Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

埼玉県公立高校説明会ウィーク~市立浦和、蕨校、浦和西~そして小学生の宿題も大詰め!

2009-08-20 | 日本の教育一般
夏休みも後半に突入!2週間も主人の大阪の実家に滞在していた下の息子を迎えに行き、暑さの中、帰ってきたら、今週は、大忙し。体が2つほしい!埼玉県の人気公立高校の説明会が今週は目白押し。19日に注目の市立浦和高校、今日20日に、地元で大人気の県立蕨高校、21日明日は、これまた去年倍率トップで大人気の県立浦和西高校、そして、29日には、埼玉県下トップ校で、東大進学率ナンバーワンの名門、県立浦和高校が控えている。

昨日の市立と今日の蕨高校の説明会に行ってきたが、各校、ホールを貸しきっての大賑わい。1200人ぐらい収容のホールが人で埋まっている。この経済情勢の中、公立の人気を物語っている。市立は、「文武両道、自由闊達、自主自立」を強調。放送部の製作による学校紹介のビデオを見せてくれた。生徒の手作りの学校紹介は、真心がこもっていて、生徒によるナレーションがすごく印象に残った。各行事がとても楽しそうで、「高校生活を楽しむなら、市立!」という雰囲気だった。しかし、テストも多く、現役進学率は85%というきめ細かい進路指導が行われているという。部活には勿論かなり力を入れている。うちの息子たちの代から受験できる浦和中学校ができ、公立の中高一貫校となり、設備も整い、近年ますます人気度が高まっているという感じだ。

対する蕨校。こちらも負けていない。「Wの挑戦」として、めざすは文武両道の進学校。勉強、特別活動、部活、学校行事などすべてに全力投球という感じ。学校紹介ビデオがドキュメンタリータッチで、非常によくできていた。生徒たちみんなの表情がとても生き生きとしていて、「こんな高校に入りたい!」と思わせるような感じ。仲良しの近所友達、アヤちゃんは、そのビデオに感動して、涙まで流れたとか。まさに、地元の市民から愛される蕨校なのだ!保護者も気になる英語にも力を入れていて、国際交流も活発で、留学生もさまざまな国から受け入れている。外国語科まで設置。いろんな面でバランスのとれた高校のような印象。だから、この学校は倍率が高く、受験する子はみんな蕨校を第一志望にするという。現役進学率が89.6%とすごい水準。国公立大合格者数も増えているというから、今年はますます人気か!この学校の授業を見学して、卒業生との懇談会なども見て、とても好印象を持った。うちの息子が受験するかしないかにはかかわらず、「うーん、蕨校を受ける受験者全員を受け入れてほしいなあ!」と心の中で叫びたくなる。

これでは、明日の浦和西もきっと期待できるで内容であろう。(残念ながら、明日は、説明会に行けない。どなたか内容を教えてください。)浦和西は、制服がなく、自由な雰囲気だという。人気高校野球コミック「大きくふりかぶって」のモデルになった学校なので、注目度も高い。しかし、これでは、生徒たちもどの学校にするか迷うだろうなあ。公立高校の努力に頭が下がる。

でも、自分の息子にぴったりと合う高校はどこなのだろうか?見れば見るほど難しい。私たちが希望するすべてを満たす理想の学校は・・・最終判断は、息子が気になる学校の文化祭を見て、ピンとくる学校を選ぶのだろう。

そして、昨日今日と説明会に参加しながら、昨日は、その後、下の息子を上野の博物館に連れて行き、なつかしいシカゴ時代の仲間Yさん親子に会った。息子たちは、博物館では満足せず、動物園にまで繰り出す。ああ、疲れる!その間母同士は、思い切りしゃべって、ストレス解消。「シカゴは楽だったねえ」と2人で愚痴る。そして、今日は、学校の説明会の後、下の息子の自由研究や読書感想文に付き合う。夏休み、体が持たないなあ。