草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

超迷惑仲良しのお喋り老夫婦@新橋演舞場五月大歌舞伎昼の部

2007年05月21日 | 歌舞伎
今日は演目も分かりやすく楽しめるはずだった(だった?)
席も3Bでは最前列の4列で花道も見えるし7番は通路側の席で演舞場の椅子は背中にもクッションがついていて最高

なのに通路をはさんだ向こうに座ったお年よりの夫婦のお喋りが止まらない。

時々ちらっと睨むが全然気にしない。

反対側のご夫婦の奥様も迷惑そうにちらみしてます。
言ってよぉ! ビームを送っても目をそらしている。

とにかくよく喋る。

自宅のリビングでテレビをみながらなら誰にも迷惑がかからないが!

とは言え80歳代にも見えるご夫婦でひょっとして最初で最後の観劇?かもしれないし、、と情けも出てくる。

結局最後まで迷惑が続き若干疲れました。

演目は染さんの「鳴神」でスタート。頑張って声を出されているがややお疲れか時々声がひっくり返っちゃう。
去年か今年の新春浅草歌舞伎で獅堂でみたがやはり身体も声も大きい方が得かな?

吉右衛門さんの「鬼平犯科帳」はテレビでも見たことがなかったが是非見てみたくなってしまった。
船頭共五郎を演じる歌六さんがいいし、「大川の隠居」がキムタクのドラマの将軍という鯉と被ったがもちろんこちらの方が自然体(笑)

三話目は「釣女」(つりおんな)
身代わり座禅よろしく能から取った題材で先月襲名した錦之助さんがお殿様、歌昇さんが太郎冠者で軽やかに踊り、わーあり得ない吉右衛門さんの女方!顔デカっ!

この作品はこの醜女(しこめ)の存在がどんどん大きくなって太郎冠者とW主演になって来たという事らしい。殿様の踊りに「よっ錦ちゃん」とか掛け声かけたりは流石。

それにしてもあの夫婦と次回お目にかからない事を願います。

コメント
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