおんがえし」と、私の津軽三味線の独奏です。
つるのおんがえしの尺八は、最近にしてはめずらしく気持ちよく吹くことができましたが、まだ音の出し方を試行錯誤している所もありますので、今年の課題かな。
津軽の独奏は、津軽よされ節と津軽じょんから節を続けて弾きましたが、今年一発目にしてはそこそこ上手く弾けてほっとしています。
これは箏のお姉さん達の演奏
ミニコンサート終了後は、鍋を囲んで新年会。
若い住職は元気で気持ちよく、好感の持てるお寺さんでした。
お寺のホームページは
こちら。
7日は私の知人から頼まれた仕事で、砺波市の料亭へ。
地元のロータリークラブの新年会です。
元気の良い津軽三味線で30分程ということで、唄と踊りにいつもお世話になっているK先生夫妻、太鼓にはこれもいつもお世話になっているOさん、そして1号のT君と少数精鋭5人で行ってきました。
メニューは次の通り
・津軽六段~南部俵つみ唄
・津軽あいや節
・津軽じょんから節独奏
・津軽よされ節
・津軽じょんから節合奏曲
乾杯後でざわついていたのですが、お褒めの言葉をたくさんいただきました。
砺波のケーブルテレビでは私がよく映っているそうで、顔は知っているという方もいらっしゃいました。
かくして正月早々の3連チャンは終了したのですが、6日あたりからだんだん風邪の症状が出てきて、7日のイベント終了後に自宅へ帰ってから寒気がしてバッタリ。そのままダウンとなりました。
昨日は内科へ行ってきましたが、風邪ひきが多いのか超満員でした。皆さん気を付けましょう。
歳をとると風邪の治りが遅くてねぇ・・・しばらくはしんどい日々が続きそうです。