29日(月曜日)
博義会おさらい会の翌日ですが、相変わらずの一日でした。
午前中は津軽三味線富山教室なので、7時半にとっとと起床。
前日の酒がなるべく残らないように、チェイサーの水を大量摂取したおかげですっきり起床でした。
実は富山教室終了後に、速攻で氷見まで帰ってきて、午後2時から氷見市内の某施設でkazahanaのボランティア演奏をしなくてはならないのです。
一旦自宅へ帰って機材を積む時間はないだろうと思い、朝から簡単な音響一式を積んで出発します。
富山教室には、私より数歳年上のお姉さんが習いにきていらっしゃいます。
高校生の頃からずっと津軽三味線を弾いてみたいと思い続けていたのだそうで、ン十年ぶりに念願が叶ったと言って頑張っておられます。きっと上達されることと思いますよ。
富山教室終了後、氷見へとんぼ返りです。
自宅からは10分もかからないところにある施設です。
4月の始めに高岡市内の某施設にkazahanaでボランティア演奏に行ったのですが、同系列の施設だそうです。
kazahanaでの演奏は、4月の内川の花見以来、1ヶ月空いてしまいました。
今回に向けて、私の意向で「川の流れのように」をやりたいと相方にリクエストして、新たにレパートリーに加えました。
土曜日の午後にパッパッと音合わせをして今日の本番に。
最近いつもこんな感じです。
この日のメニューは以下の通り。
・北国の春
・早春賦
・川の流れのように
・花は咲く
・懐かしのうたメドレー
・365日の紙飛行機
・海の声
・手のひらを太陽に
・アメージンググレース(アンコール)
でした。
この施設の近くにある保育園から、年中さんと年長さんの園児10数人が見学に来られて、和気藹々と楽しい演奏でした。
珍しくアンコールがかかりまして、予期していなかっただけにちょっと焦りましたが、「アメージンググレース」で終了となりました。
去年の後半から、アンコールがかかることが何度かあって、ちゃんと準備しておかなくてはダメですね。
演奏終了後、園児から「しつも~ん!」という声がかかり、ビックリ。
「尺八は何で出来ているのですか?」という質問でした。
「演奏はどうでしたか?」と聞くと「柔らかい音で良かった」のだそうです。
最近の子供達の感性は、素晴らしいです。
スタッフの皆さんや、入居者の皆さんからも、尺八と箏でこんな身近な曲を聞けるとは思いもしなかったという声が何人からも聞くことが出来ました。
どうも尺八・箏というと、何だかよくわからない音楽、という先入観があるようですね。
「知ってる曲があったら一緒に歌っていただいても良いですよ」、と話すと、はじめは少し遠慮がちでしたが、慣れてくると結構あちこちから歌声が聞こえました。
「手のひらを太陽に」では園児たちの大合唱になって、この日の演奏は本当に心が温まり感動しました。
スタッフも良い方ばかりでした。
義妹にスマホで証拠写真を撮ってもらいました(笑)
また秋頃に、「秋冬物のメニュー」でお伺いしたいと思います。