北欧美女が押入れの中に？〜真夜中の訪問者､その４６

　”いい女はいい女”(Click)で紹介した､マルチダ•メイがとうとう夢に出てきた。今まで夢に出てきた中で､ダントツの美人だった。
　というのは全くの嘘でして(笑)・・・
　彼女に非常に良く似た､長身のモデル風の北欧美女が夢に出てきたのだ。すっごい美人でしたな。

高級ホテルと北欧美女

　舞台は､外国の要人が集まる超高級なホテルだった。
　私は何らかのパーティーに招待されてるらしく､各国の要人や政治家たちと一緒だった。
　豪華な作りのホテル内をじろじろと眺めてると､黒いサテン風のドレスを羽織った長身の美女が､魅惑的な表情で近付いて来るではないか。そして､流暢な言葉で何かを囁く。
　私には､何を喋ったのか判らなかった。

　しかし彼女の瞳を見れば､何を要求してるかは容易に想像できた。
　私はホテルのフロントに行き､部屋を予約した。そしてその部屋に､先に行くよう彼女に片言の英語で囁いた。

　私は用が済むと､予約した部屋に向かった。しかし､その部屋はホテル内にはなかった。
　何とホテルから少し離れた所にあるという。慌ててタクシーを呼んで､部屋番号を教え､そこへ向かった。
　南イタリア風の平屋ばかりの辺鄙な田舎町だったろうか。タクシーの運転手はある貧相な小屋の前で車を止めた。
　何とその部屋というのが､小屋の中のそれも狭い押入れの中だという。

　私はキレた。
　”あの女〜オレを騙しやがって､それもこんな辺鄙なド田舎の､それも狭い押し入れの中にオレを詰め込もうって魂胆なのか？”
　ああ〜日本は､いや日本人は世界でも相当に舐められたもんだなと､私は言葉を失った。

　するとその時､押入れの中から､何とあの黒いドレスの美女が現れたではないか。
　確かに､ホテルで出会った女だ。
　スレンダーで華奢な肢体は､崇高な芸術いや完璧無比な彫像を思わせた。
　決してグラマーではなかったが､十分すぎるほどに官能的だった。
　女は片言の日本語で､”ゴメンネ､でもこの方が興奮するでしょ？”と囁いた。

　性欲は場所を選ばない

　｢脂肪の塊｣(モーパッサン)の言葉じゃないが､”目的は手段を正当化する”のだ。
　私はこの女が大好きになった。知能の高い女は､これだからやめられない。
　あまりに興奮しすぎて､いや興奮の純度が高すぎて､狭い押入れの中での激しい淫行の詳細は､殆ど覚えていない。
　ただ､彼女の澄んだ可憐な黒い瞳と高い知性を具現する優雅な口元が､非常に印象的だった。

最後に〜短くもはかない夢

　あっという間の凄く短い夢だった。こうして書いてる内に､全てを忘れそうになる程の儚い夢だった。
　マルチダ•メイに似てるといったが､直感でそう思っただけで､2度目に見た時は､オルガ•キュリレンコ(写真)にも似てるようだった。
　まるで夢のような夢だったが､ホントあっという間だった。

　でも､何故こんな夢を見るのだろう？

　前回は､｢2ガンズ｣という映画を見た影響で”親父狩り”(Click)の夢を見たが。
　そう言えば､今回の夢は｢脂肪の塊｣のブログを書いてる内に､頭の中で強くそのイメージが膨らんだのだろうか？
　でもデブ娼婦のエリザベートとは､似ても似つかない北欧美女だ。勿論､最初は高級コールガールだと思った。実際､そうだったかもしれない。
　しかし､自らの妖艶な肢体を武器に､一人でも強かに生き抜いていこうとする女は､高い知性と卓越した美貌を必要とするのだろうか。

　彼女たちだって生身の女である。ストレスや性欲のはけ口は､一般女性よりも激しい筈だ。美女が男を喰い漁っても､文句は言えまい。
　結局､私は夢の中で､美女の餌にされただけなのかもしれない。でもこんな夢なら､何時でも悦んで美女の餌になりたいもんだ。