「ストレッチとアイシングは故障の回復を遅らせる?」の記事の続きです。
僕が肉離れの故障からわずか20日程で、フルマラソンを3時間10分台で走れるまでに回復したセルフケアの方法をご紹介します。
アイシングや湿布で炎症を抑えるのではなく、逆に促進させてあげます。
炎症は何故起こるのか?
それは痛めた筋繊維を修復するために起こっているのです。それをアイシングで抑えることは修復を遅らせてしまうことになります。
炎症を抑えるのではなく促進させてあげる。そうして血液やリンパ液、細胞内液の流れをよくすることで、肉離れによる筋繊維の修復を早めてあげます。
そのケアの方法は、
①入浴時に温水、冷水のシャワーを患部に繰り返し何度もかける。
温水、冷水のシャワーを交互にかけることで、患部の毛細血管の拡張と収縮が交互に行われ、血管のポンプ作用が活発になります。血管のポンプ作用によって血液やリンパの流れが促進されていきます。これを何度か繰り返してから湯船につかると患部がスースーしてきます。湯船につかる→温水・冷水のシャワーを交互にかける、のセットを2~3回繰り返します。そして最後は冷水のシャワーで終わるようにします。そうすることで毛穴が閉じて体熱が逃げにくくなり、身体が中から保温されます。
②500mlのペットボトルに水を1/3程入れて患部をさする。
人間の身体は約60%が水分です。水を入れたペットボトルで患部をさすることで、ペットボトルの水のゆらぎに体内の血液、リンパ、細胞内液などの水分が同期現象を起こして流れを促進してくれます。このケアは肩こりや足のむくみ、ふくらはぎやハムストの疲労回復のマッサージのケアとしても効果があります。ペットボトルの水は多くいれると硬くなります。1/3位がほどよい硬さになります。
③湿布ではなく、ファイテンのパワーテープ(チタンテープ)を患部に貼る。
これはもうワラをつかむ思いです(笑)。このパワーテープは入浴時でも貼りっぱなしでOKなところが楽でいいです。湿布と違って肌荒れもしません。患部周辺を指で押して痛みや違和感のあるところに多めに貼り付けました。値段も手ごろなので惜しみなく使えます。
この他にも自分が普段おおなっている整体療法の中から背骨の歪みの矯正と動きづくり、股関節の矯正や内転筋の捻じれを修正するの動きづくりなどを出来る範囲でセルフケアとしておこないました。
「炎症を促進させて肉離れによる筋繊維の修復を早める!」
こういった方法もあるので参考にしてもらえらと思います。
「最小のエネルギーで、最大の運動を生み出すカラダを創る!」
徳島の整体院 くすコンディショニング
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