草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

東海道中膝OK?「吉原」→「蒲原」 その1 衝動買い「暖簾」

2016年03月23日 | 東海道53次

青春18切符を使った東海道散歩第2弾、また宇都宮界隈の遅延で熱海行きの東海道線が遅れています。今日は茅ヶ崎駅で改札から出てみました。お馴染みの加山雄三さんの他に宇宙飛行士の土井隆雄さん、野口聡一さん、12代団十郎さん??なんで?茅ヶ崎出身なの?便利な世の中ググってみれば答えが出ます(^O^)/

また、九世市川團十郎神奈川県茅ヶ崎市に別荘を所有していた縁や、茅ヶ崎市出身の宇宙飛行士野口聡一との親交などもあって茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキに当代團十郎の手形モニュメントが設置され、2010年4月17日に除幕式が執り行われた。なるほ

    

    

各停で熱海まで行きましたが今日は富士山は拝めそうにありません。先日の快晴は本当に貴重な日だったようです。逆に富士山に気を取られずに他を見らる事にします。

吉原駅からは先日の「岳南鉄道」で戴いたパンフレットを参考に歩きます。しかし、想定よりも規模が大きい町で、とにかく「左富士神社」→「左富士の松」を見る為に歩くのですが。

お散歩のおじちゃんに聞いたら「左富士神社ってのはきいたことないなぁ、この辺りは工場だからな」と不安なお言葉。川にボートが沢山繋留されているのは釣好き民衆?

    

嬉しいのは土筆!!が沢山見られる事で春を実感。製紙会社や食品会社、それらの運送会社が固まっている地域の様です。神社はみえないなぁ(-_-;)

      

と思って進んだら、公園の様な場所に「左富士神社」とか「一里塚」が移って来たという表示がありました。東海道下りの「左富士」はとにかく売りなんです。

    

富士バイパスと新幹線の下を通ります。景色は赤白の煙突に代表される製紙工場と駅名にもなっている「ジャトコ」は自動車の変速機や部品の会社で日産系の様です。 

遂に名勝「左富士」です。これが有名になったのはやはり広重様の浮世絵ではないかな。広重信徒としては聖地の一つといっても過言じゃない(笑)ここから吉原宿です。

      

更に有名なのは「源平富士川の合戦」の古戦場で水鳥の羽音に敗走した場所だったという「平家越」。NHKの日曜夜のドラマの「源義経」が最初のテレビの強烈な印象世代の私は本当にこの辺りのエピソードが好きでした。尾上菊之助(現菊五郎)様。共演した静御前(藤純子さん)と今でも揃ってお元気なのが嬉しい。三又も最高です。

    

あらっ?踏切、と思ったら小さな駅があります。そのそばに「身代わり地蔵」さまも。昔、目の悪病が流行った時に、お地蔵様の目が脂でただれて民衆の目が治った伝説。

    

この辺りで6,436歩このあと充電のために一旦スマホを切って14時過ぎに計ったら8,111歩、ちょっと解せないのだけど(-_-;)

  

吉原本町の街は「富士山の世界遺産」認定辺りからかなり力を入れているようで綺麗に舗装されて観光対応も整備されており、コミュニティーバスも走っているようです。そそられる!

通常物は買わない旅なのですが、「脇本陣前」のお土産やさんで「東海道浮世絵のれん」を衝動買いしてしまった(笑)このお店は東名のSAにも商品を卸しているようですが、こんなのあったかな?品揃えは抜群で、東海道五十三次柄の湯のみ55個セットはちなみに2万円越らしい。暖簾なら軽いし、場所もとらないし、と3,760円でお買い上げ(*^_^*)

一番上は北斎さまの「富嶽36景」だけど下の3枚は広重様の「蒲原」「原」「箱根」。Made in Japanだったのも購入した理由(笑)中国製なら買わない(-_-;)

    

なぜか親しみを感じるフィリピンパブもあります(笑)「BAHAY KUBO」ってのはバンブーハウス、小さな家ってことですよ。「いかりや長介」さんが戦時中疎開していた縁で「長さん小路」もあった。長さんの父上はずーっと富士市に住んでおられたようです。気になった洋館は「田中歯科医院診察所」あったけど綺麗に保存されています。入れないのかな?

    

鯛谷旅館」が本陣跡の様です。隣りの蕎麦屋さんも由緒ありそう、、山岡鉄舟や清水の次郎長親分も常宿にしていて現在でも旅館として営業中は立派。350円でお風呂も利用できたのか、、「素泊まり3,450~」とあるので次回は泊まっても面白いかもしれない。

    

 静岡銀行手前「上方見附」で一応吉原宿はお終いです。道中、沢山の神社仏閣があったのでお花を見ながらうろうろして見ます。最初の1万歩までは元気(笑)

     

「妙祥寺」の向かいのお茶屋さんは「お茶インストラクターさんがお茶を入れてくれる」ようですが?子供達が遊んでいただけ、「隠れ河原のかりん糖」気になるけど我慢してスルー。

    

「立安寺」そばの公園には「東海道新幹線」がある!さすがJR東海のおひざ元。「木之元神社」これからが蒲原宿への道のりです。

      

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東海道中膝OK? 「原」→「吉原」その4 岳南電車

2016年03月20日 | 鉄道

JR吉原駅を通ると気になっていた「岳南鉄道」の文字。ちょうど先日テレビで紹介されていた。ざっくり言うと吉原駅から21分で10駅、全長9.2Kmという路線です。

ところがJRからなら簡単に通路を通って行けるのだけど、外からはちょいと分りにくく、一旦JRの改札に行ってしまい、戻り(-_-;)駅舎に向かって歩くのに駐車場に入ってしまいやり直し。

ようやくたどり着いたら先ほど駐車場に自転車で入って行って「入り口はあっちからです」と言っていた男性が着替えて運転手さんだった(笑)

1日乗り降り自由の切符が700円です。まぁ片道360円だから20円引きにはなっている。

    

パンフレットには4種類くらいの乗り降り自由を使った観光散策プランが載っていて、次回は是非利用してみたいものです。

なんといっても富士山の手前を走る電車で吉原を出て「吉原本町」辺りからは東方向に進むので「左富士」が見えるという物。

その位の情報しかなかったけど工場地帯の中を走るので「日本夜景遺産」に認定されたらしい。(平成26年)テレビや映画、CMなどのロケでよく利用されるとも書いてある。

ミーハー心をそそられるけど、とにかく東海道散歩の後で一歩も歩きたくない本日はとりあえず往復乗車して富士山を愛でる。

小さな駅、小さな電車ですがとにかく富士山を見ながら走るというのは最大のアドバンテージ(*^_^*)ホームにも「富士山ビュースポット」とありそこに立つとこんな風に見える。

    

2両ですが殆ど地元の方で、富士山に感動して写メ撮っているのは私だけです(笑)

    

更に工場の中を走っているのにも(@_@;)。

    

着いたらすぐに折り返し運転です。一応駅舎だけ撮ってみました。

      

帰りは丁度夕日が沈む時間で狙い通り(*^_^*)まぁ私のカメラとガラス越しなのでうまくは撮れないけど、肉眼レフに焼き付けました。

    

イベント列車として「ビール電車」「ワイン電車」「ジャズトレイン」「電車・機関車まつり」の他に、3/25に岳南電車ライトアップ&工場夜景見学~予定されているようで楽し過ぎ。 

そうか、吉原宿の本陣はこの辺りで、次の蒲原駅までの道中に広重様の描いた「左富士」関連の場所があるってことだ。

江戸から京へ向かう東海道では基本的に右手に富士が見える中、この辺りでは左手に見えるので、「左富士」呼ばれ名所となっていました。ってあるけど東へ向かっていたら常に左富士ジャン(笑)と突っ込んでみたり。

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東海道中膝OK? 「原」→「吉原」その4 吉原駅まで

2016年03月20日 | 東海道53次

「間の宿」というのは宿場と宿場の間の小さな宿場です。「原」と「吉原」の間は「柏原」ってことでした。「立圓寺(りゅうえんじ)」→「昭和放水路」の超えた場所に「増田平四郎の像」。

「スイホシ」と呼ばれる排水路工事を行った方だとか、何も知らず失礼しました。

             

富士山と「生コン」の工場ってなんか絵になる(*^_^*)「淡島神社」→「米之宮神社」広重様も弥二さん喜多さんも寄ったのかな?とつい立ち寄ってしまう(笑)

           

「石屋前」というバス停の前の石屋さん。このドラちゃんやピカチュウはミート君の前の会社の物かな?凄い石段だけど、、行っちゃう「妙法寺」は毘沙門系です。

     

まぁ装飾も派手なんですけど、面白いのは「沓石と呼ばれるものがあり、沓に似た石を足の悪い人がこの石を撫でて祈れば、霊験あらたかだという。昔、昆沙門天がインドで悪魔をけり上げたとき、片方の沓が脱げ、日本に飛んできて石になったと言い伝えられている。」ってインドから飛んできた沓(笑)

     

帰りは階段やめて坂道を下り国道へ、吉原駅までもう少し、ずーっと目印になっていた赤白の煙突と工場、「大日本製紙」でした。

    

ここまで24,984歩さすがに足が疲れた。でも前から乗りたかった「岳南電車」が待っている(*^_^*)

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東海道中膝OK? 「原」→「吉原」その3 茶屋がない(>_<)→東田子の浦まで

2016年03月19日 | 東海道53次

さすがに休憩したいのでどこかお茶でも飲める場所があるかな?と原町駅に行ってみたけど、撃沈(-_-;)駅前は何もない。観光ボードは一応あるんだけどなぁ

    

仕方ないのでもう一度東海道に戻ろうとしたら、なんだか人だかり?水を汲みにきているようです。「富士の湧水」ってやつですかね。車で来て2Lのペットボトルを100本くらい持ってきているご夫妻。「これでウィスキーとか割ると美味しいんだよ(*^_^*)」との事で、私も持参したペットに汲みました。ごちそうさま(*^_^*)

    

山岡鉄舟が名づけた「白隠正宗」という銘酒を作っている「高嶋酒蔵」らしいです。「どこかのエアラインで機内でサービスするのが決まったらしいよ」という会話もあったので早速ググってみました(笑)「「白隠正宗 特別純米 誉富士」が全日空(ANA)の機内提供酒に選ばれ、1日から振る舞われている。」だそうです(*^_^*)

    

東海道原宿の「問屋場跡」「本陣跡」は本当に看板だけ(-_-;)この頃富士山に雲が掛って来た、雲の影が山に写るのもいいですね。お豆腐屋さんでもお水が貰えるようです。

が、喫茶店も無いので7-11でテレビの宣伝で気になっていた「クリームチーズのTOPPO」と「午後の紅茶ティーグルト」ってのを買いました。後で知ったけどTOPPOじゃなくて「ポッキー“ミディ”恋のレモンとセットだったのか(-_-;)

    

行けども行けども本当に「茶屋」がない現代の東海道です。24時間利用できる「古紙捨て場」とか面白いものはあるんだけど(笑)一里塚も跡だけです。「高橋川」通過です。

    

「大通寺」のお地蔵さん達と一緒に休憩です。

     

東海道の踏切を渡ります。「東柏原」で国道と合流して「東田子の浦」まで頑張る(*^_^*)

     

「毎日富士山の見える土地、幾らかな?」とか「富士山一人占めの7-11日本一のビジュアル?」とか突っ込みどころも満載(笑)所々の現代版一里塚もモチベーションが上がります。

          

六王子神社」のエピソードも可哀想。「いけにえ」ってよく昔話に登場するけど、実際にあったんだろうか?遂に「東田子の浦駅」到着、ここまで17,951歩。

    

 

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東海道中膝OK?「沼津」→「原」 その2 これぞ東海道の景色

2016年03月19日 | 東海道53次

旧東海道は現在の国道138号線です。平日なのでトラックも多く、そんなに景色も変わり映えしないので松林を抜けて海の見える堤防に出ました。って冷静に慣れない位感動です!

なんじゃぁこれは!!青い海、光る海、松林は時代劇で観る通り、そして青空に真っ白な雪を戴く富士山が立派すぎです(^O^)/

     

この松原の間はジョギングコースになっているようです。東海道だからと国道を歩くよりは松林や堤防を歩くのが断然お勧めです。

    

さすがにここは記念写真と思ってお散歩ミドルにお願いしたけど、、撃沈(笑)このおじさまは中央に人を置いて更に富士山のまん前、しかもピントが(-_-;)まぁ良しとしますか。

若者は歩いていないのだから仕方ない。ここまでで10,162歩。気になる錦織選手のイズナー戦。タイブレーク2つとって辛勝したようです(*^_^*)

持参したおにぎりも若干ボケている(笑)本当は堂々と食べたかったけど「ぴーひょろ~」って上に舞ってるトンビが気になったのでささっと食べました。

    

軽トラのおじちゃんが「どこまで歩くだね?」と静岡弁で聞いてくれて、堤防の海側に番号がふってあるというのを知ったのでそちらに降りてみました。『なるほど』目標の「原駅」まではまだまだありそうです。17番だと東海道線のひとつ前の「片浜駅」よりも手前らしいですが、富士山見ながらご機嫌で歩けます。

帰ってググったら片浜海岸というのは釣りで有名らしく、またこの番号は沼津港から250Mごとに振られているのだそうです。

    

「秋元水産」工場辺りはカツオのいいにおいがします。「富士11KM」という看板の手前から「日本図書印刷」という会社の敷地が国道沿いずーーーっと広がっていて、会社で昼休みの従業員さんも沢山見ました。「山神社」の向かい辺りの消防署のシャッターに広重様の浮世絵発見(^O^)/ 

    

何やら臭いが(笑)してきたので「白隠踏切」を渡ってみました。「原駅」手前の神社仏閣の集まっている地区です。道路も石畳風にしてあります。「松蔭寺」というのは「白隠禅師」が起こしたお寺だそうで、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山と白隠禅師」というほどの方だそうですが、全く知らない静岡県人です(笑)

まぁ百歩譲って「沼津の宝」ってことですかね。「人の往来が激しい東海道の沿道で、時代に即応した禅を広めた僧」として「500年に一度」ともいわれるそうです。

      

書や画に長けていたとかで大きな文字の看板が目を引きます。

    

旧東海道に出ると「東海道原宿」のボードが沢山出てきました。スルガ銀行辺りの「白隠禅師誕生地」→原交番交差点手前の「浅間神社」辺りに「原宿」の看板を発見。

    

「原交番東」交差点過ぎて左側に「昌原寺」が見えたので入っていくと、手前に「帯笑園」の看板があったが工事中の様子で先に奥の「昌原寺」の拝見、帰りにもう一回寄ってみました。

なぜならこんな文言に惹かれてしまったから。「東海道に面した立地条件から、江戸時代には街道を行き交う大名から庶民までが、明治以降も政治家や軍人たちが数多くこの庭を訪れ賞賛している。中でも文政9年(1826)に訪れたシーボルト(ドイツ人医師 1796~1866)は、『日本参府紀行』に「今迄日本にて見たるもののなかにて最も美しく、また鑑賞植物に最も豊かなるものなり」とその美しさを讃えている。」見てみたいじゃないですか。

    

作業をしていた女性に「お邪魔します」と声を掛けたら、それがここの元の持ち主の奥様で「以前はここに住んでいたのだけどなかなか手入れも大変で沼津市にお渡ししたのだけど、なかなか思うように手入れをしてもらえなくて、、」という事でご自分で草取りしたりしておられたようです。ご主人にも紹介していただき「私も天竜の出身で」という話になったり。

「今頃になって東海道に里心ついてしまってね」と言ったら「戻ってくればいいのに天竜いい所じゃないですか、秋野不矩(ふく)美術館とか、、」ともおっしゃって下さった。「その近くなんですけどね。」という会話もできて嬉しかった。「是非宣伝してください」と言われたのでしっかり書いておきます。

    

シーボルトが感じたような場所になるように頑張れ沼津市(^O^)/まだまだ見所が続きます。

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東海道中膝OK? 「沼津」→「原」 その1 「悪魔の切符の季節」

2016年03月19日 | 東海道53次

「お天気が良い」という予報で前回残した「東戸塚」→「藤沢」を歩く予定でいましたが、考えたら「青春18切符」という名の「悪魔の切符」が使える時期です。(3/1~4/10)

これは青春というネーミングなのに、「還暦マダム」でも利用できる素晴らしい切符です。

5回分1セットで11,800円で買えます。乗れるのは快速電車までですが、1日乗り降り自由で2,370円以上乗るなら断然お得です。

待ち合わせ時間のあった「平塚駅」でちょっと改札から出てみましたが、特に市内の地図など置いてなく、七夕以外の時期はおとなし目?(笑)まあぁ駅は年中七夕みたいですが。

    

こんなに天気が良いなら広重様が富士山を沢山描いた「原」辺りに行ってみようか?と突然思いついてとりあえず「人力」さんのサイトを印刷しただけなので予備知識は全くなく、沼津の観光案内所で「何か貰おう!」と出発です。

確かに天気はよく藤沢あたりでも富士山がくっきり見えるけど、先日も二宮についたら雲の中だったのであまり期待しないでおこう。高崎線内のトラブルの影響で10分位遅れているようだけどちゃんと熱海では次の静岡行きが待っていてくれます。埼玉県内のラッシュ時間の影響がここまであるのかと改めて(@_@;)

「沼津」駅の案内所は親切だった記憶があったが、港に行きたいじゃなくて東海道を歩きたい、、というリクエストは少ないらしく、でも市内の全般の地図の入ったガイドを戴けて助かりました。広い大通りです。立派なアーケード商店街、車が利用しやすそうです。確かに人もちょっと少なめですが、電線がないからいいのかもしれないヽ(^o^)丿

    

旧東海道に出る前に「史跡」っぽい所に寄ってみます。まずは駅前の「井上靖」さんの石碑。昔から誕生日が一緒のせいか親近感があります。作品の読みやすさが好きです。

狩野川の堤防に出てみました。素敵です(*^_^*)三枚城石跡、とか城跡とか本物はほとんどなくて「石碑」が多いようです。なぜかブロンズの動物が欄干におりますね。

    

郵便局近くに「沼津本陣跡」もちゃんと置かれていて、やはり!広重様の浮世絵で紹介されています。

    

大通りを海に向かって南下します。どこにもある「浅間神社」の桜を見るとほのぼのします。途中で松並木、末に覆われたお寺?この松は半端じゃない。「乗運寺」です。

    

開基した増誉上人は後北条氏と武田氏の戦乱で千本松原が切り倒されて風水害に苦しむ人々の為にお経を唱えながら松苗を植えたという事でなるほど、ここの松は日本一でもおかしくない訳だ(*^_^*)林を若山牧水のお墓って見逃した(-_-;)

      

旧東海道に曲がるまでの整備された径が「蛇松緑道」です。なるほど昔は沼津港と沼津駅を結ぶ線路があったんですね。振り返ったら、、きゃ~「富士山」くっきり!」湧水も溢れてる!

    

ここからは旧東海道を歩くのですが、とにかく右を見ればいつでも富士山がくっきり見えてにやけてしまう(^O^)/「六代松」より気になったのはわすれ物の店「宮下商店」(笑)

     

帰ってググったけどどうやらリサイクルショップらしいという事しか分りません(-_-;)何を忘れちゃったんだか?気になりますね。

    

「抄伝寺」→「新中川にかかる間門橋」辺りで松林が気になるので海側に歩いて行ってみました。コブシの花が真っ盛りで本当に美しいです。色白大型美人さんって感じです(*^_^*)

     

 

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東海道中膝OK? 番外編 海外でも人気!

2016年03月16日 | 東海道53次

テレビ東京の「YOUは何しに日本へ?」という番組がある。成田や羽田で来日した外国人を突撃して来日目的とかを聞いて「着いて行ってもいいですか?」で交渉成立なら追っかける。

そんなにいつも見ているわけでもないけど、新撰組が大好きな北欧女性とかが印象に残っている。

番組紹介で「東海道女子」と言っていたので録画してみたら、、オーストリア人のエヴァさんというダンスの先生が、日本大好きで来日6回目の今回は京都→東京まで東海道を歩くという。

    

ベジタリアンのエヴァさんは大きなリュックをしょいながら、私も持っている「広重と歩こう東海道五十三次」という本を片手に、大好きという「かいわれ大根」をおやつに食べながら歩いておられる。

      

20年くらい前にオーストリアで本物の浮世絵を見て興味を持ったとか「青色が印象に残った」ってアルアルですよ(^O^)/

    

それにしてもテレビ局のスタッフの無知な事(-_-;)まぁ半分やらせにしても日本人として恥ずかしいよね(笑)

京都→大津→草津までで今回は終わっていたが、次回の予告画面には「薩埵峠」も出ていたのでもう完遂されたのかな?

私も半分冗談の様な気持ちで始めたけど、意外に面白くて健康にも良さそうで、お金もかからないから数年かけて全部歩けるかな?

そのために健康に気を付けて、いかに合理的に動くかと少しは頭を使いながら続けられるといいかなと思っています。

中村七之助さんが日本テレビ系3月19日(土)10:30~11:20「七之助が行く!平成浮世絵パラダイス」で海外でも大人気の「国貞」「国芳」の浮世絵の紹介をして下さるようなのでこれはテレビで良しとしよう。 

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やっとLED照明デビュー(^O^)/

2016年03月15日 | 家電

兄さんの部屋の蛍光管が点かなくなったので「取り替えて下さい」と頼まれた(笑)花粉症の現代人の部屋はこの時期掃除して良いのか悩むところだが、さすがに昔からの蛍光灯照明の上には「ほこり」が沢山(-_-;)

お馴染みテックヤマダに蛍光管を買いに行ったが、意外に高い。パルックの高いものだと2,500円位する?もちろんそんな高いのは買うつもりもないけど、一番安いので32wで1,200円もする。30+32Wとか30+40Wって風に売っているけど30も40も在庫があるので悩むところ、、

壊れたらLEDに変えたいのだけど、、と思いながらちょっと見に行ったら、、意外に安い?パナソニックの6畳用が7,980円でポイント10%となっている。

    

売り場のお兄さんが「こちらの照明の色が変わるのも本当はもっと高いけど同じ値段です」といったが食卓とかなら、、いやそれでも多分一色でいい気がする(笑)

ということで遅ればせながら1機だけLEDになりました。おやすみタイマーとかチャンネル設定とかあるけど、、使うのかな?

寝るときにリモコンを使ってどこかに行きそうな気がして、リボンを付けてみた。残りはあと4機、大分値段も安くなってきたのでぼちぼち変えて行こうかな?

        

 

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東海道中膝OK? その3 子安→「神奈川宿」の忘れ物

2016年03月12日 | 東海道53次

キリンの工場からは第一京浜沿いに歩くので歩道も広く歩きやすい。東京方面から「新子安」→「子安」ってのも再確認(笑)「トマトケチャップ発祥の地」も気になる。

    

この辺りで日本橋から26キロ、「東神奈川2キロ」ってので元気が出ます。「遍照院」は寄らなかったけど「参道を京急本線が横切っている。」らしい、、行けば良かったかな(^^ゞ

「浅野学園」ってのは確か神奈川でも一二を争う進学校だったか、ここにあったのね(笑)「小鳥の病院」も珍しい(@_@;)「

    

「入江橋」「浦島町」「亀住町」「浦島丘」ってもう、浦島感満載?です。「オランダ領事館跡」だった「神奈川東公園」辺りからが「神奈川宿」の始まりみたいです。

    

    

おまけに「浦島公園」手前には京急の車両の為の踏切とかもあるし楽し過ぎ(笑)「神奈川新町」→「仲木戸駅」駅間が短いのでもう一息です。気がつくと20,000歩超え。

      

前回先を急ぐあまり、東神奈川駅周辺の神社仏閣は飛ばしてしまったのだけどせっかく戻って来たので一回りしようと思いました。

「良泉寺」は寄れなかったけど 神奈川条約(横浜開港)に基づき外国の宿舎として使用されそうになり、わざと屋根をはがして「修理中」の名目で拒否したってのに「いいね」(笑)

「笠のぎ稲荷神社」は平安時代からで、社前を通行する者の笠が自然と脱げ落ちるということから笠脱稲荷大明神とも呼ばれたって(笑)

     

お目当ての「慶運寺」は神奈川条約(横浜開港)に基づきフランス領事館が置かれた。慶運寺は「浦島寺」とも呼ばれていて、竜宮城で乙姫からもらった玉手箱が慶運寺にあると言われている。とのことで実際に亀の形の丁水場や石碑や亀シェイプの植木もあったけど帰ってググったら「神奈川の浦島伝説」はまだまだ奥が深そう。リベンジできるか?

          

分りにくいが石碑の前の一番左側の白の縞の入った石が、太郎が腰を下ろして過ぎし日を偲んではらはらと涙を流したという「涙石」らしい。今の桐谷太郎さんは浜辺で蛇三線弾きながら唄ってるけど(笑)「潮が満ちてくると湿気を含み、潮が引くと乾くことから浪石とも呼ばれている」ってホント?夢があります(^O^)/

「金蔵院」は閉まっていたが平安時代の創建で徳川家康御手折梅が境内にあるので有名なんだと。近くの「熊野神社」とは親戚関係なのね(笑)「神仏分離令」ってのも不思議な歴史。

    

「成仏寺」は 神奈川条約(横浜開港)に基づきオランダ領事館が置かれた。領事館が長延寺に移ってからはアメリカ人宣教師の宿舎として使われ、ヘボン式ローマ字でも有名な宣教師ヘボンも本堂を住まいとしていた。ってことらしいです。

    

史跡が固まっているので便利です。バカでかい「高札場」ってのもありました。気がつけば20,000歩超えてました。

     

結局今日も昼は食べ損ねたので、東神奈川のコンコースで「空飛ぶ唐揚げ」と神戸屋のパンを買って帰りました。キリンのお土産も一緒に(^O^)/

          

次は「東戸塚」→「藤沢本町」とシミュレーション(笑)まだまだ先は長いがだいぶ歩くのに慣れて疲れも少ない?まぁ今日は平地ばかりだったかな(-_-;)

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東海道中膝OK? 川崎→神奈川 その2 「生麦」から「一番搾り?」

2016年03月12日 | 東海道53次

子供のころから強烈なイメージだった「生麦事件」。小学校の頃暗記した(笑)オーストリアの皇太子フランツフェルジナンドがサラエボでボスニア人に襲われた「サラエボ事件」が第一次世界大戦の引き金になった事を思えば「薩英戦争」位ですけど、それでも国同士の戦争の引き金になっちゃった大事件です。島津藩の大名行列を無視しちゃったイギリス人商人は「川崎大師」に観光に行く途中だったんだそうです(-_-;)

生麦に入ると海産物関係のお店が目立ってきました。「生麦魚河岸」みたいな表示も見えます。貝専門店、海苔専門店、昔はもっと海が近かったわけですしね。

質屋兼豆腐屋の村田屋勘左衛門の家の前という「生麦事件発生現場」は生麦4丁目みたいです。生麦って1丁目ずつ結構長いです(笑)

    

「慶岸寺」→「正泉寺」の黄色い梅は花びらが退化したとか言う種類かも?茶筅(ちゃせん)梅だったか、数種類の蓮が夏を待っているようです。

        

「通念稲荷神社」は「蛇も蚊も祭り」という横浜の無形文化財(お祭)の発祥の地とか。300年ほど前疫病が流行したとき萱で作った蛇体に悪霊を封じ込めて海に流したということが起源とされ、もうちょっと離れた公園にも同じ説明板がありましたが、現在は2か所の別のイベントになっているとか、公園の「蛇フェンス」もここなら許されるわけですね。

           

「生麦事件の碑」はただいま工事中の関係で場所を移動していました。生麦1丁目が「重傷を負って逃げてきた英商人のリチャードソンが落馬し、駆けつけてきた藩士にとどめを刺された。」場所らしいです。なるほど、、本当は第一京浜とぶつかる辺りだそうです。それにしても首都高の生麦ランプ辺りは工事工事工事、「横浜環状北線」ですと。

    

そう言えばキリンの工場がこの辺りにあるはずなのですが、工事現場の向こうでしょうか?お昼を兼ねてレストランに行ってみようと決めました。

    

と思ったのですが、ちょうど出てきた「工場見学」のスタッフさんに誘って戴いて、急きょ参加する事に。実は昨日この件は調べていたのだけど、1人だし、雨や歩き具合でどうなるか分らないので保留にしていました。「1時半の回なら参加できます」ってことでした。通常はWEBで予約もできるようですが1人や当日の場合は電話で問い合わせが良いようです。

     

今年は全国47都道府県それぞれの「一番搾り」を出す予定だそうです。1人だったせいかスタッフの女性が話しかけてくれました。出発前にはこんな写真とか撮れます。

実物の麦芽やホップに触ったり食べたり、一番搾りと2番絞りを飲み比べたり(ここまではアルコールが入っていないので参加できました確かに2番は、、2番煎じって感じに薄かった。KIRINの一番搾り以外はこの二番煎じをブレンドして苦味を調節しているのだそうです。

色々な質問に答えてもらえますが、ノンアルコールビールというのは、まったく製法も違い、ジュースみたいな存在らしいです(笑)「あれはビールじゃない!」と言い切っていたビール大好きヨモギ源氏が正しかった。

    

 試飲は3回出来ます。おつまみのチーズ風味の柿ピーも戴けます。あまりに感動したので1口位飲んでみようとほんの少しだけ入れてもらい飲んでみたけど、、結局2口で身体が熱くなってきたので(笑)帰りの事も考えて残して2回目は午後ティーのホット、3回目はキリンレモンを戴きました。凄く小さな缶なので喉も乾いていたし時間内に飲めました。

              

 売店では「ここでしか買えない」物が沢山あって、ついつい買ってしまった。ヨモちゃんも数年前に誘われて来たようだし、ヨモギ源氏も横浜OB会で来たようですがとにかく行きがかりでも寄れてラッキーでした。庭も広くてきれいだし、無料の工場見学でファンが増えそうな素晴らしい施設だと思います。

    

レストランにはBBQもあるし、またいつか食事を兼ねて来てもいいかな。さて、東神奈川まで歩けるか?

コメント (2)
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