今日は上の息子の受験関係で忙しかった。午前中、先週末私だけ説明会に参加した滑り止めの東京の私立の高校に息子を連れて行き、午後は私1人で埼玉の滑り止めの私立高校の確約をもらいに行った。疲れたわぁ!
その東京の学校は、午後から説明会があったので、午前中個別にアポを取り、教頭先生から話がでていた特待生の説明を聞く。先週の個別相談会では、担当の先生から、1年特待の候補と言われていた。やや緊張して教頭先生と向かい合うと、いきなり「3年特待で!」と言われる。私たち2人は「はぁ~?」「でも・・・(書かれている基準に達していないのでは?)」ととまどう。教頭先生の説明では、3年特待であるA特待の成績基準の内申は1つ足りないが、北辰偏差値が基準を満たしているので、3年特待に決めてくれたという。勿論、学力テストでそれなりの点数を取らないと、特待生にはなれないらしい。
「やったあ!」と息子と2人で心の中で喜ぶ。私は慎重に特待生になったとき、さまざまな制約がないかどうか教頭先生に確認した。友達からそういうことがよくあると聞いていたからだ。教頭先生の話では、この学校はそういうことはないらしい。しかし、志望校は「国立で!」と言われる。勿論早慶でもいいらしい。最低、上智なんだそうだ。うーん、この辺が特待たるゆえんだね。高校にも受かっていないのに、大学のことまで考えられないよなあ、息子。今いる3年特待生で、入るときに単願という子もいたんだそうだ。日本のこの経済情勢で、入学金や施設費、そして3年間授業料がダダになるというのは、親にとってかなりの魅力だ。
最後に、教頭先生は、公立の第一志望校を確認しながら、「志望校に合格してください!」と強く言われた。こんなに特待の話をしながら・・・この日本の受験システムが不思議でならない。滑り止め校としての役割に徹しているこの学校。多くの滑り止め校が同じだろう。最初に話した担当の先生は、「志望校を決めて、第二志望校をいくつか出して、この学校なら行ってもいいという第二志望校を決めることが大事。その中の一つにうちも考えてもらえれば」と誠実そうなまなざしで言われた。息子は、帰り道、「(特待制度を利用するのは)なんだかうしろめたいような気分だなあ・・・」とつぶやいていた。私も同感だが、今はこの制度を利用して進んでいくしかない。
その東京の学校は、午後から説明会があったので、午前中個別にアポを取り、教頭先生から話がでていた特待生の説明を聞く。先週の個別相談会では、担当の先生から、1年特待の候補と言われていた。やや緊張して教頭先生と向かい合うと、いきなり「3年特待で!」と言われる。私たち2人は「はぁ~?」「でも・・・(書かれている基準に達していないのでは?)」ととまどう。教頭先生の説明では、3年特待であるA特待の成績基準の内申は1つ足りないが、北辰偏差値が基準を満たしているので、3年特待に決めてくれたという。勿論、学力テストでそれなりの点数を取らないと、特待生にはなれないらしい。
「やったあ!」と息子と2人で心の中で喜ぶ。私は慎重に特待生になったとき、さまざまな制約がないかどうか教頭先生に確認した。友達からそういうことがよくあると聞いていたからだ。教頭先生の話では、この学校はそういうことはないらしい。しかし、志望校は「国立で!」と言われる。勿論早慶でもいいらしい。最低、上智なんだそうだ。うーん、この辺が特待たるゆえんだね。高校にも受かっていないのに、大学のことまで考えられないよなあ、息子。今いる3年特待生で、入るときに単願という子もいたんだそうだ。日本のこの経済情勢で、入学金や施設費、そして3年間授業料がダダになるというのは、親にとってかなりの魅力だ。
最後に、教頭先生は、公立の第一志望校を確認しながら、「志望校に合格してください!」と強く言われた。こんなに特待の話をしながら・・・この日本の受験システムが不思議でならない。滑り止め校としての役割に徹しているこの学校。多くの滑り止め校が同じだろう。最初に話した担当の先生は、「志望校を決めて、第二志望校をいくつか出して、この学校なら行ってもいいという第二志望校を決めることが大事。その中の一つにうちも考えてもらえれば」と誠実そうなまなざしで言われた。息子は、帰り道、「(特待制度を利用するのは)なんだかうしろめたいような気分だなあ・・・」とつぶやいていた。私も同感だが、今はこの制度を利用して進んでいくしかない。
私にも中3の息子がおり、高校の情報集めにあちらこちらを見ていて、kuniさんのブログに出会いました。
拝見させていただいているうちに、私もお邪魔したくなりました。
どうぞよろしくお願いします。
私も、特待制度がこんなに身近なものだとは思いませんでした。
でも、たぶん、ほとんどの特待になったお子さんは、第一志望校に進学なさるのでしょう。
子供たちの間では、
特待が取れた=第一希望校への合格が近づいた、
と捉えているようです。
私立高校としては、東大はじめ国公立大学や早慶上理への進学者を増やして、学校の発展を目指しているのでしょうから、成績のよい生徒さんの確保は何よりの投資ですね。
第一志望校との競争ではなく、第2志望校の座を巡っての戦いなのでしょうか。
民主党は、公立高校の授業料の無料化、を謳っていますよね。
昨年も経済状況の悪化により、第2志望の私立に通う事を避けるため、志望校のランクを落として安全な公立校を狙う流れがあったそうです。
公立無料化が実現すれば、その動きはもっと加速するでしょう。
私立高校はよほどのメリットや特徴がないと、生き残るのも難しくなるのでしょうか。
あの灘高も、創立当時は地元公立高校の滑り止めの地位に甘んじていたそうです。
自分の子供には第一志望校の合格を願っておきながら矛盾しているのですが、第2志望校としての生き残りをかけている私立高校の健闘を願わずにいられません。
kuniさんのお子さんは、ご自分の考え方を持っていて、とってもしっかりしていらっしゃるのですね。
うらやましいです。
急に肌寒くなってきました。
受験生を抱える家庭としては、健康管理が気になりますね・・・
では、失礼いたします。
私がもっとつっこんで書こうと思っていたことをズバリと指摘なさっている。
文章自体も読みやすく、このブログのシカゴの読者たちにも大変参考になったと思います。ありがとうございます!
特待制度や現在の受験状況に関しては、非常に面白い題材なので、記者として取材したくなってきます。
woodsnowさん、また、ぜひぜひコメントください!