Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

102歳の梅田のおばあちゃん、ハマさんに会う!

2009-01-04 | 日本生活雑感
毎年、年末年始に大阪に帰省するたびに、訪問する人が、梅田に住んでいた主人のおばあちゃん、ハマさん。なんと102歳。明治39年6月生まれで、今年はついに103歳になる!去年の3月の春休みに、シカゴから帰省したときもこの梅田のおばあちゃんを訪ねたときのことをブログに書いた。若い頃、おじいちゃんと梅田のど真ん中で、タバコ屋さんを切り盛りし、大所帯の家族をまとめあげ、現在、大阪駅のそばの老人介護保健施設で、穏やかな日々を送っている。

今回も前回と変わらず元気そのもの。輝くばかりの笑顔で私たちを出迎えてくれた。去年の8月に旅行したナイアガラの風景が写っている私たちの年賀状を渡すと、ずっと食い入るように何度も見つめていた。



主人のナイアガラの説明などにもしっかり頷いている。シカゴから日本にもどってきたことを言うと、「よかったなあ」ひ孫にあたる息子たち2人を見て、「大きくなったなあ!」と車イスから息子たちを見上げて言う。カメラを向けるといつものように、カメラ目線で笑顔を見せてくれる。あっぱれ!



おばあちゃんの一番身近で世話をしている主人のおばにあたるチエコさんの名前も年賀状の宛名に書いていたので、そのことをつげようとすると、自分から「チエコの名前だね。見せるね」と年賀状を見ただけで、やらなくてはいけないことをしっかり把握している。私の話にも受け答えはしっかりしている。すごい!頭脳明晰だ。

おばあちゃんのベッドのかたわらには、大阪市長からの長寿を祝した賞状が飾ってある。100歳になってから、毎年敬老の日にもらいだして、最初の賞状には、たしか当時の総理大臣小泉さんの名前が入っていた。



いったい何歳まで長生きされるのだろう。120歳?ギネスに載るか?などと上の息子と話している。このハマさんのように、ボケずに周りに迷惑をかけず、嫌がられずに年を重ねるには、どうしたらいいのだろう。若い頃はそんなことは考えたこともなかったが。ハマさんを見ていると、その秘訣が知りたくなる。


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2 コメント

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あけましておめでとうございます。 (あっつん)
2009-01-06 13:12:37
すごいですね~。
100歳を超えてもずいぶんしっかりされている!
我が家の身内は最高でも80歳代しかいなかったので驚きです。
しかも、カメラ目線で話すこともちんぷんかんぷんじゃないなんて。
いつまでも、元気でいてほしいですね。


久々の日本のお正月、いいものでしょうね。
やっぱり、日本人には一番合う過ごし方なんでしょう。
お節もお雑煮も、やっぱり日本で食べるのが一番ですよね!

それでは、今年もよろしくお願いします!
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Unknown (kuni)
2009-01-06 20:54:24
まったくもって、ハマさんは怪物です。日本のお正月は本当にいいですね。シカゴ駐在のときは、ほとんど、年末年始に一時帰国してました。日本の夏は暑すぎて、シカゴのカラッとした夏に慣れてしまうと、1回だけ夏に一時帰国したとき、日本の夏はかなりしんどく感じました。でも、体験入学を子供たちにさせる人は、(現地校の夏休みは6月初めから始まるので、長いため)夏に帰国される方が多いですね。

こちらこそ、今年もよろしく御願いします。あっつんにとって、今年はシカゴに住むという一大イベントが待っていますね!あっつんのブログを読むと、準備着々という感じですね。シカゴ駐在を終えた身としては、なんか、フレッシュな感じでいいなあ!
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