黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
カーメルと丸の内仲通り
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ここはコーチなどのブランドショップやこぎれいなレストランがそろっていて観光地なのだが、景観の保護には力を入れている。車社会の米国なのに人間優先と言うことで信号機は無いしパーキングメーターも無い。海沿いにある駐車場に車を止めて、歩くのが一番便利という米国では変わった町である。
その上夜になると通りは真っ暗になる。街灯が無いのだ。上方に光の漏れない、足元だけを照らす照明はあるのだが、それでも本当に暗い。その中を目当てのレストランを探しながら歩くのだが、なかなか風情があってよい。
日本にこういう町は少ないだろうと思っていたが、実は東京のど真ん中にあった。東京丸の内にある丸の内仲通りである。通りの両側のビルにはブランドショップやしゃれたレストランが入っていて歩くのが楽しい通りである。
実はこの道、信号が無い。有楽町から東京まで続く道だからかなりの距離があるがその間に信号機が無いのである。人間優先と言うことだろう。
また、夜歩いてみるとわかるのだが、街灯が間接照明になっていて暗い。カーメルほどの暗さは無いが、それでも銀座などと比べると非常に暗く、雰囲気がある。
このように、統一されたコンセプトで整備された丸の内仲通りであるが、年末になると様子が変わる。通りの両側の街路樹がイルミネーションで輝いてしまうのだ。クリスマスイベントと言うのだが、コンセプトが衝突しているように思えてならない。以前はミネナリオをやっていた通りだからそれに比べればましだが、それでも余計なことをしてと言う気分になる。
カーメルは規制が厳しいためスーパーマーケットが無いのだが、環境の保護はいいが住民の利便性はまったく考えていないと言う批判もあるようだ。丸の内仲通りでもビジネスのためには『Bright Christmas 2007』などというストリートイルミネーションに反対することはできなかったのだろう。まあ俗な言い方になるが、環境だけでは食っていけないということなのだろう、残念なことである。
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