Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

息子の本棚がやってきた!~日本での生活の立ち上げその8

2008-12-28 | 日本生活雑感
今日は、いよいよ上の息子が待ちに待った本棚が届いた。といっても、組み立て式なので、息子は、嬉々として、重い部品の数々を大事そうにかかえながら、主人のアシスタントで、組み立てた。300冊の本が入るというから、そこら中の本がかたづく。

こげ茶のフローリングと同じ色ののっぽの本棚。見上げると、お店で見てたよりもずっと高い。こんな高い本棚は、日本で買ったことがない。ひょっとしたら、シカゴの家に置いてあったアイケアで買った私のお気に入りの本棚よりも高いような気がしてきた。でも、マンションが小さいので、それは目の錯覚なのかもしれないが。


左側が机なので、本棚の高さが際立つ。手前に見えるバカでかいナイキのカバンが、部活用のカバン。おそろしくでかい!制服も含めてありとあらゆるものがはいるよう。左に見えるのが、学校指定のスリーウエイカバン。

息子の部屋に置いてあった私たちの古いスライド式の白い本棚は、私たちが普段寝ている和室へと移動。今まで家具は何も置かず、わりと有名な人の日本画が飾ってあるだけだったのだが、それをはずして、そこに本棚を置く。まだ、少しこの和室に、かたづけなければならないダンボールや物がある。

息子の部屋にあった最後の数箱のダンボールの中の本類は、次から次へとこの真新しい本棚におさまっていく。一番下に、息子が大事にしている野球類のノンフィクション系の本がずらり。選手ごとに分類。松井、松坂、イチロー、城島、井口、江夏、江川、甲子園関係、球団関係、メジャーリーグ関係の雑誌も。真ん中あたりに、一番大事にしているマンガ本、人気の「メジャー」70巻がずらり。ほとんど一直線に並ぶほど幅がある。

下から2段目は、歴史物を時代ごとに分類。新撰組、太平洋戦争、戦国時代などなど。300冊以上もシカゴで処分し、日本人学校に寄付してきたのが、息子の本は、まだまだある。しかし、この一つの本棚に息子のすべての本がおさまったので、かなりの量を処分してきたことになる。シカゴでは、6つぐらい本棚があっで、日々処分するのに必死であった。何回車で日本人学校に運んだであろう。やはり、多くの本を持ってこなくてよかった。息子は、読書の虫なので、本を買うのが大好きなのだ。これから、いろんな本がまたまた並んでいくだろう。

下の息子の物語系の本たちが上下に並ぶ。トップの方には、文庫本。息子の大好きな東野圭吾、福井はるとし、重松清、石田衣良、伊集院静、椎名誠など。その下は、昔のマンガ本、息子が小学生のときにはまった手塚治虫の「ブラック・ジャック」(現在は、下の息子が読む)、私が勧めた「巨人の星」、上の息子の大のお気に入り、「ドカベン」シリーズ、「デスノート」「大きくふりかぶって」「バッテリー」。ときどき、わけのわからないマンガ本もあるのだが・・・

こうやってすべてが並ぶと、いつでも好きな本を手にとって、想像の世界におちいるわけだから、さぞや気持ちがいいことだろう。息子の部屋は、今のところ机と本棚しかない。7畳間なので、かなりすっきりしたスペース。隣の4畳半が下の息子の部屋。主人が単身赴任しているので、せまいマンションでもこうやって、ぜいたくにも兄弟一部屋づつ分けられた。下の息子の部屋はせまいが、お気に入りのおもちゃに囲まれて、その小さなスペースでずっと1人で遊んでいる。ゲームもあまりせず、黙々と遊ぶ。よかった、せまい日本のマンションでもなんとかなった。

上の息子は、いつも学校と部活で1日ずっと出ているせいか、冬休み部活がオフの日は、この部屋にこもってずっとのんびりしている。勉強するより、読書をしている時間の方が長いようだ。まったく、外に出たがらない。まあ、部活でこの震える寒さの中、3時間も外で走り回っていたら、誰でもそうなるであろう。新しいブルーのカーテンがついた広々とした部屋で、お気に入りの本が手が伸ばせばある場所で過ごす、冬のぬくぬくとした午後というのは、至福の時間であろう。


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