黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
渋谷で夕食、権八(ごんぱち) 渋谷店
2007-01-15 / 外食

しょせん年寄り好みの店は渋谷ではやっていけないのだろうかと、ちょっと反省もしてみるが、どうもそれだけではないようだ。どんどん新装開店し、数ヶ月はプロのスタッフを配置し、名前を売ってリピーターをつかみ、その後は素人集団でいけるところまで行くというケースが多いのではないか。開店時は料理も、フロアスタッフのサービスもなかなかいいなと思った店が、半年もするとこれが同じ店かと思うような店になってしまうことが多い。
渋谷でどこか新しい店を開発しようとぶらぶら歩いていたら権八という名前が目に付いた。たしか小泉元首相がブッシュ大統領を連れて行ったのが権八、それの渋谷店のようだ。まあ平均以下ということは無いだろうと飛び込んでみる。
14階でエレベータから降りると、受付で寿司にするか、蕎麦にするかと聞かれた。すし屋以外ですしを食べるのはリスクが大きいので蕎麦にする。
フロアに入った瞬間、これは駄目かもしれないと思った。大きなフロアに6人がけくらいのテーブルがぎっしりと詰め込まれている。居酒屋だと仕切りがあったりするがそれも無く、フロア全体を見渡すことができる。こういうところは騒がしくて、サービスも行き届かないことが多い。
席に着くと早速、飲み物の注文をとりに来た。生ビールを頼んだのだが、ここまではストレス無し。それに思ったよりぜんぜんうるさくない。全体的にざわざわしているが、小さな声で会話が出来る。ちょっと気持ちも前向きになってメニューに取り掛かる。
この大箱にフロアスタッフが10人くらいだろうか、あまり目立たない。タイムリーなサービスは期待できないかもしれないと、とりあえず頼めるだけ頼むことにした。料理がテーブルの上にあふれることになるかもしれないけれどやむ得ないところ。
ビールが出てきた時、豆腐と、空心菜のおひたし、茄子の胡麻辛味噌炒め、つくね、手羽先、本マグロの中トロ炙り焼きを頼んだ。ここは突き出しが無いようだが、なかなか合理的だと思う。外国人の客も多いからトラブルになったのかも知れないが。
まず、豆腐が出てきた。薬味は無し。でもこれがおいしい。味が濃い。この後大体常に3品皿が並ぶくらいのペースで料理が出てきたが、全部おいしい。味も、サービスもなかなか良い。
この後、皿を下げるのも、料理の追加オーダーも、全くスムーズだった。必要なときはいつもフロアスタッフがそばにいた。担当してくれたのはメガネのお嬢さんだったが、少々距離が離れていてもアイコンタクトで、すっとこちらへ来てくれる。どうしてこの人数でこんなサービスが出来るのだろうと感心したが、個人の資質と教育の成果だろうか。
しめに、蕎麦をいただいていい気持ちで帰ってきた。小泉元首相とブッシュ大統領で有名になり、色々言われているようだが、満足できるサービスだった。その後何回か利用したが評価は変わらない。ただ、一度蕎麦のフロアがいっぱいで寿司のフロアへ行ったのだが、寿司を食べるのならやはり寿司屋の方がお勧めかもしれない。
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新年は二本立てで

目黒シネマは名画座として分類される劇場であるが、ミニシアターでやっているようなアート系だけではなく、ハリウッドの娯楽映画も良い映画であれば上映するという方針のようです。封切りから少し遅れて、しかしDVDの発売前に上映するスタンスです。
三本立てというとなかなか組み合わせが難しく、任侠ものの三本になったりしてしまうのです。しかし、二本立てだと面白い組み合わせもできる。「サイドウエイ」を見に行ったら同時に「ドッジボール」を上映していて、なんや、こっちのほうが面白いぜ、といって帰ってきたりします。
「ミニミニ大作戦」を劇場公開で見損なったので目黒シネマで見たのですけれど、同時上映が「ファムファタール」でした。思いがけず好きなタイプの映画で、とっても得をした気持ちになったのです。
「ブレードランナー」のリドリースコット監督作品「マッチスティックマン」を見に行ったら「マトリックスリローデッド」が同時上映です。確かになー、という組み合わせです。でもこの「マトリックスリローデッド」、封切りでも見ましたけれど、もう一度見てもさっぱり分からなかった、なんてこともありました。
「オペラ座の怪人」を見たときは、もう一本が「エターナル・サンシャイン」です。聞いたことが無いですね。え、ジムキャリーですか。ちょっといけません、と「オペラ座の怪人」だけ見て帰ってきました。食わず嫌いで損をしたかなーと思ったりするのも二本立ての楽しみです。
「モンスターズインク」と「プリティプリンセス」の組み合わせも、「ポーラーエクスプレス」と「Mr.インクレディブル」の組み合わせも、成程なと納得したものです。
現在上映中は「トランスアメリカ」と「キンキーブーツ」の二本立てです。この組み合わせも一癖あって面白い。性同一性障害のシリアスな面を描いたのが前者で、コメデイタッチで描いたのが後者です。こんな場合、「キンキーブーツ」を後で見るように時間を調整します。笑いながら劇場を後にしたいですからね。これも二本立ての楽しみの一つです。
目黒シネマの前の目黒通りの坂を下っていくとラーメン店が沢山並んでいます。激戦区ですからおいしい店が沢山あります。映画の前に、揚州商人でワンタンメンを食べて腹ごしらえです、何しろこれから4時間を越す長丁場ですから、、、
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マイナスイオンはどこへ

おいおい、マイナスイオンは主義主張の問題じゃなく、科学的話題だからちゃんと議論できるはずのものでしょう。工学部を出てきても科学的な考え方を身につけてこなかったようです。
猫も杓子もマイナスイオンだった二・三年前から比べると、科学的根拠が疑わしいという考え方が浸透してきて、マイナスイオンは大分下火になりました。去年の、2006年夏用エアコンのカタログを見るとマイナスイオンをうたう会社はもうほとんどありません。
エアコンからイオンを放出するとしているのは、わずかにシャープと松下だけになりました。シャープはプラズマクラスターイオンが室内に放出されるイラストがあります。松下はメガアクティブイオンがエアコンから出てきて室内に放出されるかのようなイラストがあります。これらはマイナスイオンとは違うようです。
マイナスイオンのような話はメーカーが消費者をだますためのでっちあげと言う意見がインターネット上に多くあります。しかし、どうも当人たちは本当だと信じているきらいがあります。これではいかんともしょうがない。工学部を出たうちの会社の人間もマイナスイオンの効果を心から信じてましたから。
教育基本法が改正になりました。その第二条一項に「幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、、、」とあります。このとおりになれば、科学の名を借りてだます人もだまされる人もいなくなるのでしょう。それまではパンフレットに科学的な難しい言葉が並んでいたら、ちょっとおかしいかもしれないぞと、注意するのが良いようです。
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俺たちは粒じゃない
2007-01-12 / 本

でも、なぜ砂を使うのでしょう。砂時計を作るとき、砂の大きさをそろえるのも大変ですし、液体を使ったらいいじゃないかと思いませんか?ところがそれでは駄目なのです。もし、砂の代わりに液体が入っていたとしたら、最初は勢い良く落ちて、だんだん落ち方が遅くなります。水時計では経過時間を知るのが難しいのです。
ところが、砂時計では上にいくら砂が詰まっていても下のほうの圧力は一定なのです。だから一定の速度で落ちていきます。これが経過時間を計れる理由であり、また海底5000メートルに海底基地を作るのは難しいけれど、標高4810mのモンブランに、モンブラントンネルを掘ることは出来る理由でもあります。
満員電車から素早く降りるためにドアを改良するとしたらドアを大きくするか、ドアの数を増やすかですね。しかしその効果には歴然とした差がある。ドアを大きくすると余計に時間がかかることがあるというのです。もともと二人が同時に降りることの出来るドアを二人半ほどの幅にしたときの混乱を想像すれば理解できますね。現在JRでは6ドア車まで導入されています。
高速道路で渋滞が起きたとき、事故のときもあるが、しばらくのろのろ走っていると、また普通に走り出すときが多いのです。自然渋滞と言うやつですね。百メートルに車が7台以上いるとどうしてもブレーキを踏むことになり、だんごが出来るのだそうです。
この関係なさそうな三つのエピソード。物事を粒として考える粉粒体工学で解析できるのです。砂や車や人間がお互いに意思疎通の無い粒からなる集団として扱うとこれらの現象が説明できます。
田口義弘著「砂時計の七不思議」中公新書ではこういったエピソードを交えながら粉粒体の動力学を紹介しています。文章も読みやすいし、物理全体に対する姿勢にも好感が持てるし、お勧めの本です。勿論文科系、体育会系の人でも楽しく読めると思います。特に中高生に読んで欲しい本です。
でも人間を、お互いに意思疎通しない粒として取り扱うと、色々な現象が説明できると言うのは失礼な話ですね。これからは電車から降りるとき、ちょっと会釈して降りようと思うのです。誰ですか、高速道路でパッシングライトを浴びせているのは?まあコミュニケーションの一方法ではありますけれど、、、
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宇宙の果てでカモメと叫ぶ

堀江元社長が「見上げる宇宙から使う宇宙へ2004」の講演で、早ければ3年以内に有人宇宙飛行の実現を目指すと言っていたのです。そう、今年なんですよね、うまくいっていれば。可能かどうかは別としても、タイムテーブルの作り方としてはまさしく当を得たものだったとおもいます。
実際、世界を見渡せば、英国のヴァージン・ギャラクティック社が一昨年、世界で初めて民間機による有人弾道宇宙飛行に成功し、現在、約3時間の弾道飛行を2000万円で販売しています。この会社は英バージングループを率いる起業家リチャード・ブランソン氏と、マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏が共同で設立した会社です。日本では近畿日本ツーリスト系のクラブツーリズム社が販売代理店となっているようです。ヴァージン・ギャラクティック社によると世界中からすでに2万8千人の予約が入っているそうです。
また、米国アマゾン社の創始者ジェフ・ベゾス氏も民間宇宙企業のブルーオリジン社を立ち上げており、同社の持つアメリカ・テキサス州西部にある自社の飛行試験設備で飛行実験を成功させています。
一方、米国の宇宙旅行代理店スペース・アドベンチャーズは日本ではJTB社が代理店になっています。主にロシアの機材を使った旅行には価格もちゃんと決まっています。月旅行は、お一人様120億円(のべ8ヶ月のガガーリン宇宙飛行士訓練センターでの訓練費用を含みます)これは高嶺の花として、国際宇宙ステーションに一週間滞在する軌道飛行では24億円です。ヴァージン・ギャラクティック社と同じ弾道飛行では1000万円で販売しています。これだと退職金をつぎ込んで行ってみようと思いませんか?
このようにベンチャー企業家が数多く宇宙ビジネスに向かっているのは単に夢とか憧れだけとは思えません。既存の技術で可能な大きなマーケットを見据えているのでしょう。
既に30年前に月に人間を送り込むことが出来たのです。たとえば、この間にコンピュータの価格は1万分の一になっています。技術進歩を考えると今が絶好の参入タイミング、民間が宇宙ビジネスを始めれば価格はすぐに2桁は安くなるのではないでしょうか。
宇宙旅行は、体力的にも負担は少ないようです。世界で最も有名なALS患者さんの1人ホーキング博士もヴァージン・ギャラクティック社で宇宙旅行を計画しているようですから。
早く日本にも又、時価総額世界一を目指すと言うベンチャー企業が出てこないでしょうか。世界に置いてきぼりを食う前に、ぜひ民間が宇宙ビジネスに参入してもらいたいものです。
お嬢さん、一緒に宇宙に行きませんか?感激のあまり、きっと「私はカモメ」と叫ぶと思いますよ。え、ジェットコースター嫌いでしたっけ、、、、ウーム、、、
Photo: Courtesy Virgin Galactic
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カジノロワイヤル

最新作「007 カジノ・ロワイヤル」ではピアスブロスナンに変わって、ダニエル・クレイグがボンド役です。え、金髪のボンドじゃ雰囲気でないでしょ、と思っていました。でも、そろそろ公開が終わりそうになったので行ってきました。
オープニングのモノクロの場面、殺伐とした殺し合い。あちゃ、こりゃだめかなと思ったのです。こういう場面がリアルな映画はだめなんですね、小心者ですから。でも安心してください、これから先はお作法どおり、御伽噺になっています。安心して2時間40分を楽しめます。
勿論原作も読んでいます。ル・シッフルが出てくると、ふっふっ、君はシュメルシュの一員だね、身元は割れてんだよと声をかけたくなります。ところが武器商人をサイドビジネスでやっていたんですか?頭が混乱します。
そのうちわかったことが、このカジノロワイヤル、原作とは時代を変えているようです。原作での敵役はソ連の対諜報機関のシュメルシュでしたけれど、ソ連の崩壊した今、敵役はテロリストになってしまったようです。登場人物の名前は同じですけれど現代に置き換えた007になっているようです。
原作でもこのカジノロワイヤルが第一作ですが、映画でも新007シリーズの第一作という位置づけのようです。いままで007シリーズを敬遠していた人がいたとしたら、是非この新生007シリーズ第一作、カジノロワイヤルからご覧になることをお勧めします。
まずダニエル・クレイグがなかなかいいのです。アクション場面があると必ず血だらけになってしまうのです。勿論血なまぐさい映画は駄目なのですけれど、それでもかすり傷ひとつ負わないのは変でしょうと思ってたからです。
それに旧作に多かったボンドガールとのやりとり、それもういいから次へ行ってよと暴れてたものですけれど、その辺も改善されています。魅力有る女性をそのように演出しています。
もうしばらく公開は続きそうです。まだ見ていない方は是非劇場まで。
Photo: http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/site/images/about_the_film/downloads/bond_WP_6_800x600.jpg
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年寄りの冷や水

ところが最近、日本人の若い女性の薄着が目立つようになって来ました。初詣でもごくごく短いスカートにストッキング無し、ブーツ姿が目立ちました。ファッションのためやせ我慢をしているのかと思ったのですが、それにしては人数が多すぎる。きっとそんなに寒さを感じないのでしょうね。
暮れからお正月にかけて、フィギュアスケートの中継が沢山ありましたが、ひとつ感じたのは、日本人の体型が変わって来たのでは無いかとの思いです。浅田真央などを見ても、日本人離れした体型と思わざる得ません。食生活の変化が日本人の体に大きな影響を与えているのでしょう。
今日の日中は12度くらいあります。Tシャツで買い物に出かけてみましょう。大丈夫です、ちゃんと背中のリュックにはセーターが入れてあります。
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人情の町のミステリー

写真屋のおじさんが奥から電池を持ってきて、入れてくれましたけれど、やはり電源が入らないのです。おじさんが電池の接点を掃除したりしてくれたけれどやはり電源が入らない。電池切れではなく故障か。
でも電池はパッケージから出してしまったので購入するしかないなと思っていたら、おじさんが、破いたパッケージに電池を戻し、「このカメラは部品がなくなってきているから早く修理に出したほうがいいよ」と言いながら、もとの電池を入れ、カメラを返してくれました。「あのー、電池のお代は?」「ああ、いいよ」さすが人情の浅草ですね、驚きました。
翌日、高額の修理費を覚悟して、いきつけのカメラ屋にカメラを持っていったのです。電池の電圧を測って「ちょっと電池が弱ってるね」と言って新しい電池を入れようとしています。「電池換えたけどだ駄目だったのですけれど」と言う先から「やはり電池ですね」とおっしゃる。え、確かに電源が入っている。何が起こったのでしょう。
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落ちた銅像で厄落とし

4日に明治神宮に初詣に行ってきました。狭い原宿の駅前の道は人の波です。この狭い道路の両脇でスピーカーを持った二人がキリスト教の宣伝をしています。信教の自由は尊重しますけれど、この混雑の中、ちょっと交通の邪魔になっていますね。
明治神宮に入る橋の上で英国人が銅像の格好をして立っています。ピクリとも動かないのでまるで本物の銅像です。小さい女の子が、母親に貰った百円玉を籠の中に入れると、いきなりこの銅像が動き出し、アメを差し出されて小さな彼女はちょっとパニックです。男の子達は大騒ぎです、「見た?見た?動いた、うごいたよね、、」籠の中には十円玉と百円玉が沢山入っていました。
本殿にお参りをし、破魔矢を買って原宿駅に戻ると、銅像が警官ともめています。人垣は野次馬でさっきより増えたようです。小市民的事件記者としてスクープ写真を撮り、警官にインタビューしました。罪状は道路の不正使用。人垣で通行の障害になっているとの通報があったので駆けつけたと言っています。この場合、道路交通法違反で反則切符を切るのが通常らしいですけれど今日は誓約書を書かせることで収めたいようです、お正月ですしね。銅像は日本語で印刷された誓約書に名前を書いていました。

銅像が名前を書いている最中、何人かの観客が籠の中に千円札を入れていきました。さっきまで硬貨しか入っていなかったのに、反則金のカンパでしょうか。少なくとも、あの警官は銅像の売り上げには貢献したようです。私も銅像に少しお賽銭をあげ、次のお寺に向かいました。何しろ前厄なので初詣のはしごです。
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スーパーサイズ・ミー

はじめてハンバーガーを食べたのは1979年にオーストラリアに半年出張した時のこと。その十年ほど前に銀座に一号店がオープンしたマクドナルド、日本では食べたことが無かったが、オーストラリアで初体験した。日本ではまだまだ肉がぜいたく品だった頃、クオーターポンダーにはさまっていた分厚いハンバーグステーキ、ジューシーで感動ものだった。
90年代、新横浜で仕事をしていたが、徹夜など当たり前、夜食ははずせない。ちょうど駅前にあったのがバーガーキング。ビックマックに相当する「ワッパー」、肉が香ばしくて、よく食べたものだ。残念ながら2001年に価格破壊戦争に敗け日本から撤退してしまった。ところが、今年関東圏に再上陸するようだ。
最近、渋谷での昼食はスペイン坂に有るフレッシュネスバーガーが多い。量的に男性には物足りないのか、いつも女性が多くたむろしている。これが年寄りにはちょうど良い量なのだ。また、女性が多いと言うことは味も良いということを証明しているとも言える。
私の住んでいる湘南の地はハンバーガーにとっていわくの有る土地である。まず、マクドナルド、その1号店は銀座にあるが、実は幻の1号店として茅ヶ崎海岸に建物まで建てていたのだ。また、マクドナルドに先駆け、米国大手ハンバーガーチェーンのバーガーシェフが日本に進出するに当たり一号店を開いたのも茅ヶ崎、残念ながらすぐ撤退してしまったが。
こんなわけで、どうもハンバーガーとは一生付き合っていかなくてはならないようだ。ジャンクフード大好きと告白してしまうのか、それともハンバーガーはジャンクフードではないと宣言するのか、それが問題である、、、、、、
追記(2008年12月)
フレッシュネスバーガーはユニマットキャラバン社に買収され、直営店であったスペイン坂点も閉店してしまった。フレッシュネスバーガーのフランチャイズ店はまだたくさん残っているが、残念ながら味が好みに合わない。
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ユー・ガット・メールズ

考えてみるとお互い携帯で連絡しているのだから電話に切り替えれば簡単と思うのだけれど、延々とメールで来るので、こちらもぎこちなく入力し、メールで返事をする。
今日ちょっと聞いてみる。「こういう時、電話に切り替えようとは思わないの?」「考えても見なかった、えーと、電話もメールも全く同じだから、特に電話にしようとは思わなかった、それに安いし」と言うことらしい。
意表をつかれた。電話もメールも全く同じ感覚なのだろうか?電話はうるさいし、最近は殆どメールとも聞いた。
パラダイムシフトが起こっている。技術的興味から携帯電話を作ったつもりが、実は怪物を作り出してしまったのかもしれない。オッペンハイマーの気持ちが良くわかる。「電話でもぜんぜん問題ないけど、そのときはそちらから電話してね」とも言っていたのだが、、、、、、、、
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