Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

高校受験の夏休みは高校見学、高校説明会、部活体験、そして適度な息抜きでキリカエ

2009-08-12 | 日本の教育一般
7年ぶりに過ごす日本の夏休みは、親にとっても子供にとっても、長く、暑い!上の息子は、帰省する親たちには目もくれず、黙々と受験勉強に励んでいる。と言いたいところだが、さほど長時間ではない塾からもどると、ときどき読書をしたり、私と話をしたり、買い物に付き合ったり、手伝いをしてくれたりと、カリカリしていない。グループで決められたカチッとしたプログラムの夏期講習に参加している友達は、1日中勉強を遅くまでしているという。

その点、個別の塾だと気が楽。自分の予定に合わせて、コマ数を自由に入れられる。おかげで、高校見学、野球部の部活体験などもちょくちょくやって、息子にとって、これがいい気分転換になっている。7月の終わりから、2つの公立高校の野球部の部活体験、公立高校の理数科体験、私立高校の学校見学と部活見学をじっくり。国立高校の見学とミニ説明会、帰国子女教育財団主催の学校説明会などに参加できた。ゆったりとした時間が流れる中、さまざまなタイプの学校をじっくり見る絶好のチャンスだ。「息子の意識も変わってきているかもしれない。」と淡い期待をいだく。

勿論、ときどき友達に誘われて、プロ野球観戦やトレーニングセンターなどにも出かけている。この間は、シカゴ日本人学校時代の親友で、山梨に帰国したK君とも半年ぶりに、アキバで会って、思いっきりお互い話して、ストレスを解消したようだ。息子は、自分でうまく気分転換しているようだ。今は、下の息子が主人の実家にいるため、日中私と上の息子の2人で過ごす時間が長いのだが、イライラしたこともなく、仲良く助け合って過ごしている。電車に乗って、二人で高校を見学しに行って、ランチを食べたりするのも、この夏が最後だろう。と思うと、受験の夏も思い出の夏となるのだろうか。いやはや、各学校をさまざまな角度から分析して、息子に合う学校を探し出すのも大変な労力がいる。息子は、それに対し、興味を持って、「じゃあ、見学行ってみようかな」とのってくる。とにかく、学校案内やカタログを見たって、学校の雰囲気を見ないことには、何も始まらないから。

数学と理科だけだが、塾の授業もきちんとコマ数をこなし、3年生の内容が予定通り終わりそうな感じ。中学からの宿題は、昨日で全部こなし終えたらしい。最後が美術で、なかなか楽しんでいたようだ。ついでにカブトムシが死んでしまったので、下の息子のために、標本にするために、お湯であたたためて、膠着したからだをほぐして、乾燥させてくれた。



これまた、気分転換。進研ゼミも始めたのだが、簡単なので、今日から北辰テストの過去問に着手。23日は、初めての難問が多いとされる駿台模試も受ける。

私もいろんな資料やいくつかの学校を見て、埼玉の高校のことが少しづつわかってきた。というか、最近の首都圏の高校受験の傾向というのがちょっぴり理解できた。また、このことについては、分析してみたいと思う。