WBCで日本が優勝した時、アメリカのメディアは”日出ずる国の偉業”と称えた。いい言葉だと思った。
アメリカのメディアは日の丸を見て、”日出ずる”を連想した筈がない。旭日旗を見て日出ずる国を連想した筈だ。このデザインが英国で、世界で人気がある?のは理解できなくもない。
”日出ずる”国の旭日旗と
私は、”日出ずる”国の旭日旗のデザイン自体は大好きだ。世界の国旗の中で、これ程シンプルで鮮やかなデザインも他にはない。たとえ戦争で使われたとしてもだ。
韓国も、旭日旗にグタグタとダラダラとケチ付けるくらいなら、”小中華”をに匂わせる?様な自国の国旗にケチ付けた方がお似合いだと思うが、少し言い過ぎか?いやそうでもないか。
地球温暖化に関するツゥーンベリの、奇怪な喚きとキチガイ顔にもウンザリだが、韓国の旭日旗に対する拗れた奇怪じみた因縁には、もっとウンザリだ。
旭日旗に関する問題は、反日の韓国民からすれば”憎悪の旗”に映るだろうし、日本側からすれば、日本の自衛艦旗に対する明白な”侮辱”となる。そして、海外の冷めた目で見れば、”韓国がいる所では旭日旗を隠せば”いいとなる。
しかし、これまでも韓国は”旭日旗は侵略の旗だ”と言いがかりをつけ、IOCに東京五輪での競技場持ち込み禁止を主張する書簡を送っている。これに対し、日本政府は”旭日旗の容認姿勢”を崩さない。
中国が”日中戦争を侵略”だとして、旭日旗は容認しないと主張するのなら理解できなくもないが、何故?韓国だけが延々と”旭日旗アレルギー”なのか?
そこで中立を期す為に、日韓の橋渡しを業務とする崔碩栄(チェ•ソギョン)氏のコラムを参考にしたい。多少は新日派だが、日本や欧米のコラムよりかは、ずっと鋭い指摘ではある。
以下、”旭日旗という名の韓国ドラマにハマる日本”から抜粋です。
もう一つのお決まりの韓流ドラマ
文在寅が政権について以降、慰安婦合意破棄→徴用工判決→レーダー照射問題と、日韓の亀裂が徐々に深まりつつあった。そしてこの夏、日本政府により戦略物資輸出管理強化の方針が発表されると、韓国政府はそれに対抗し、GSOMIA破棄という最終手段に出た。お陰でお互いへの反感、そして不信感のボルテージは最高潮に達した。
韓国国民は極端な日本製品不買運動や日本旅行自制キャンペーンといった”日本ボイコット”により日本に打撃を与えていると悦に入っているが、両国にとってマイナスの影響が出始めてるという点については、誰もが認める所だろう。
そして、新たな?問題が浮上した。2020年東京パラリンピックのメダルのデザイン対する韓国側からのクレームだ。
メダルのデザインが、日本バッシングの常連である”旭日旗”と類似しているという。しかも今回は単純な非難声明だけにとどまらず、国際パラリンピック委員会に正式に異議を申し立てるなど、祝宴に水を差す様な行為に出た。
韓国は、太平洋戦争において軍旗として使用されていた旭日旗は、国粋主義の象徴だと難グセをつける。一方日本は、太平洋戦争以前から大漁旗など様々な場面で使われてきた日本固有のモチーフの中の一つであり、韓国以外にはどの国からもクレームは上がってないという点を指摘した。
このパターンはここ数年治まったかと思えば爆発する、日韓葛藤の”お決まりの約束”となっているが、これがもう一つの”韓流ドラマ”の様に思えてならない。
韓国ドラマを見ていると、背景や設定や人物設定など、超慢性化した展開でドラマは延々と続く。寅さんシリーズじゃないが、これがアジア系農耕族にとっては堪らんのだが。
確かに、最近の”旭日旗騒動”をみてると、陳腐で安直な韓流ドラマを連想しますな。
60年ぶりに蘇った”旭日旗の記憶”
旭日旗に対し韓国から批判や反発の声が上がる様になったのは、戦後60年余りが過ぎた2010年前後の事だ。
日本統治時代を生きた多くの韓国人は終戦後60年余りの間、旭日旗を見ても現在の韓国社会が示す様な極端な反応を示す事はなかった。彼らは35年間の日本統治時代を経験する中で、街中で戦場で数えきれない程の旭日旗を毎日の様に目にしてたのにだ。
勿論、中には日章旗や旭日旗をみる度に、嫌な記憶を連想し、不快に感じる人もいただろう。だが、現在の韓国人が旭日旗自体だけではなく、旭日旗に少し似た模様を見ただけでもクレームを入れるのとは異なり、日本統治時代の旧韓国人たちが激しい反応を示す事はなかった。それが当り前だったのだ。
今、旭日旗に対し憤り、反発する韓国人たちの大部分は戦後の世代の人だ。つまり、韓国社会は60年の間、旭日旗の存在さえも忘れて生きてきた。しかしある日突然、外部からの刺激によって記憶を取り戻した。まるで韓国ドラマの主人公のようにだ。
なぜ?韓国は60年間も黙っていのか?
旭日旗に反対する韓国マスコミや市民運動家たちは多いが、これまでこの”60年間の空白”に対する説得力ある説明をきいた事はない。しかしドラマなら、”記憶喪失”という非現実の設定なら、何となく頷ける。
韓流ドラマの結末と反日の終焉と
記憶喪失という、お決まりのネタが頻繁に登場する韓流ドラマだが。結末にもパターンがある。
先ずは記憶が戻り、過去の記憶と現在の記憶が共存する。そして、理由の分からなかった自身の習性や身体的特徴の由来が明らかになり、過去と現在の記憶を”繋ぐ”事で、中核を担う謎が解明され、理不尽な現在の状況についての解答を得る、というのが韓流ドラマの定番だ。
韓国に期待するのは、この韓流ドラマらしいエンディングだ。つまり、現在だけを頑なに肯定するのではなく、過去にはなぜ?旭日旗に対する反発がなかったのか?
それに、日本統治時代を経験した旧韓国人たちはなぜ?60年余りもの間、旭日旗について批判の声をあげなかったのか?
つまり、批判の声をあげなかった過去と現在を繋ぐ事で、現在の韓国社会に深く根付く”反日の謎”は解ける筈だ。
旭日旗に対する拒否感は、60年ぶりに唐突に思い出した過去ではなく、2010年前後から流行し始めた”新型ウイルス”により現れた幻想に過ぎないという事実。
そのウイルスが実は偶然感染したのではなく、誰かの悪意(多分アメリカ)によって拡大&拡散したという真実。
このような話を7、8年前に韓国メディアでも述べたが、あまり共感を得る事ができなかった。しかし最近になり、韓国内でも旭日旗への過剰反応を批判する声が聞こえる様になった。記憶喪失ではなく新型ウイルスである事に気付き始めた人が少しずつ増えてきたのだろうか。
しかし一方で、日本国内からも”韓国がそんなに嫌がっているのだから自制した方がいいのでは”という自粛論も聞こえてくる。
だがもし、反日がウイルスにより発生した幻覚を、韓流ドラマ風に演出する為に作り上げたものだとしたら?
以上、”WEDGE Infinity”からでした。
旭日旗は、主権国家日本の象徴?
確かに、私が考えてたイメージとは全く違う視点からの崔氏のユニークなコラムでしたが、アメリカがもたらした”反日ウィルス”という第3の視点というのもありですかね。
そこで今度は、日本古来の視点から見た”旭日旗”を考えてみます。異論も多少あるかとは思いますが。
「”日本の歴史と日本精神を学ぶべき”〜旭日旗は自衛艦旗であり、主権国家日本の象徴であり、戦犯旗ではない〜」屋山太郎氏のコラムから抜粋です。
韓国は海上自衛の旭日旗を戦犯旗とみなし、2018年10月韓国で催す国際観艦式に、”旭日旗”の掲揚自粛を求めてきた。日本は折れない形を示す為、参加をとりやめた。
旭日旗は自衛隊が出発してからのマークで、韓国でも過去に問題にされた事はない。”戦犯旗”だという言葉が登場し始めたのは2010年代になってからだ。その後、エスカレートする一方になった。
日本の自衛隊にとって、旭日旗は自衛艦旗であり、所属国を示す標識であり、国の主権の象徴である。”その徽章が戦犯旗を想起させるから参加しなくていい”というのは、誰が見ても受け入れられる事ではない。
BS−TBSで「旭日旗の持ち込み問題〜東京五輪でどうなるか」の番組が放映された。この中でパトリック•ハーランの発言は許せない。
ハーバード大卒のお笑い芸人として売り出す、IQ130超のパックンの思想や考え方には、ユニークさを感じてだが、日本を全く理解していない事に驚いた。
パックンの認識は、”日本はホロコーストをやったドイツと同等。故に、相手が嫌がってる旭日旗の持ち込みを禁止すべきだ。そう我慢するのが日本人のオモテナシの心でしょう”だと。アララのラ〜ですな。
日本とナチスを比べるのは米国人の通弊だが、日本兵は相手が民間人と分かってわざと殺す事はしない?ここは少し微妙ですな。
真珠湾攻撃の戦勝記事の、トップ記事の下には、”民間人68人が巻き添えになった”という記事がしっかりと添えられてた。これが日本の武士道の精神というものだ。
戦争が深まるにつれ、多くの市民が戦争に巻き込まれる様になった。が、アメリカの様に原爆で広島市民を20万人長崎で10万人、無差別爆撃で40万人、という異次元の規模の(余計な)大量殺戮はしなかった。
パトリックは、日本とナチスを混同してるようだが、ナチスは市井に暮らす女性や子供まで600万人も殺した。
一方日本は、硫黄島の玉砕攻撃で多くのアメリカ兵を戦死させたが、日本軍はそれ以上の戦死者を出した。
日本人の誰もがそうとは限らないが、基本的に日本人は名誉の為に死ぬ。ここも少し微妙ですね。
その名誉の象徴である徽章を”おもてなしの心”で遠慮しろとは甚だ暴論だ。日本人には譲れるものは何でも譲る潔さを持つが、精神の問題は譲れない。
以上、”newspicks”からでした。
因みに、このコラムは今消されてます。少し日本の武士道を美化し過ぎてる部分はありますが、ナチスや原爆投下と旭日旗を同じにしてもらっても困りますね。
パックンが勢いで余計な事言ったから、このコラムが炎上したんでしょうが、屋山氏もいい事言ってただけに残念です。
でも、パックンの考えはアメリカのインテリ白人に共通したものではないでしょうか。
最後に
因みに外務省のHPで、旭日旗の由来などの正確な情報発信を実現させた参院自民党の山田宏副幹事長は、”旭日旗への侮辱は、日本国家への侮辱と同じ。昔なら戦争になりかねない事態だ。文政権は(経済低迷やスキャンダルで)断末魔に近い。そこで、「旭日旗」で日本を挑発し.韓国世論の目を外に向けさせる意図もあるのでは。わが国は冷静かつ厳重に抗議した上で、改めて旭日旗が国際社会に認められている事を、堂々と発信し続けるべきだ”と語る。
一方、韓国による五輪妨害は旭日旗だけではなく、”東京五輪=放射能五輪”などと宣伝している。
ジャーナリストの有本香氏は、”韓国政府は、東京五輪で日本が韓国選手団に提供する食事は不安だと、自分たちで食材を輸送すると主張している。もはや、韓国国内で「反日」が娯楽となっている。一連の執拗な嫌がらせに、日本側としてはまともに相手にするのもバカバカしいが。はね付けるべき時は、はね付ける必要がある”と語っている。
”日本には日の丸があるのに、何故旭日旗を掲げるの?少し配慮が足りないんじゃない?”との韓国側の冷静な意見もある。その一方で、韓国ボイコットの意見もあるが、日本にとっては、ボイコットしてくれた方がずっと助かるのだが。
でもどう贔屓目に見ても、日本の言い分に少し分があるとも思うんですが、皆さんはどう思いでしょうか?
日韓併合の旗にしか見えないけど
本当に反日なら
日の丸と太極を掛け合わせたような
太極旗作るんかな?
と中国も言ってます。
韓国にとって戦争は過去のものではないんですよ。悲しい民族です。
自国の国旗を見て、他国の国旗を判断しろって言いたいです。
全く悲しい生き物です。
反日教育を受けてきた世代が欧米に向けて過去の日本のあることないこと言うから、欧米人にまで日本が誤解されてしまう。本当に腹立たしい。
日の丸の旗も極日旗も日本人の誇りです。
外野席の国々に干渉されたくはありません。
韓国の反日と中国の反日は別個に考えるべきですね。しかし、韓国は日本の植民地支配による恩恵の方がずっと大きかった。
ぶっちゃけ、日本も多少は悪い事してる訳で、でもこれ以上譲歩すべきではないし、アメリカにも堂々とNOと言える先進国でありたいですね。
示唆してるみたいですが
韓国は侵略だとか
精神的苦痛だと喚くけど
日本が言うセリフだよ
こっちが望む所ですね。
北朝鮮や中国にとっても
こっちの方がやりやすいかもです。