5月に我が師、鯨岡徹先生のユニット「薫風之音」のコンサートがあります。
富山県では初の本格的なコンサートですので、お暇な方はぜひお越し下さい。
暇でない人はなんとか時間を都合して来て下さい。
邦楽のコンサートというと敷居が高いと思っている方が多いと思いますが、普段着感覚で気楽に聞けますので、和楽器に興味のある方にはぴったりのコンサートです。
5月22日、新川文化ホール小ホールです。
「薫風之音」のコンサートを聴いて、尺八吹いてみようかな、箏を弾いてみたいな、という若者が、富山でも増えれば良いな、と思います。
ぜひどうぞ。
さて私事ですが、尺八は10年ほど前から高岡市の米谷流の先生のところへ通って民謡尺八を習っていました。
故あって鯨岡徹先生の尺八富山教室に通いはじめてから早いもので3年半になります。
数年前にたまたまネットで知り合った箏のお姉さん(現在kazahanaの相方の箏のお姉さん)から、「今度観月会があるのでその時にぜひこの曲をやりたい」と、鯨岡先生作曲の「月の雫」の尺八譜を渡されたのが、すべての始まりでした。
ひょっとしたら「月の雫」がYouTubeにないものかと検索するとすぐにヒット。
尺八と箏のたった二人でこんなにもきれいなアンサンブルができるのかと、感動して何度も聞いたのを今でも覚えています。
で、この作曲者の鯨岡先生ってどんな人なのかと、さらにネットで検索するとホームページにヒット。
ホームページを見ていると、なんと富山県出身の先生で、尺八の富山教室も開講されているとのこと。
これはビックチャンスと、その日のうちに、富山教室に通いたい旨のメールを書きました。
ちょうど民謡尺八の米谷流の先生が体調を崩されて教室が休止状態だったので、更なるパワーアップを目指して鯨岡先生の門を叩くことにしました。
大体1~2ヶ月に一度のレッスンですが、音を出すための基礎に戻ってしっかりと教えていただき、毎回大変内容の濃いレッスンを受けています。
はじめはか細い音しか出ていなかったのですが、今ではしっかりした音を出せるようになりました。
最近では民謡のほうで尺八を吹いていると「うるさい」とよく言われます。
すべて先生の指導のお陰で、本当にありがたいことです・・・感謝。
薫風之音さんの足下にも及びませんが、先生方を目標に、kazahanaでボランティア演奏をしたりして、楽しくやっていこうと思っています。
北陸琴民謡学院の先生からも度々声をかけていただけるようになりまして、こっちは責任重大ですが・・・。
次々と宿題が増殖して大変ですが、ボケてる暇も無いようにとの配慮と思い頑張ってます(笑)