京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

【京都南部】H29年度 産前産後ケア専門員・訪問支援員共通研修

2017年11月01日 | 報告

 

11月1日京都アスニーにて、産前産後ケア専門員・訪問支援員共通研修が開催されました。

 

【講義1】

京都府子ども総合対策課の藤本萌美氏より、「京都府の産前・産後包括支援、産前・産後訪問ケア専門員、産前・産後支援員の役割」についてお話しして頂き、

京都府における産前産後の継続支援の概要についてを学びました。

研修を終えたケア専門員、訪問支援員の皆様それぞれが、自分の地域でこれからどのように活動していくか、考えることができたのではないでしょうか。

 

 

【講義2】

南丹市役所市民福祉部の谷口悌氏・阪本樹里氏より、「市町村での妊娠から子育てまでの支援と産前・産後ケア専門員、産前産後訪問支援員の活用事例」についてお話して頂き、支援サービスの内容や実際に市町村で行われている支援システムについて知ることができました。

南丹市では、NPO法人グローアップに、ケア専門員によるマタニティ訪問・ケアプラン作成や訪問支援員による訪問支援サービスが委託されており、行政と民間が共同して産前産後ケアを行っており、利用者も増えてきているそうです。

ケア専門員の参加者の方から「病院受診の付き添いサービスを行うときの移動手段」について質問があり、実際に受診付き添いサービスを経験された方からお答えを頂くなど、実際に支援する時に直面する疑問や課題などについても考えることができました。

 

 

【講義3】

認定NPO法人そよかぜサポートの五月女智美氏より、「産前・産後ケア専門員、産前・産後訪問支援員の活用事例~NPOの立場から~」についてお話して頂きました。

認定NPO法人そよかぜ子育てサポートは、京田辺市の委託を受けて「子育てひろばてふてふ」や「とんとん・ママ事業(訪問相談支援)」を運営しており、行政と協働してお母さんをサポートする活動の実際について教えて頂きました。

不安があるのに相談できる人がいない、そんなお母さんが最初の一歩を踏み出せるような温かい支援の必要性を、改めて考えることができました。

 

 

【ワークショップ】

ワークショップでは、事例を通して産前産後のお母さんへの支援について考えました。

ご本人の希望、実際のサポート内容、自分たちにできる支援、さらにあったらいいなと思う支援について、ケア専門員と訪問支援員それぞれの立場で意見を出し合いました。

「まずはゆっくり落ち着いて話を聞くことが大切」

「お母さんだけではなくお父さんへのケアも必要じゃないか」

「今だけのサービスだけではなくて、今後の職場復帰のことも支援できたら」… などなどたくさんの意見が飛び交いました。

決まりきった内容を行うのではなく、その方にとって必要なことを支援するということを、それぞれのグループで考えることができました。

 

     

 

 

助産師会メンバーも研修で、様々な立場の方と出会い学ばせていただくことが出来ました。

共通研修を終え、これから皆さまが地域の中で活躍されることを、心より応援しております!!



京都府助産師会 東支部 林

 

 

 

 

 

 


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お茶教室 10月

2017年11月01日 | 助産師会個人事業

 お茶教室10月30日に開催いたしました。

 急に寒くなり秋もしだいに深まりつつ、紅葉の便りが聞かれるようになりました。   

 秋は~芸術、食欲、、旅行、など楽しみが多いです。

 お茶も神社仏閣でお茶会、献茶式が行われています。

  表千家 而妙斎宗匠が平安神宮にて献茶されました。

   平安神宮本殿  開始前の準備                                        道具 書付                                            

   

  11月1日二条城 清流園にて市民茶会が開催 Yさんと参加しました。 清流園内の茶室 「和楽庵」は、家元の残月亭の写しです。不審菴担当。

 いつも男性がお菓子、お茶をお出し下さいます。 「香雲亭」 では大中会席で薄茶をいただき、そして点心をいただきました。 好天に恵まれよい一日 

 でした。

 

 お茶教室です

 茶花 いつもYさんご持参して下さり、また活けていただきます。  「八重秋明菊、野菊」 今の時期は菊一本あれば充分です。八重の秋明菊は珍しいです。

     

   香合は鎌倉彫ではありません。 中国製

                

   江月照松風吹  (こうげつてらし しょうふうふく) 大徳寺 黄梅院大玄師 『証道歌』より                 有馬頼底氏より

            「江月」静かな川面に浮かぶ月、川岸にそびえる山にはさわさわと風が吹きわたって、松の梢が音を立てている。美しい情景。

            このような光景を想像するだけで、こころが澄み渡ります。

 

       食籠  (じきろう) ろくろ目 輪島塗   

          

    和菓子は季節感を感じます。  鮮やかな金団   銘=「比叡」とか  秋の色でも、紅葉でも。 自分で銘を付けるのも楽しみです。 遊月製

    お菓子は目で味わい、口の中でまた味わい、優しい甘さで~幸せになりました。 美味しい~ 

    いつもYさんがお持ち下さっています。

   

   お稽古の様子です

   月一回のお稽古ですが、お菓子をいただき、お茶をいただきます。 一人ひとりお稽古をします。 

   お菓子のいただき方、食籠(蓋物)扱いかた、主菓子のいかだき方、干菓子盆の扱いと干菓子のいただき方、それぞれ異なります。

   濃茶は正客の役割が重要です。 ①早くのみ廻す  ②挨拶し、お茶銘、詰をお尋ねする  ③掛物など道具のお尋ね  ④拝見をこう

   中置きの点前

   秋も深まり冷気が増してきたころに行う点前です。 火を少しでも客に近づけ、水指を遠のけて、暖かさを感じてもらう心づかいです。

             

   濃茶をたてるのも難しいです。 利休百首の中に 「濃茶には湯加減あつく服は尚ほ泡なきやうにかたまりもなく」 湯加減が大切です。濃茶は一度  

   目の湯の量でしっかりとお茶を煉る。二度目の湯は煉った茶を、適当にうすめる。 

   濃茶は一般にのむ機会は少ないです。濃茶は三口半でのみ、数人でのみ廻します。いただく前に礼と、いただいた後のみ口を懐紙で拭き、次に送  

   り、送り礼をします。 

   濃茶は濃厚でとても、とても美味しいです。  お茶銘は 「蓬莱の昔」 お詰は一保堂です。

   今はお茶ブームになっています。 「お茶の京都」 お茶の京都博でイベントが盛りたくさんです。和菓子は勿論、ケーキ、カステラ、クッキー、料理等  

   何でも抹茶が入っています。 美味しいし、身体にもいいです。 心身ともに健康になります。

   茶道をしましょう。 お茶をのみましょう。 日本の文化を大切に伝承していきましょう。

   

   いつもブログをご覧下さりありがとうございます。

   次回のお茶教室は11月27日13時~です。 皆さまご参加ください。

            

         お茶教室担当  文責 伊藤正子

   


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